2018年07月19日更新
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(株)保育所 ひまわり 対談取材記事

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新しい時代を担う人になってほしい──
人として大切なことを教える愛ある教育

川崎 認定保育園

石井式漢字教育 リトミック♪ 体操

株式会社 保育所 ひまわり

代表取締役 小倉 世津子

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─略歴

「育児は『育自』── 日々、子どもと向き合い 学ぶ人生を生きたい」

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─人ページ写真

「一生、働いていたいという想いがある」。現在、74歳の教育者はそう生き生きと話した。さらに、「子どもから日々、学んでいます」と続けた。

「育児は育自」とは、よく聞く言葉だ。子育てとは常に手探りであり、愛するが故に悩み、迷いながら、子どもと向き合う。

子育てをしながら、親も日々、成長するのだ。そのことを、自身も働く母親だったから理解している。

そして教育者となった今、働く母親を支えながら、子どもたちの秘めたる能力に驚き、無限の可能性を前に、小さな芽を伸ばそうと奮闘する。現役で働く限り「育自」は続いていく──

それが小倉世津子さんの生き方だ。


【足跡】 学習塾を経営し、その後一般企業で支社長を務めるなど、自身が働き続けてきた経験から、働く女性を応援したいと思い立ち、『保育所 ひまわり』の開所に踏み切った。好きな言葉は、「人間の美しさとは使命に燃えて生きるなかにある」。


仕事と家庭の両立、希薄化する人間関係──子育てに悩む母親は多い。そんな母親たちの味方になりたいとの想いで小倉社長が開所した保育所が、『ひまわり』だ。石井式漢字教育を採用した漢字の読み書きや算数を指導し、リトミックでリズム感を養い、音楽を通じた情操教育を行う。2014年からは学童保育もスタートさせる同所を、穂積隆信氏が訪問した。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─対談

穂積 子どもたちが集まって何かしていますね。みんな何をしているのかな?

小倉 学習をする時間なんです。

穂積 随分早くから勉強するのですね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

小倉 当所では、0歳の時から学習する習慣を身に付けるよう教えているんです。漢字や美しく正しい日本語にふれる機会を早くからつくることが大切で、2歳、3歳から始めた子とは差が出ますね。

立石 私共では乳幼児期における言葉の教育こそが知能などの能力を大きく伸ばす鍵となるとの考えによる言語教育「石井式漢字教育」を採り入れているんです。また、算数学習も行っており、たとえば掛け算では12の段まで取り入れています。毎日、学習に取り組む保育所は珍しいと思いますね。

穂積 なるほど。毎日繰り返すことで学習することを習慣付けるわけですね。これはもう、“小倉式”と言えそうです。

小倉 (笑)。幼稚園を運営する知人が、漢字学習に取り組んでおりまして。子どもたちの言葉の能力を最大限に伸ばすには漢字の学習が良いと聞いて、見学に行ったんです。熱心に学習する子どもたちの姿を見て、「これだ!」と思って当所でも始めたんですよ。

穂積 これくらいの歳の子たちは落ち着きがないものでしょう。しかし、みんな熱心に学んでいますね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

小倉 ええ、ただ集中力があるかないかで多少、差が出ます。やはり落ち着いて集中することができる子は、覚えるのが速いですね。逆に言えば、漢字学習に取り組むことで、集中力が身に付きます。その集中力こそが、何に取り組む上でも大切な能力となるのですよ。そして、漢字学習で最も大切なのは、“積み重ね”なんです。ここで学び、家でも学ぶ、それが理想ですね。そう考えると、習得の差とは環境の差と言えるでしょう。

立石 私も環境はとても大切だと考えています。毎日、こつこつ継続することで体感的に覚えていくものですが、そのためにはやはり積み重ねが大切で、それができる環境を子どもたちのために整えてあげるのが私たち、そして保護者の方の務めでしょうね。

穂積 保護者の方のご理解も必要だ、と。

小倉 漢字学習では漢字の絵本を使っており、子どもたちには持ち帰らせているんです。1回でいいので、毎日、ご自宅で一緒に読んであげてほしいのですよ。家でも読んでいる子とそうでない子とではその差が歴然で、家庭環境が幼児教育に及ぼす影響は大きいと感じますね。

穂積 他にはどういった取り組みを?

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真
▲毎日、学習の最後に子どもたちが読む
「新しい時代」(ひまわり訓)

小倉 リトミックを採り入れて、リズムに合わせて身体を動かし、大きくて綺麗な声を出し、音感やリズム感、ハーモニー感を育んでいます。また火曜日と水曜日には体操の先生にも来ていただいており、健康で丈夫な身体づくりにも取り組んでいますね。

穂積 文武両道だ。それにしても、子どもたちの規律の取れた行動には驚かされます。

立石 毎日の生活の中でしつけを行い、規律を守る大切さを教えているんです。子どもの要求を全部受け入れてしまうのは良くありませんで、当たり前のことを乳幼児期からきちんと教えることが、子どもたちの為になります。難しいことですが、手を掛けすぎるのもいけません。たとえば靴を脱がせてもらえるまでじっと待つ子がいますが、当所では保護者の方に手伝いたいのを我慢していただいて、子どもたちが自分でできるよう促しています。真の愛情とは、手を掛けることではなく、“心”を掛けること。見守られていることを子どもたちが感じられる教育が理想です。

耳田 「三つ子の魂百まで」と言いますが、就学前までの一番大切な乳幼児期をお預かりしているのですから、人生を歩む上での基盤を愛情を持って育んでいけたらと思っています。

小倉 小さいからと子どもの言うがままに聞くのではなく、事の善悪をきちんと伝えることも必要ですね。イヤイヤ期にも、きちんと良いこと悪いことを教えるよう当所では伝えています。

穂積 就学後も継続して子どもたちにそうした教育を与えてあげたいものです。

小倉 2014年春から学童保育を始めます。見守ってきた子どもたちですから、手放せないじゃないですか。次代を担えるような力強い人に育てる、そのために教育に携わり続けたいんです。

穂積 是非そうしていただきたいです。貴重なお話を、ありがとうございました。

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▲対談には、小倉社長の息女で専務取締役を務める耳田(小倉)英恵さん、立石泰子さんもご参加下さった

子どもを預かるということの責任

「遅くなって、ごめんね」──仕事が長引き、お迎えが遅れた母親が子どもにそう謝る。その姿を見て、「子どもに謝らないで」と諭すという小倉社長。両親が頑張る後ろ姿を見せることが子どもたちの成長につながるのだから、働くことに負い目を感じる必要はない、という考えなのだ。

そんな社長も、かつては外で働く母親だった。自身の経験から、働く母親をサポートするために始めた『保育所 ひまわり』は今、子どもを安心して預けられる場所である以上の役割を担っている。子どもの吸収力の高さや乳幼児期の教育の重要性を踏まえた学習指導は、就学して以降、子どもたちを助けるものだ。子どもを預かっているその時間を、子どもたちにとって有意義なものとすることが、教育者としての務め。そう見定めているからこその理想的な教育環境が『保育所 ひまわり』には整っている。

対談を終えて

「保育園と言えば、子どもたちが思うがままに走り回り、先生の声も届かない、そんなイメージがありました。ですから、驚きましたね。『ひまわり』さんの子どもたちは、きちんと座って先生のほうを向き、話に耳を傾け、お勉強までしていました。私がみんなの前に立った時にも、真っ直ぐにこちらを見て話を聞く姿勢を取ってくれたんです。小倉社長をはじめとするみなさんの教育が、きちんと行き届いている証ですね」(穂積 隆信さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 保育所 ひまわり

住  所

神奈川県川崎市幸区小倉1-14-9

代表者名

代表取締役 小倉 世津子

掲載誌

トップフォーラム  2014年1月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『トップフォーラム』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。