真っ直ぐな想いを乗せた歌声で
心を揺さぶるメロディーを届ける
ファーストシングル
故郷ごころ
C/W 大垣愛の街
地域に根差し、10年以上にわたって歌好きの地元住民から愛されている『さよこカラオケ3・4・5』。皆で楽しめるカラオケ店と、成長を実感できるカラオケ教室を展開しており、多くの顧客・生徒で賑わっている。人気の秘訣の一つが店舗を運営する星さよこさんの圧倒的な歌唱力で、2013年1月にはプロデビューも果たしたほどだ。ダンカンさんが星さんのもとを訪ね、お話を伺った。
ダンカン 星さんは、今年1月に「故郷ごころ/大垣愛の街」をリリースし、プロデビューされたと伺い、本日は楽しみに参りました。星さんは昔から歌がお好きだったのですか。
星 はい。幼少のころから食事よりも歌が好きで(笑)、父からもらったテープレコーダーに音源を録音してはそれに合わせて歌っていました。遠足や発表会など、人前で歌を披露することも多かったですね。けれど、それも子ども時代の話。社会人になってからは、実際に歌を仕事にすることなど、夢にも思っていませんでした。
ダンカン そうなのですか。私はてっきり、ずっと夢に向かって歩んでこられたのかと思っていました。
星 実は歌にかかわる仕事をするようになったのは、大病を患ったことがきっかけなんです。私の半生を少しお話ししますと、私は学業修了後にバスガイドになって旅をしながら乗客の皆様に歌を披露することが夢だったんですね。しかし、厳格な父から寮生活を反対されて諦め、父の勧めで大手企業の経理事務に就いていました。そして4年ほど勤めた後、結婚を機に退社し、それからは専業主婦として家事と育児に専念してきたのです。そんな歌とは縁遠い日々を送っていたのですが、結婚して15年目に重篤な病が発覚しまして。それを知った父が、私の夫に「どうか、あの子に好きなことをやらせてあげてほしい」と頼んでくれたのです。それで、好きな歌を仕事にしようと思い、今から13年ほど前に当店を開業しました。
ダンカン お父様はきっと、星さんの夢に反対してきたことをずっと気にかけておられたのでしょうね。とても素敵なお父様です。
星 ありがとうございます。私もずっと父が大好きで、結婚してから30年以上になりますが、未だに会えば私のことを子ども扱いするんですよ(笑)。
ダンカン 微笑ましいですね。オープンされてから、体調も良好ですか。
星 はい。お陰様で健康です。オープンした当初はカラオケ店だけでしたが、お客様から「歌を教えてほしい」という声を多く頂戴するようになり、歌のレッスンも手掛けるようになりました。今日を迎えるまでは決して良いことばかりではなく、辛いこともありましたが、多くのお客様・生徒さんに恵まれ、支えられてきました。この店を続けられているのも、私が歌手としてデビューできたのも、家族をはじめ周囲の人に助けられてきたお陰だと、本当に感謝しています。
ダンカン そうした周囲への感謝や想いが込められているからこそ、星さんの歌は人の心に響くのでしょうね。お話も尽きませんが、最後に今後の抱負を。
星 今は歌手活動で地方のキャンペーンが多く、とても忙しい日々を送っていますが、店のお客様や教室の生徒さんもずっと変わらず大切にしていきたいと思っていますので、スケジュールを上手く調整しながら頑張っていきたいですね。そしてこれからも私らしく、歌を通じて多くの人に元気を届けられたら嬉しく思います。
「お話を伺う中で、星さんの歌に懸ける真っ直ぐな想いが伝わってきました。星さんの歌は、喜怒哀楽の感情を宿した、人生賛歌だと感じます。これからもお身体を大事に、活躍を続けて下さい!」(ダンカンさん・談)
名 称 |
さよこカラオケ3・4・5 |
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住 所 |
岐阜県大垣市静里町1487-1 |
代表者名 |
星 さよこ |
掲載誌 |
リーダーズ・アイ 2013年10月号 |
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