九州の未来と人々の幸せのため
よりよい地域づくりに奔走
九州にてローカルシンクタンクとして、行政計画のサポートに尽力している『九州みらい研究所』。同社を経営する福田社長は、九州をよりよい地域にするために奔走し、活躍の場を広げているという。地域を思う情熱に溢れた社長に、タレントの布川敏和氏がインタビューを行った。
布川 はじめに、福田社長の歩みから伺います。
福田 鹿児島県出身です。学業修了後は建設会社に就職。30代になってからは建設コンサルティング会社へ転身し、経験とノウハウを培ってきました。もともと40歳までに独立すると決めていたので、その会社で10年間の期限を自ら課し、周囲のご協力もあり39歳で独立。その後は活動拠点を熊本県に移し、2005年弊社の前身となる『熊本みらい研究所』を設立したのです。熊本県での実績がなかったため、3年ほどは下請けの仕事をしながら、企画書を提案する日々が続きました。その後、地道に実績を積み重ねて2009年6月1日に『九州みらい研究所』へ社名変更し、現在に至ります。
布川 どのような業務を手掛けておられるのでしょう。
福田 主にローカルシンクタンクとして、行政の計画をサポートしております。総合まちづくり計画、環境、福祉保健、情報・調査・分析、職業訓練・教育事業と、5つの部門のコンサルティング業務に取り組んでいるんですよ。近年は福祉関係のご依頼が非常に多くなっており、業務全体の半分以上の割合を占めております。具体例を申し上げると、高齢者福祉や子育て支援といった住民生活に直結する項目のアンケート調査を行い、自治体の職員の方々と一緒に計画を策定しています。自治体の重要な計画に携わっていると思うと責任を感じますね。
布川 けれど、大きな達成感を得られるお仕事でもありますね。
福田 ええ。一緒にお仕事をさせていただいた担当の方からお礼を言われた時はとても嬉しいですし、次の年に新たなお仕事を頂戴することもあるので、本当にありがたいですね。また、九州の様々な自治体で活動をさせていただいておりますので、地域に深くかかわることができ、今まで知らなかったことや、新たな発見も多いです。
布川 スケールの大きなお仕事ですから、人材育成も難しいのではないですか。
福田 手掛ける分野は多岐にわたりますが、基本的な仕事の仕方は同じなんです。一緒に仕事をしながら、その都度社員には専門知識を覚えてもらっており、苦労をしながらもやり甲斐を感じてくれているんですよ。
布川 では最後に、今後の展望を。
福田 現在、熊本の他4カ所で営業所を構えていますが、今後もさらに増やし、今以上に仕事を充実させたいですね。そして各地域で雇用を創出し、地域活性化へつなげたいと思っております。そうして社員たちが「当社に勤めてよかった」と感じ、物心両面の幸福を追求できる会社づくりを目指します。
布川 これからも頑張って下さい。
名 称 |
株式会社 九州みらい研究所 |
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住 所 |
熊本県熊本市東区健軍4丁目13番2号 |
代表者名 |
代表取締役 福田 博 |
U R L |
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掲載誌 |
リーダーズ・アイ 2013年5月号 |
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