月刊経営情報雑誌「マスターズ（MASTERS）」（国際通信社）、「アンカー（ANCHOR）」（報道通信社）、「センチュリー（CENTURY）」（USPマネジメント）対談取材記事掲載の経営者が参加する国際通信社グループ運営の異業種ネット

穂積　設立までの歩みから伺います。

宇根　もともと車やバイクが好きで、とりわけ高級輸入車にあこがれを持っていました。学業修了後は輸入車を専門とする販売会社に就職、14年間営業職の経験を積んできました。営業では経営者の方などと接する機会が多く、次第に自らも起業したいという思いが強くなり、昨年12月に当社を立ち上げたのです。

穂積　では現在も、輸入車の販売を？

宇根　輸入車の取り扱いは多いですが、あらゆるお客様の要望に対応するため、国内外を問わず軽自動車やトラックなど、様々な車種を取り揃えております。ウェブサイト上に販売車の写真を展示しており、お客様からの問い合わせを受けてから、打ち合わせを行っています。また、ショールームを持つ同業者へ車を卸す業界内トレードも手掛けているのです。

穂積　仕事をする上で心がけておられることは何でしょうか。

宇根　ただ車を売るのではなく、その後のメンテナンスも承るなど、丁寧なフォローアップに取り組むことです。マンツーマンで親身にサポートし、車のことなら何でもご相談いただけるお客様一人ひとりのコンシェルジュであることを心がけ、付加価値の高い仕事を目指しています。また、売買をする以上はたとえ同業者であっても大事なお客様だという気持ちで、常に快い対応を意識しています。卸については、確かな目利きで車を提供するだけでなく、その車のアピールポイントも伝えるなど、販売コンサルタントの役割も担うよう努めているのですよ。

穂積　今後の目標は何でしょうか。

宇根　自ら目利きして選び抜いた車を在庫展示・販売することです。また近々に、人材確保と育成にも着手したいですね。自分自身が「車屋」であり、「お客様に生かされている」という高い意識を持った「プロ職業人」を育てていきたい。そしてお客様にスタッフのファンになっていただければ嬉しいですね。たくさんの「ありがとう」の言葉をいただけるよう邁進していきます。