2023年02月13日更新
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医療法人社団 徳倫会 西村歯科クリニック 対談取材記事

名刺

「歯科治療は地域医療の最たるものですから
住民との強固な信頼関係は欠かせません」

医療法人社団 徳倫会 西村歯科クリニック

理事長 西村 倫雄

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─略歴

2000年の開業以来、誠心誠意の姿勢で歯科診療を続ける『西村歯科クリニック』。2012年に医療法人を立ち上げて以降は、特に人材育成に力を注いでいる。その中で「まずは保険診療を確実に行える技術と知識をしっかりと身に付けることが大前提」だと語る西村理事長は、正しい歯科の在り方を模索し続ける人物だ。加納竜氏が同クリニックを訪問し、理事長にお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─対談

加納 西村理事長の歩みから。

西村 『神奈川歯科大学』への進学を機に、地元・兵庫を離れこちらに来ました。卒業後は、独立を目指して他所で約4年間経験を積ませていただき、2000年に開業。当時、私はまだ28歳でした。

加納 ほう、若くして独立されたのですね。

西村 修業時代に、技術とスピード、そして患者さんへの対応などをしっかりと学び、絶対に他所には負けないという自信がありましたから。とは言え開業時には、若さゆえの不安もなくはなかった。そこで、若い自分が患者さんから信頼を得るためにはどうすれば良いのかを考えたんです。

加納 いったいどうされたのでしょう。

西村 それまでよりもさらに誠意を持って、患者さんと向かい合うことを大切にしました。まずは患者さんの歯の状態や治療にかかる費用について、分かりやすくしっかりとご説明する。そして行うべき治療について話し、幾つか治療法を提示した上で、患者さんご自身に治療方法を選んでもらいます。つまり選択肢をご用意したんです。

加納 私が知っている歯医者さんは、勝手にどんどんと治療を進めますが……。

西村 そもそも歯科治療には、保険適用のものもあれば自費治療もあるでしょう。そのどちらを選ぶかは患者さんの意思を尊重したいと考えたんです。それに沿って私共は専門医として最大限の努力をすべきだと思っています。お陰様で地域の方々の支持を受け、今年4月には法人化を遂げることができました。

加納 それはおめでとうございます。

西村 ちょうどそのころから、若手の育成に力を注ぎ始めましてね。お陰様で素晴らしい人材を得られました。2人共『神奈川歯科大学』の後輩。彼らなら歯科の将来を背負ってくれると信じています。

加納 有望な人材を得られたようですね。指導面では、どのような点を大切に?

西村 まずは、基礎的なこと──つまり保険診療を確実に行える、知識と技術を磨いてもらうことです。間違っても、保険適用外の最先端治療ばかり行うような歯科医にはなってほしくない。もっとも、そんな志の浅い彼らではないのでその点は安心しています。そうして基礎を磨いた暁には、個々の目標などに応じて自分の考えを培い、彼らがまた新たな人材を育ててつながりを広げてくれれば。複雑化を極める歯科医療の世界を、もっと分かりやすいものに変えてくれるのでは、と期待しています。

加納 今後の方針としては?

西村 地域の皆さんが健康な歯で幸せな生活を送れるように、益々定期的なメンテナンスによる予防歯科に力を注ぎたい。そのためにも信頼関係をより強固にし、地域の方々と末永いお付き合いを続けられるように、頑張りたいですね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▲西村理事長が期待を寄せる井口哲(写真左端)、中田基(写真右端)両歯科医師と共に

対談を終えて

「スタッフ曰く、西村理事長は開業当初、地域のご家庭を一軒一軒、挨拶に回られたとか。また、治療の際には患者さん皆が安心感を抱くような説明に徹しているそう。それらは、理事長が地域医療に携わる人間として在るべき姿を、貫いておられることの表れですね。陰ながら応援していますよ!」(加納 竜さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

医療法人社団 徳倫会 西村歯科クリニック

住  所

神奈川県横浜市南区堀の内町1-1-6 MNビル1F

代表者名

理事長 西村 倫雄

掲載誌

ザ・ヒューマン  2012年9月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。