2023年02月13日更新
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山内建築/おおだこや 対談取材記事

名刺
動画

“住”と“食”に関わる二事業を通じて
人を元気に、地域を守り立てたい

山内建築
おおだこや

代表 山内 和幸

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─略歴

総合リフォーム業を手掛ける『山内建築』、そして油で揚げるたこ焼きを販売する『おおだこや』。“住”と“食”の分野で地元に根差して事業を展開するのは、地元出身の山内代表だ。本日は、渡嘉敷勝男氏が社長のもとを訪問し、お話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─対談

渡嘉敷 建築業と飲食業を手掛けておいでだそうで、異業種を同時に手掛けることになられた経緯は?

山内 高校卒業後、建築業を営むおじの下で働き始め、8年の修業期間を経て、2006年に独立しました。元請会社から現場を預かる形で、一般住宅を対象とした総合リフォーム業を営んでいます。一方、飲食業の方は『おおだこや』を4月にオープンしたばかり。実は高校時代の部活動の後輩が、「独立してたこ焼き店を開きたいので援助してくれないか」ともちかけてきたのがきっかけなんです。最初は断ったのですが、リスクマネージメントのためにも事業柱は幾つかあった方がいいと言いますし、全く別の分野に着手してみようかと考えるようになりましてね。そこで、店を私がつくって、その後輩に店長を務めてもらうことにしたのです。後輩の勤め先の方からも、彼が良い仕事をすると聞き、「ならば彼に店を託してみよう」と店を始めました。その後輩と一緒だった部活動というのが、マーチングバンド部でして。実は、私は今も少年団バンドの指導をしているんですね。そのバンドの拠点が、ここ笠間市。後輩も少年団の活動に参加してくれており、学生時代からの気心の知れた仲間ですから、その点でも安心して店を任せています。

渡嘉敷 貴店ではどういったたこ焼きを?

山内 当店のたこ焼きは油で揚げるタイプのものでして、外はカリッとしていて中はトロリ。照り焼きソースや塩だれでお出ししており、美味しいですよ。どうぞ、召し上がって下さい。

渡嘉敷 (試食して)油で揚げるたこ焼きは、初めてなのですが……おやつのようですね。サクサクした食感で、いくらでも食べられそうです。

山内 そうでしょう。私も、これは間違いなく受けるだろうと確信したのです。お客様からの評判も上々です。

渡嘉敷 美味しいですから、今後、店はもっと忙しくなるでしょう。スタッフの皆さんにも頑張ってもらわねばなりませんね。

山内 私は頭ごなしにものを言うタイプではなく、最終的な責任は私が負いますが基本的に放任主義なんです。個々がしっかり持ち場を守ってくれているので、安心して任せられますね。

渡嘉敷 今後は、どのような展開を?

山内 建築業では新卒者を採用し、あらゆる業務を担えるオールマイティな人材を育てたいと考えています。そして『おおだこや』に関しては店舗展開を考えています。建築業も飲食業も、厳しい時代を迎えていますが、柔軟な姿勢を持ち、先々を見据えて根気よく事業を継続していけば、良い時代がやってくるでしょう。そうして事業基盤を固めたら、雇用の場を創出したいですね。地元の後輩たちを採用することで、故郷の役に立ちたい。経営者となった以上、事業を通じて地域を守り立てたいですから。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

対談を終えて

「部活動で培った人間関係は一生ものです。フィールドは変わっても、その関係は変わりません。山内代表と店長は、かつて共に汗水垂らした仲間ならではの絆で、店を人気店にしていかれるでしょう」(渡嘉敷 勝男さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

山内建築

住  所

茨城県常陸大宮市上村田1498-11

代表者名

代表 山内 和幸

名  称

おおだこや

住  所

茨城県笠間市住吉字細谷1364-1

掲載誌

ザ・ヒューマン  2012年7月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。