■マスターズ 2017年10月号 対談記事
失敗を恐れず挑戦する心を大事に、
お客様が満足する電気工事を
斎藤 まずは高宮社長の歩みから。
高宮 島根県松江で生まれ育ち、学業修了後は『中国電力』に入社しました。そして10年ほど同社に勤務していたのですが、25歳の時に大腸癌を患いまして……。生死を彷徨い、もう長くないのならば今後は好きなように生きていこうと、独立を果たしたのです。
斎藤 それは大変でしたね……。その後、ご病気は回復されたのですか。
高宮 お陰様でなんとか治りました。大変な時期を過ごしましたが、そのような時に独立できたのは、当時看護師だった妻が支えてくれたから。「私が養えるから好きにしたら良いよ」と背中を押してくれたのですよ。それで、個人事業主として住宅関係の電気の仕事をスタート。8年ほど仕事を続け、2010年には法人化も果たし、現在は電気・通信・空調・リフォームなどの工事を行っています。
斎藤 お仕事をする中で、拘っておられることはありますか。
高宮 人間関係を大事に仕事を行い、お客様のご依頼に迅速かつ誠実に応えることに拘っています。「温水器の調子が悪い」「太陽光発電を考えているんだけど、どうだろう」といったご依頼・ご相談があれば、365日いつでも駆け付け、誠心誠意応えるよう心がけていますよ。その点は後進のスタッフにも大事にしてほしいと、徹底して指導しています。
斎藤 最後に、今後の展望をお願いします。
高宮 私は成功する人は、人の2倍失敗し、そこから多くを学び取ると考えています。だから私も失敗を恐れず、太陽光発電事業など、人と違うこと、新しいこと、誰もやらないことにチャレンジしてきました。これからもそうした挑戦心を大事にすると共に、お客様にご満足いただける良質な仕事を行い、地域の皆さんに愛される会社として当社を育てていく所存です。
名 称 | 株式会社 高宮電気 |
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住 所 |
島根県松江市東津田町1212番地16 |
代表者名 |
代表取締役社長 高宮 智仁 |
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掲載誌 | マスターズ 2017年10月号 |
本記事の内容は、月刊経営情報誌『マスターズ(Master’s)』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。
■ザ・ヒューマン 2012年7月号 対談記事
クオリティに対する徹底したこだわりが
顧客満足度を高める電気工事を生む
電気工事・通信工事
空調工事・リフォーム工事
【足跡】 地元・島根出身。工業高校卒業後、電力会社に入社。25歳の時に大腸ガンの宣告を受けて死も覚悟するが、2年の闘病生活に打ち克ち、復職を果たす。大病を患ったのを機に人生観が大きく変わり、独立を決意。現場で地道に経験を積み、2010年には法人化を果たす。以後、太陽光発電関連の施工にも意欲的に取り組んでいる。
電気・通信・空調工事及び、それらに付随するリフォーム工事を手掛ける『高宮電気』。顧客第一主義を貫く高宮社長は、数多くの現場で磨き上げた高い技術力を武器に、最善の施工を全うしている。現在は、特に太陽光発電関連の分野に注力。現場における真摯な姿勢で、数多くの支持を集めている。
石橋 社長が独立されたのはお幾つの時?
高宮(智) 28歳です。それまで私は電力会社に勤めていたのですが、25歳の時、大腸ガンを宣告されまして……。治るかどうかは五分五分だと言われ、死も覚悟しました。2年間の闘病生活の末、幸いにも病を克服することができ、無事復職もできましたが、死と向き合ったことで人生観がガラッと変わり、「一度きりの人生なら好きに生きよう」と、独立を決意したんです。
石橋 まさに、人生の岐路だと言えますね。
高宮(智) そうなんです。ただ、民間の電気工事は未経験だったため、周囲の猛反対を押し切っての起業となりました。もちろん、私自身も現実は相当厳しいという覚悟の上での決断でした。だからこそ、毎日懸命でしたね。日雇いだったり、同業者の応援からのスタート。体力的に相当きつかったですが、そうした日々を送る中で活路を見出すことができたんです。お陰様で、2010年に法人化を果たすことができましたが、それも『エネルギア・ライフ アクセス』さんから「太陽光発電の工事をしないか」と、声をかけてもらえたからこそなんです。
石橋 それだけの信頼が得られた要因は、何だと思われますか。
高宮(智) お客様のことを第一に、真面目な仕事に徹してきたことに尽きます。工事の精度やクオリティには徹底的にこだわり、常に最善を追求してきたんです。
高宮(和) 声が掛かれば夜中でも現場に駆け付けていましたし、大晦日にお電話をいただき、仕事をしながら年を越したこともありましたね(笑)。
高宮(智) 私が行くだけで安心してもらえますし、お客様あってこその『高宮電気』ですから。技術は持っていて当たり前。サービス業を意識した対応を心掛けていますね。お客様から長くお付き合いしてもらえるような工事とサービスで、同業他社と差別化を図ろうと考えています。現在、当社は5人体制ですが、従業員たちにもこまめに声を掛けて、お客様に真摯な姿勢で向き合うようにと話していますし、今後も地道な努力で信頼を築いていくつもりです。
石橋 最後に、今後の展望を。
高宮(智) 電気工事、中でも太陽光発電の分野は日進月歩で、これから一般家庭用、産業用共にさらなる普及が期待できます。メーカー各社に対応できる体制を一層固め、そのための力もしっかりと備えていきたいと思います。同時に、独自ブランドを確立する予定。お客様から選ばれる企業となるべく、これからも突き進んでいきますよ。
▲高宮智仁社長にとって公私共に最高のパートナーである、奥様の高宮和美専務取締役も対談に参加して下さった
「看護師でもある奥様の勧めで検査を受け、正に命拾いされた高宮社長は『大病を患って良かった』と思えるようにまでなられたとか。生の重みを身を以て感じた経験をお持ちの社長だからこそ、全身全霊で仕事に打ち込めるのでしょうね」(石橋 正次さん・談)
名 称 |
株式会社 高宮電気 |
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住 所 |
【本社】 島根県松江市東津田町1212番地16 |
【出雲営業所】 島根県出雲市小山町489番地4 |
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【米子営業所】 鳥取県米子市淀江町佐陀2066番地 |
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代表者名 | 代表取締役社長 高宮 智仁 |
掲載誌 | ザ・ヒューマン 2012年7月号 |
本記事の内容は、月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。