土地の歴史をも塗り替える、
ロマンある土地開発で地域に貢献する
大沢 三島社長は不動産業界一筋に歩んでこられたのですか。
三島 ええ。学業修了後、賃貸マンションの管理業務を主とする不動産会社に勤めてノウハウを習得し、3年前に独立を果たしました。元々独立心が強いほうでしたから、感慨もひとしお。今、当社で力を入れている土地開発事業は、特に挑戦したい分野だったので、とてもやり甲斐を感じています。
大沢 設立3年で土地開発のように大きな計画を手がけておられるとは!
三島 一人で仕事をするという考えは捨てて、私は様々な業者さんと連携を取りながら事業を進めているんです。周囲と協力して利益を分配しながら、自社も潤っていく。こういった働き方が一番私に適していると思っています。現在手がけている分譲地は50区画。これも仲介業者や造成工事業者、水道工事業者の方々と進めている計画です。
大沢 まさにビッグプロジェクトですね。やり甲斐があるでしょう。
三島 それはもう(笑)。これほどの開発になると、地図をも塗り替えるスケールなんですね。これまで開発されてこなかった場所が、宅地に生まれ変わっていく様は何とも言えません。しかも、この区画に道をどう拓くかは私次第。当社の開発が土地に命を吹き込んでいるようで、とても感性が刺激される仕事だと誇りに思っています。
大沢 ロマンがありますよね。それでは最後に今後の展望をお聞かせ下さい。
三島 現在は松山市をメインに周辺の街も手がけていますが、いずれは東京などにも進出したいと思っています。私が目標とするのは事業の継続。優れた企業とは、大きな利益を上げる会社でもなく、規模の大きな会社でもなく、長く続く会社だと思うんです。長く続けることで社会に貢献していきたいですね。
名 称 |
株式会社 センシブリティ |
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住 所 |
愛媛県松山市鷹子町551-1 |
代表者名 |
代表取締役 三島 由揮 |
U R L |
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掲載誌 |
トップフォーラム 2012年7月号 |
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