2017年10月16日更新
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(株)サイバースペース 対談取材記事

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技術力と営業力の両輪を軸に
企業の発展に貢献するソフトを提案

株式会社 サイバースペース

代表取締役 大森 明治

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─略歴

■コンピューターの大きな可能性を拓く未来を見据える視点

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─人ページ写真

あらゆる顧客のニーズに応えて、オーダーメイドでソフトウェアを開発する。それが、大森社長の仕事だ。

今、社会を動かす上で、コンピューターは必須。今後もITの仕事は、決して無くならないだろう。いずれ訪れる、誰もがITを巧みに操る社会。それは、誰もが等しく機会を得られる社会でもある。

そうした将来に備えて、今すべきことは何なのかと、地域を拠点に啓蒙活動にも励む社長。コンピューターを商売のための道具としてではなく人々が共に快適に暮らすためのツールと捉える。そんな社長のような人が、輝く未来を築くのだろう。


【足跡】 愛媛県出身。学業修了後は大手ITベンダーに就職し、営業マンとして約9年間勤める。その時に培ったノウハウ、プログラミングのスキルを足がかりに個人事業主として独立。ある企業にスカウトされたことで、再び企業勤めを経験するも、2010年12月に改めて独り立ちし、翌年、『サイバースペース』を立ち上げる。社会情勢を敏感に察知し、高い意識でITの有用性を広く訴えながら、あらゆる企業の発展をサポートしている。


ソフトウェアの開発やメンテナンスを手がける『サイバースペース』。大手企業から美容室などの店舗、個人事業主に至るまで、様々な顧客のニーズに合わせてオーダーメイドでシステムをプログラミングし、事業の発展に著しく貢献している。優れたスキルと提案力で、多方面から絶大なる信頼を得る、大森社長のお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─対談

島田 まずは、大森社長の歩みからお聞かせ願えますか。

大森 社会に出て最初に就いた職は、大手ITベンダーのディーラーです。汎用機からパソコンまで幅広い製品を扱い、県内一円をまわっていました。そちらではずっと営業マンとして働いていたのですが、元々ソフトウェアのプログラミングに関心があり、技術も少なからず持ち合わせていましたので、9年ほど勤めた後に、個人で仕事を始めたのです。10年ほど続けた後、ある企業からスカウトされて再度就職したのですが、事情があって3年ほどで退職。その時の同僚から、「自分で会社を興してみては?」と背中を押されたことで、2010年の年の瀬に再び独立し、年明けに『サイバースペース』を設立した次第です。ちなみに、私に起業を勧めてくれたその同僚は、今当社で一緒に働いてくれています。

島田 現在も、ソフトウェアのプログラミングを手がけておられるのですか。

大森 ええ。お客様のニーズに合わせて、オーダーメイドで制作しています。たとえば、美容室からの依頼では顧客管理や薬剤管理のシステムなどを手がけました。依頼を寄せて下さるお客様の層は幅広く、店舗以外にも中小企業や個人事業主など。時には、大手企業の技術参画という形で動くこともあります。

島田 まさに、各企業のサポート役として幅広く活躍されているのですね。その分、責任も大きいかと思いますが。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

大森 そうですね。ソフトウェアに支障が出ると、事業そのものがストップしてしまう現場もありますから、私たちが担う責任は重大です。万が一、トラブルが発生しても1日以内に復旧させなくてはなりません。幸い、これまでに深刻な事態を招いたことはありませんが、いつ何時何が起こるか分からないので、常にバックアップ態勢は整えています。さらに、一時期はウェブ関連の改ざん事件が取り沙汰されましたが、最近ではセキュリティー技術も随分と進歩しました。実はトラブルや事件の原因は、機械よりも人為的ミスであることの方が多いんです。たとえば、顧客データの入ったCDをうっかりどこかに置き忘れてきたりだとか(苦笑)。

島田 そんな初歩的な問題なのですか。

大森 そうなんです。後は、管理者でなくても誰でも簡単にバックアップが取れるようになっているなど、セキュリティーに対する危機感の甘さ、そして一度導入したソフトを長年使い続けるなど、改善の意識の低さも問題ですね。一度痛い目に遭ってようやくその重要性に気づいたという方も少なくありません。だからこそ、セキュリティーや改善に関するご提案及び啓蒙も、当社の大切な役目だと思っています。

島田 開発される以上はセキュリティーやメンテナンスについてのノウハウも必要なのですね。ソフトウェアは大体、どれぐらいで見直せばいいのでしょう。

大森 5~7年ですね。おおよそ、それほどの周期でITを取り巻く環境は大きく変わりますから、同じソフトを使い続けていると齟齬が生じてくるんです。

島田 確かに、7年前と今とではITインフラは様変わりしましたし、私の周囲でも、パソコンを扱えない人はいなくなりました。

大森 少し前まで、限られた人しかハードもソフトも使えませんでしたが、今ではクラウドという共有サービスが誕生したことで、必要とあらば誰でも気軽にデータの一元管理が可能となり、自分の欲しい情報が世界中のどこにいてもリアルタイムで取得できる時代になったのです。従って、技術も一般的に広く開放されるようになりましたし、個人が所有するパソコンが、昔の大学の汎用機以上の性能を持つようにもなりました。

島田 情報化社会は、どんどん進んでいるのですね。これからもっと快適な社会が来るかと思うと、期待が膨らみます。

大森 ITは正しく使えば、私たちに大きな恩恵をもたらしてくれるのは間違いありません。たとえば、地方が持つ可能性の拡大。ITの発達により、場所と時間の制約が無くなったので、地方にいながらにして新しい価値を発信できます。今はまだ先駆的な企業が都会に集中していますが、これからは意識次第で地方からもどんどん洗練された企業や個人事業主が誕生するでしょう。私は、そうした変革を地域に促したいとも考えていまして、当社自身もまたそのモデルとなるべく、ここ愛媛県で頑張りますよ。

島田 それでは、最後に今後の抱負をお聞かせ下さい。

大森 私には長年の経験で培った技術力と、勤務時代に鍛え抜いた営業力があります。その両方にさらに磨きをかけることで、経営基盤をしっかりと固め、地元企業の発展に貢献していきたいですね。また、同業者も進歩していく中で勝負をかけるとなると、自社製品の開発も必須となるでしょう。全社一丸となって、ぜひ挑んでみたいと思います。

島田 本日は、ありがとうございました。

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「希望に満ちたIT社会を支えていって下さい」(ゲスト 島田 陽子)

要となるのはデジタルとアナログのバランス

IT技術者という仕事は、職人的な側面とアーティスト的な側面の両方を併せ持つ職業と言えるだろう。故に、自身のやり方に強いこだわりを持つ、という人も少なくない。しかし大森社長は、どんな時でも柔軟な思考を持つことを大切にしている。「技術者は往々にして、自身のやり方にとらわれがちですが、それはあくまで1つの手法であって、絶対の解ではないと思います」。だからこそ、よりよい提案ができるよう、日々勉強を続ける社長。そうしてお客様の状況やニーズに合わせて、随時引き出しの数を増やしておかないと、本当にお客様からの満足を得られる提案はできないと考えているからだ。

ただ、それは無闇矢鱈に知識を蓄積して、理論武装するのとは違う。ITに携わる仕事と言えど、結局相手にするのは人。デジタルに固執し過ぎると、どうしても食い違いが生まれることもある。シンプルなコミュニケーションこそが、何よりの信頼につながることもあるのだ。その点、社長は元営業マン。対話を通して、相手の想いを引き出す力にも、分かりやすく説明する力にも長けている。すなわち、デジタルとアナログのバランスが上手くとれたアプローチができることが強みなのだ。今後、いくらITの技術が進歩しようとも、いや、進歩すればするほど、そのバランスが取れた社長のような存在が求められていくに違いない。

対談を終えて

「大森社長がおっしゃるように、ここ数年間でITを取り巻く環境はすっかり変わりました。通販一つとってもラジオから始まったものが、テレビ、インターネットへと進出し、今ではスマートフォンがあれば手の平の上で簡単に行えます。もはやコンピューター無しの社会は考えられませんよね。社長なら、きっとそうした社会をより豊かにしてくれると信じています」(島田 陽子さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『トップフォーラム(Top Forum)』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 サイバースペース

住  所

愛媛県松山市萱町1丁目4-1 第1グリーンビル201号

代表者名

代表取締役 大森 明治

掲載誌

トップフォーラム  2012年6月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『トップフォーラム』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。