月刊経営情報雑誌「マスターズ（MASTERS）」（国際通信社）、「アンカー（ANCHOR）」（報道通信社）、「センチュリー（CENTURY）」（USPマネジメント）対談取材記事掲載の経営者が参加する国際通信社グループ運営の異業種ネット

大西　まずは『城南保険事務所』さんの沿革からお願いします。

高橋　当社は1967年に私の父が創業しました。父は元々タクシー会社に勤めており、工場長と保険部門を兼務し事故処理にも携わっていたんですね。その経験を活かして保険代理店として独立したのが始まりです。私は今から28年程前にこちらに入り、約11年前に代表職を引き継ぎました。

大西　40年以上事業を継続してこられた要因は、何だとお考えでしょうか。

高橋　当社ではほとんどの保険会社の商品を取り扱っており、数多ある保険の中からお客様のニーズにぴったりの商品をご提案させて頂いています。手続きの窓口は当社1社ですから、別会社の保険を組み合わせてもお客様が煩雑な手続きをされることはほとんどありません。

大西　保険は素人には難しいことも多いですから、多くの商品の中からプロに選んでもらえるのはありがたいですね。

高橋　中でも当社は企業のリスクマネージメントを得意としておりましてね。企業の保険も保険会社を統一する必要はなく、最適かつ最小の保険料になるよう、より良い保険会社を組み合わせて設計しています。しかし設計も大切ではありますが、お客様にとっては事故があったときの対応が最も気になるところでしょう。我々は代理店として、お客様の不安を取り除き、安心して頂けるよう適切な処理を行うことを重視しております。実際、年間約1,500件の事故処理を積み重ねたノウハウで、お客様に安心感を与えることができていると思います。

大西　事故はいつ起きるか分からないので、休日や深夜に連絡が入る場合もあるでしょう。

高橋　ええ。ですから私は寝るときも耳の後ろに携帯電話を置いています。保険会社の24時間システムもありますが、私の「大丈夫ですよ。安心して下さい」という声の方が安心するとお客様は言って下さいますね（笑）。

大西　今日の御社があるのは、お客様の視線に立った対応を徹底されているからなのですね。

高橋　お陰様で、これまで飛び込み営業などを一切せず、お客様からの紹介や口コミだけで新規顧客を増やしてくることができました。今後も保険代理店としての知識と経験で企業や家庭に安心をお届けしていきたいですね。

大西　私も応援しています！