のんびりと会話を交わしながら
人と人との縁をつなげられる場所
茶房 えん結び 貸室
日本庭園を眺めつつお食事やお茶が楽しめる『ごえん処 いわた』。ご縁つなぎができる場所を目指して立ち上げられた同店は、幅広い年代のお客様が様々な人との出会いを楽しんでいる。本日はそんな同店を切り盛りする手塚オーナーに俳優の村野武範氏がお話を伺った。
村野 まずは、手塚オーナーの歩みから。
手塚 私は子どものころから飲食業に興味を持っていまして、いつかはお店を開こうと思っていました。しかし、その道だけでは社会を勉強することができないと考え、学業修了後は一般企業に事務員として勤めることにしたのです。そして、結婚後は質屋や結婚式場、葬祭関係など様々な場所で経験を積み、満を持して4年ほど前に『ごえん処 いわた』を始めた次第です。この場所は以前、毛織物業を営んでいた実家でして、その中の部屋を改装してお店にしたのですよ。色々な勉強をしてきたからこそ今の私がいるわけですし、これまでに出会った方々には心から感謝しております。
村野 こちらは飲食店だと伺っていますが、『ごえん処 いわた』というお名前の由来は何でしょう。
手塚 結婚式場などに勤める中で「ご縁はつなぐもの」という思いを持つようになりました。そこで、ただ料理を提供するだけではなくご縁つなぎをする場所にしたいという気持ちから「ごえん処」としたのです。男女の出会いなどを仲介するだけではなく、お客様がお茶を飲みに来られたりお食事に来られる中でご縁をつなげていきたいと思っております。
村野 面白いコンセプトだと思います。定期的にご縁をつなげる活動などを行っておられるのでしょうか。
手塚 ええ。毎月1回「出会いの会」というのを開き、皆様の出会いを応援する場を設けております。現在は60名ほどの会員さんがいらっしゃいまして、様々な出会いを楽しんでもらっています。ただ、私は自分がご縁を結んでいるとは思っていません。あくまでも皆様それぞれに出会いを楽しんでもらい、その中で自分と合った人とご縁を結んで頂いていると思っております。
村野 お客様の年齢層とは?
手塚 茶房には小さいお子様を抱えられたお母さんや90歳ぐらいの方など、幅広い年代の方にご利用頂いております。また、各種お祝いの席や法要、夜にはお月見を楽しむ会など一組だけ予約を承っているんです。そうした中でのんびりとお話をしてもらいながら出会いを楽しんでほしいと思っております。
村野 最後に今後の抱負を。
手塚 ゆっくりとした時間を過ごせる空間であり続けたいと思います。そして、お客様に愛される店として、一日でも長く営業できれば良いですね。
ここにこだわっています
▼ご縁つなぎの場所としてオープンした『ごえん処 いわた』。同店の人気をより不動のものとしているのが手塚オーナーが作る料理だ。野菜中心に作られる料理は女性客から好評で、毎日多くの方が料理を目当てに訪れるそう。そして、その料理を介して多くの人が出会いを楽しむ場所となっている。貴方も是非、自分の舌で確かめてほしい。
「美味しい食事と様々な人との出会いが楽しめる貴重なお店だと思います。これからも地域の方に愛され続けるでしょうね」(村野 武範さん・談)
名 称 |
ごえん処 いわた |
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住 所 |
愛知県一宮市西五城用水東63番地 |
代表者名 |
オーナー 手塚 朝美 |
掲載誌 |
報道ニッポン 2011年11月号 |
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