朝からでもぺろりと食べられる
絶品ラーメンを多くの人に──
新山 『雲の上カンパニー』さんでは、ラーメン店を経営なさっているそうですね。オープンのきっかけは何でしょう。
伊藤 以前、営業マンをしていましてね。ある日、取引先のラーメン店でサラリーマンがお食事をされているのを見たんです。その方はスープを飲んだ後、とてもホッとした表情を浮かべていました。それを見た時、「ラーメン屋さんは人を幸せにする仕事をしているんだ」と思ったのが、この仕事に興味を持ったきっかけです。その後、3年ほど修業して仙台市にオープンしました。
新山 仙台市を選ばれたのは何故でしょう。
伊藤 幼馴染だった田部専務が仙台市で仕事を頑張っていたので、同じ場所で頑張りたいと思ったんです。また私の出身地で有名な喜多方ラーメンの美味しさを広めたいという気持ちがあったからですね。
新山 田部専務は、伊藤社長のお姿を見てこちらの業界に?
田部 はい。社長から色々な話を聞く中でこの仕事に魅力を感じ、社長と一緒に頑張ろうと思いました。
新山 そんなお二人が手掛けているこちらの特徴を伺っても?
田部 朝7時から開店し、お客様に朝食として召し上がっていただく「朝ラーメン」を推奨していることです。最初は「朝からラーメンはきびしいのでは?」という声もあったのですが、早朝からしっかりと仕込みをして美味しいラーメンをお届けできるよう努め続ける中で、徐々にお客様を増やすことができました。現在は、開店から10時までの3時間で100人くらいのお客様にご来店いただいているんですよ。
新山 大反響を得ているのですね。お話も尽きませんが、最後に今後の展望を。
伊藤 従業員たちにより大きなやり甲斐を感じてもらえるように、会社を成長させていきたいですね。また地域の皆様にも、「こんなお店があって良かった」と思っていただけるよう邁進し、社会貢献にも尽力していきたいです。
名 称 |
株式会社 雲の上カンパニー |
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住 所 |
宮城県仙台市青葉区落合1丁目18-10 |
対談者名 |
代表取締役 伊藤 健一郎 |
掲載誌 |
月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』 2017年6月号(発行:報道通信社) |