常にお客様に寄り添い
不動産の不安、悩みを解消
関西で不動産の買取・販売で高い実績を誇る『フォローウィンドコーポレーション』。不動産会社で16年間経験を積んだ後に独立を果たした松本社長は、不動産で様々な悩みを抱えるお客様のために、常に挑戦し続けている。本日は、社長のもとを布川敏和氏が訪れお話を伺った。
布川 松本社長の歩みから伺います。
松本 京都の出身です。高校卒業後、大阪の祖父母の家に居候する形で建築関係の営業の仕事に就きました。それから7年間は東京などでも経験を重ね、26歳の時に不動産会社に転職しました。
布川 転職されたきっかけとは?
松本 私の祖父母の家は土地は借り物で建物だけが自分の持ち物という、大阪では意外に多い「借地の持ち家」という形でした。祖父母は土地も自分たちのものにしたいと土地の持ち主と交渉していましたが、折り合いが付かずに断念しました。それを見て祖父母の思いを実現したいと思ったことが、不動産に興味を持ったきっかけなんです。転職して16年間、営業から始まり管理職、マネジメントなど色々勉強しました。そんな時に、自分の力で事業をやってみたいと思い、独立しました。税理士から司法書士まで、すべて新しく人脈を作りましたね。
布川 それは大変だったのでは?
松本 以前勤めていた会社でも新しい店舗の開発などに携わってきたので、何もないところから築き上げるのが好きなのかもしれません。ですから、あまり苦ではありませんでした。自分のモチベーションも上がりますし、そうしなければ長く続かないとも思いましたね。もちろん、前勤務先の関係者の一部の方とは今でもお付き合いはありますが、一緒に仕事をすることはありません。人を頼って人に甘えるのではなく、何もないところから積み上げていきたいという気持ちのほうが強かったんです。
布川 なるほど。では、御社の強みをお聞かせ下さい。
松本 近年空き家問題が深刻化しているので、空き家を買取させていただき、リノベーションをして販売することに力を入れているのですが、大手があまり力を入れない長屋などのような物件を狙って勝負しています。以前勤めていた会社では最終的な買取も任されていましたし、目利きには自信を持っています。ですから、色々な不動産の価値を見出して購入しています。大手不動産会社に断られて、当社に助けを求めて来られるお客様も多くいらっしゃいます。他の不動産会社で「こんなの売れません」と言われた物件を、子どもの代まで残して苦労させたくないという団塊の世代のお客様がかなり多いんですよ。そんな方たちの力になりたいと思っています。やはり、お客様の立場に立って、お客様に喜んでいただけるためのお手伝いがしたいですね。
布川 最後に、社長の夢を教えて下さい。
松本 「関西で空き家といえばフォローウィンドだ!」と言われる存在になりたいですね。少しでも多くの方の不安を解消できるような不動産会社を目指していきます。
「『他界した後になってしまいましたが、祖父母の土地は購入することができました』と語る松本社長。立派な祖父母孝行ですね。きっと、天国で喜んでくれていますよ!」(布川 敏和さん・談)
名 称 |
株式会社 フォローウィンドコーポレーション |
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住 所 |
大阪府大阪市旭区太子橋1-16-16 |
代表者名 |
代表取締役 松本 親幸 |
U R L |
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掲載誌 |
月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』 2017年4月号(発行:報道通信社) |