2024年09月03日更新
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(株)アオキ 対談取材記事

名刺
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業界内のつながりを活かして
投資用マンションの設計施工を手掛け
お客様のアドバイザーとしても活躍

株式会社 アオキ

代表取締役 青木 哲也

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』(発行:報道通信社)特別取材企画 掲載記事─略歴

「全面的にバックアップしてくれた前職の会社と
公私共に支えてくれる妻の思いに応えたい」

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』(発行:報道通信社)特別取材企画 掲載記事─人ページ写真

40代でトライアスロンをはじめ、20年経った今もなお過酷なレースに参戦し続けている青木社長。

元々は趣味でマラソンをしていたが、ケガをした時に水泳を勧められたことがきっかけでトライアスロンに移行していったという。

以来、仕事が終わればトレーニングという生活が当たり前で、ストイックにその道を追求し続けてきた。

その影には勤めていた会社の全面的なバックアップがあり、水泳のインストラクターとして、また家族として公私共に支えてくれる妻の存在があり、社長はそうした人たちの思いに応えたいという思いで走り続けてきたのだ。

今後は70代でハワイのアイアンマンレースに出場することを目標としている。


【足跡】 北海道・森町出身。子どものころからものづくりが好きで、定時制高校の建築科に通いながら、大工の修業をはじめる。卒業後は現場監督を主体にした会社に就職し、30代で前職である建築会社『テスク』に入社。30年間勤務した後、退職して『アオキ』を設立する。


投資用賃貸マンションの建築を手掛ける『テスク』で経験を積み、『アオキ』を設立した青木社長。前職と連携を図りながら、これまで培ってきたノウハウを活かした事業展開を進めている。本日は、俳優の小倉一郎氏が訪問し、社長にインタビューを行った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』(発行:報道通信社)特別取材企画 掲載記事─対談

30年間勤務した会社を退社し
独立後も良い関係を続ける

小倉 まずは、青木社長の歩みから伺います。

青木 北海道の生まれで自然が豊かな森町で伸び伸びと育ちました。子どものころは、いつも山や海で遊んでいましたね。父は酪農を手掛けていましたが器用な人で、時間があると竹で鳥かごなんかを編んでいたので、私もものづくりが好きになりました。そうした背景もあって、中学生のころには大工になりたいと思うようになり、高校に進学するよりも早く修業をはじめたいと思っていたんです。けれども学校の先生からは、それなら職人として修業をしながら、夜に学校に通えば良いと定時制高校を勧められ、その道を選択しました。

小倉 では高校進学と同時に、大工の修業もスタートされて?

青木 はい。親方のところに弟子入りして、昼間は仕事、夜は学校という生活を送っていました。夜間高校では建築を学んでいたので、卒業後は建築会社に就職して現場監督の仕事に携わるように。その後、『テスク』という建築会社に移り、30年間勤務して昨年退職しました。とは言え、今も私は『テスク』の株主であり、販売代理店を務めさせてもらっているんですよ。

小倉 『テスク』さんはどんな会社なのでしょう。

青木 賃貸経営用マンションのプランニングから設計、施工、資産管理までトータルに手掛ける企業で、その中でも特許を持っていることが強みです。

小倉 それはどのような?

青木 賃貸マンションではほとんど採用されていない「外断熱工法」を独自に開発したんです。普通はコンクリートの内側に断熱材を入れますが、外断熱は建物をくるむように、外側に断熱材を入れるという工法。「密着型」と呼ばれる非通気工法が主流ですが、『テスク』では密着型でありながら通気層を持った密着型通気工法、「ハイパール工法」を実現したんです。コップに冷たい水を入れれば結露が起こりますが、外側に空気の層を設けている魔法瓶なら結露は起こらない。そういう理屈なんですよ。外断熱なら結露が発生しないのでカビも生えない。外気温に左右されずに安定した室温を保てるので、冷暖房費を大幅に削減することができるんです。そして、結露による建物の劣化も防げるため、建物の耐久年数が長く、資産価値の高いマンションとなります。

仕事を終えた後の
トレーニングが日課

小倉 『テスク』さんとは代理店契約をされているということで、お仕事はそちらから受けていらっしゃるのでしょうか。

青木 昨年、退社する時に私が担当していたお客様100名をそのまま引き継ぎました。マンション経営なので1棟で終わりではなく、2棟、3棟と続くことがほとんどなので、そのアドバイザーも行っているんですよ。

小倉 長年お勤めされてきただけに、その辺りの連携も阿吽の呼吸なのでしょうね。実際に独立されていかがですか。

青木 もちろん苦労もありますが、充実していますよ。お陰様で8月で1期目が終わりますが、何とか黒字を維持できそうです。この調子で2期目も進んでいきたいですね。

小倉 それは何よりです。では、お仕事を離れて、気分転換として楽しまれていることはありますか。

青木 20年ほど前からトライアスロンをやっています。毎日、仕事を終えたら必ずトレーニングをしてレースに備えているんですよ。

小倉 トライアスロンをはじめられたきっかけは何だったのでしょう。

青木 元々マラソンをやっていたのですが、朝晩走り込んでいたら負荷がかかってケガをしてしまったんですね。それで鍼治療に通うようになったのですが、そちらの先生から「足首が強くなるから水泳をすると良い」と言われたんです。それでマラソンと水泳をするようになり、40歳を過ぎてからトライアスロンをはじめました。

小倉 毎日トレーニングを欠かさないというのはすごいですね。

青木 もう生活の一部分になっているんですよ。仕事仲間から飲みに誘われても、お酒に付き合うから、その後はトレーニングに付き合えって言っています(笑)。

小倉 それだけ没頭できることがあるのは良いですね。お話も尽きませんが、最後にこれからの目標をお聞かせ下さい。

青木 私は今年61歳になりますが、後10年は頑張って仕事を続けたいですね。その中で建築の仕事と、10年前から手掛けてきたアパート経営と、それからトライアスロン。この3つをバランス良く継続していければと思っています。

小倉 これからも頑張って下さい!

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』(発行:報道通信社)特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

トライアスロンの最高峰、ハワイ大会に出場!

▼20年前にトライアスロンをはじめたという青木社長。トライアスロンはスイム(水泳)・バイク(自転車)・ラン(長距離走)の3種目を連続して行う競技で、国内外で様々な大会が行われている。それぞれの競技の距離は大会によって様々だが、トライアスロンの代名詞にもなっている「アイアンマン(鉄人)レース」はスイム3.8キロ、バイク180キロ、ラン42.195キロ。毎年世界各国で予選が開催され、各大会の入賞者だけがハワイでの決勝レースに参加することができる。トライアスリートにとって憧れの大会だが、実は社長は過去にハワイの決勝レースに参加したことがあるほどの強者だ。

▼「ハワイ大会に出場したのは45歳の時。五島列島の第1回の予選大会に参加して年齢別の5位でした。4位までが決勝に進めるのですが、入賞者の1人が棄権され、私が繰り上がりで行けることになったんです」。当時、社長は『テスク』に勤務していたため、会社がスポンサーになってウェアなどを準備してくれたという。「20年間、自由にトライアスロンをやらせてくれて、応援してくれた『テスク』には感謝しかない」と社長。70代でもう一度ハワイ大会に出場することが、現在の最大の夢だ。

対談を終えて

「お仕事の傍らトライアスロンにも取り組み、様々な大会に出場してこられたという青木社長。トライアスロンで養った体力、精神力は、お仕事にも活かされているそうですし、「営業をする中で、人に元気を与えることができるのが良い」とおっしゃっていました。今後もますますお元気で頑張っていただきたいですね。」(小倉 一郎さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』(発行:報道通信社)特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 アオキ

住  所

北海道札幌市厚別区厚別南4丁目2番32号 リバティ厚別南201号室

代表者名

代表取締役 青木 哲也

掲載誌

月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』 2016年11月号(発行:報道通信社)

本記事の内容は、報道通信社の月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。