2023年02月13日更新
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電光(株) 対談取材記事

名刺
動画

豊富な経験に基づいた高度な技術で
ベストな始動器を提案

電光 株式会社

代表取締役 河辺 和郎

ゲスト 村野 武範

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─対談

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

村野 御社では電動機始動装置の開発をメインに手掛けておられるそうですが、これはどのようなものなのでしょうか。

河辺 簡単に言えば、機械を駆動する誘導電動機(モータ)の始動時に生じる衝撃や大電流を減少させる装置です。実はこの電動機始動装置──いわゆる始動器の分野には専門家がおらず、昔は変圧器メーカーが片手間で作っていました。しかし、それでは当然上手くいかない部分が出てきます。そこで元々大手メーカーで技師を務めていた父は、自ら立ち上げた会社で始動器の開発を手掛けるようになったんですね。私はそんな父の下で世界最先端にあった始動器の電気理論・製品開発手法・コストダウン手法などメーカーとしての理論を全て踏襲。その後、独立してこの「電光」を立ち上げました。

村野 なるほど。始動器には、具体的にどのような利点があるのですか。

河辺 始動電力による電圧低下やフリッカの軽減、契約電力の低減化、省設備化によるコスト削減、機械やモータの耐久性向上など様々なメリットが期待できます。私はこれまで40年間以上にわたって始動器に携わってきましたので、そのコンサルティング経験に基づいてお客様が抱えておられる問題を正確に調査・分析し、「お客様専用の対策装置」を提供できると自負しています。始動器でお悩みの方は、是非一度当社に相談していただきたいですね。

村野 今後についてはどうお考えで?

河辺 始動器を扱いたいという業者やエンドユーザーに直接販売できるようにしていきたいと考えています。また、始動器の中身のコイルを通信販売したりもしてみたいですね。ただ、私はずっと開発に没頭して外に出ていかなかったので、腕に自信はあっても人脈がなくて(苦笑)。ですから、今後は仕事を通して人脈も築いていきたいと思います。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

電光 株式会社

住  所

埼玉県川口市峯618-2

代表者名

代表取締役 河辺 和郎

U R L

http://www.denco-inc.co.jp

掲載誌

国際ジャーナル  2011年9月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『国際ジャーナル』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。