充実の標準設備と安心の保証で
お客様に夢の住まいを提供する
不動産・管理・建築
【足跡】 鹿児島市生まれ。貧しい暮らしの中で、人より早く社会へ出るべく建築業者に勤める。その後22歳で不動産業に転身。店長を任せられるなどトップセールスマンに登り詰めて退職する。そして2007年に「いおん」を設立。
建売住宅を専門に販売する「いおん」。同社の特長は充実の標準設備と安心の保証内容だ。しかも細部に至るまで丁寧に造られた住まいは、第三者機関の保証付きである。そのこだわりには、富田取締役の熱い想いが込められているのだ。本日はタレントの布川敏和氏が同社を訪れ、取締役に詳しいお話を伺った。
布川 まずは富田取締役の歩みから。
富田 私はけっして裕福とは言えない家庭に育ちましてね。とにかく社会に出たいと思い、父と同じ建築業に就いたんです。いつの日か独立する夢を抱きながら現場で汗を流していましたよ。
布川 とても苦労されたのですね。そこからどのようにして不動産業に転身されたのですか。
富田 22歳の時に転機が訪れました。かつての同級生が発した「社会人とはネクタイを締めるもの」という言葉で、持ち前のハングリー精神に火がついたんです。きっと子どもの頃から心のどこかに「今に見返してやる」という気持ちがあったのでしょう。大人になってから一念発起し、不動産業に転身して一旗揚げようと思いました。
布川 その後はどのように?
富田 まずは不動産会社の入社試験を受けました。ただ、資格も何も持たずに入社試験を受けに行ったものですから、社員の方に「宅建も持っていないの?」と聞かれ、かなり不安になったんです。ところが、社長面接で何と合格しましてね。後々、社長から聞いた話によると、その時の私は野獣のような目をしていて、知識がなくても雑草魂で大成するのではないか、と思って下さったようです。入社が決まった時も「一から教えるから、頑張れば1年で自分の家を買えるよ」と声をかけて下さいました。そして、私は寝食を忘れるほどがむしゃらに働いて、社長の言葉通り1年目にして自分の家を買うことができたのです。さらに24歳の時には2軒目も。早くに親孝行ができました。私を奮い立たせてくれた同級生のお陰で私の人生は一変しました。本当に感謝していますし、彼とは今でも付き合いがあるんですよ。
布川 素晴らしい友情で結ばれているのですね。では、どのようにして独立を?
富田 その後、別の不動産会社に移り、店長まで務めさせていただいて自分なりに充分な成果を残すことができたと思い、4年前に退職してこの「いおん」を立ち上げました。当社の代表者には、古くからの仲間が就いてくれているんです。と言うのも、その人は建設会社の社長なので、社会的信用度が私とは違うんですよ。いくらかつての会社で業績を上げていようとも、世間から見れば私は独立したての未熟者。銀行などとの取引を円滑に進めるためにも、仲間に後ろ盾になってもらうことにしたのです。
布川 心強い方に支えられているのですね。事業のほうは順調ですか。
富田 お陰様で。我々は建売住宅を販売して、お客様に喜ばれる会社を目指しているんです。このクレーム産業とも言われている不動産業において、お客様の満足を優先させたビジネスを模索しています。そのために必要なのは、標準設備のグレードを高く設定して、快適な住まいを提供することなんですね。そしてコスト面も重要。もちろんただ安ければいいという問題ではありません。例えば、当初の価格設定は低いけれど、勧められるままオプションを追加していくと最終的な支払額が高くなったという場合がありますよね。そうなるとお客様は不信感を抱かれます。しかし当社が提供する建売住宅は、もともとの値段設定が多少高くても充分な設備が標準装備されているので、オプションを付ける必要が少なく、ほとんど値段は変わることがありません。お客様に納得してもらえる形で商談を進めて満足していただけるので、お互いに幸せなはずです。ペアサッシやエコ給湯などの設備も、さらに今では当たり前となったエコポイントも、当社ではいち早く導入しました。お陰様で同業者の方々からは品質が高いことに驚かれていますよ。
布川 御社のこだわりが窺えます。
富田 お客様には高額な買い物をしていただくのですから当然です。さらに購入後も安心して過ごしていただくため、我々は保証関係も充実させているんですよ。地盤の保証や建物の性能保証も充実していますし、この地域で特に怖いシロアリに関しても入念な対策と保証を組んでいましてね。“売りっぱなし”にはせず、お客様を第一に考えているんです。
布川 それほど手厚い保証だとお客様も安心ですね。では、今後の展望はいかがお考えでしょう。
富田 次に考えているのは太陽光発電の標準装備です。時代はエコですから、これからの必需品になるでしょう。まだまだ高価な設備ですが、経営努力を尽くして何とか実現させたいと思っています。そうして紹介や口コミによって輪が広がる──例えば昔ながらの工務店のように、この地で長く愛される会社を目指したいですね。
「“売りっぱなし”はしない。顧客の信頼を勝ち取るための努力は惜しみませんよ」
(取締役 富田 柔文)
「“顧客満足”を目指し努力される、富田取締役の姿に感動しました」(ゲスト 布川 敏和)
揺るぎない覚悟を持って、夢を売る!
▼かつて勤めていた不動産会社で、たった1年でトップセールスマンに登り詰めた富田取締役。取締役の実績はいかに生まれたのか──。「お客様の信頼を獲得するため、額に汗して努力するのを惜しまない。それは昔も今も変わりません」と取締役。加えて、一般的に不動産業は“夢を売る”仕事と言われる中で、「大きな決断をさせてローンを背負わせること」だと取締役は知っている。そして顧客のために強い覚悟を持って取締役は仕事にあたっているのだ。その熱意が伝わるからこそ、取締役から大きな買い物をする人が跡を絶たないのである。
「幼い頃から苦労され、マイホームへの憧れは人一倍強かったという富田取締役。そんな取締役だからこそ、お客様の身になって考える熱心さが伝わるのでしょう。経営努力を尽くして“顧客満足”を徹底される取締役には、今後も多くのお客様から信頼を寄せられるはずです」(布川 敏和さん・談)
名 称 |
いおん 株式会社 |
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住 所 |
鹿児島市下荒田3丁目37番12号 |
対談者名 |
取締役 富田 柔文 |
掲載誌 |
国際ジャーナル 2011年9月号 |
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