2017年05月23日更新
全登録者数 23,574件 (最新月度登録者数 309件)
トップページ あいわ総合法律事務所 対談取材記事

あいわ総合法律事務所 対談取材記事

名刺
動画

依頼者が主体となって問題解決に臨めるよう
助言者として話しやすい環境作りに徹する

あいわ総合法律事務所

弁護士 千賀 守人

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─略歴

【足跡】 愛知県岡崎市出身。中央大学法学部卒業。勤めながら司法試験に向けての勉強を開始する。合格後は弁護士事務所に長きにわたり勤務。医療事件や不動産取引、労働法に関する案件などを幅広く担当。2009年に独立し『あいわ総合法律事務所』を立ち上げ、現在に至る。


長年にわたる弁護士事務所勤務を経て、2009年に『あいわ総合法律事務所』を開業した弁護士の千賀氏。前職から引き続き携わっている医療事件や不動産取引、労働法をはじめ、民事全般と刑事事件も扱っており、どんなときも依頼者の声にしっかりと耳を傾ける姿勢を大切にしているという。本日はタレントの布川敏和氏が同所を訪問し、千賀氏にインタビューを行った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─対談

布川 まずは先生が弁護士として独立されるまでの歩みからお聞かせください。

千賀 私が弁護士を目指したのは大学に入ってからでしてね。司法試験に向けて本格的に勉強を始めたのも卒業間際になってからなので、とても遅いスタートでした。ご存知の通り、司法試験は狭き門ですから、合格までにはかなり苦労しましたね。

布川 当時の合格率は数%といった感じでしょうか。

千賀 約2%から3%でしたので簡単にはいきませんでした。生活費も必要なので、働きながら長い受験生活を送りましたね。

布川 司法試験に合格すると、弁護士、検事、裁判官の道が選べるのでしょう。その中で弁護士を選ばれた理由は?

千賀 裁判官や検察官になって組織の中で生きていくことは望んでいませんでしたし、性格的にも向いていないと思っていたので、弁護士の道に進むことだけを考えてきました。無事司法試験に合格した後は、ある弁護士事務所に長く勤め、様々な経験を積ませていただきました。

布川 そちらの事務所ではどういった案件を多く扱っておられたのですか。

千賀 病院側の医療事件を中心に、売掛金回収、不動産取引、労働法に関する案件も多かったですね。そのため、2009年にこの『あいわ総合法律事務所』を立ち上げて以降も、医療関係者の方からの依頼をたくさんいただいています。また企業の依頼では、労働法や会社法に関わる依頼、不動産関係の案件も増えています。それから、当事務所では民事全般や刑事事件に関する案件も手掛けておりますよ。

布川 実に幅広い案件に対応しておられるのですね。お仕事をされる上で、いつも大事にされていることは何でしょう。

千賀 常に依頼者の声に耳を傾ける姿勢を持つことですね。どんなことで悩み、どういった方向へ向けた解決を希望しているのか──依頼者の考えや思いをしっかりと把握することで、最終的に満足のいく結果に導いていけるものと考えています。しかし、依頼者の立場からすれば、相手が弁護士というだけで迎合的になってしまう面もあると思うんです。「先生がそう言うなら、それが一番の選択なんだろう」と。本心はどこか違うと思っていても、口に出して言えないこともあるのではないでしょうか。

布川 確かにそうです。私も弁護士の先生というだけで気後れしてしまい、思うことが言えないようなところはありますよ。

千賀 これまで仕事をする中でそういった依頼者のためらいを感じることが多く、「本当にこれで良いんだろうか」と思いつつ歩んできました。そこで独立を機に、もっと依頼者が主体的に臨めるようなスタイルをより心掛けていこうと思いました。つまり、弁護士から一方的に話を進めるのではなく、依頼者の話を伺い、求められていることをこちらが把握して具体案を提示する。オーダーメイドのような形で解決へ導きたかったんです。

布川 それは良い考えだと思います。

千賀 とは言っても、事件の内容にもよりますが、ほとんどの場合、依頼者は感情的になっていますから冷静な判断ができないことも多い。しかも常に情勢は動いているので、何が一番良い選択肢なのかも刻一刻と変わっているのです。そんな状況に対応した冷静なアドバイスを行うのが、我々弁護士の役割だと思うんです。本来、自分の人生を決めるのは自分自身でしかないはず。どの選択肢を選ぶかも依頼者本人の決意次第なんです。私ができるのは、ふさわしい選択肢がどれかを判断するための助言と、依頼者とともに問題を解決へと導いていくことなんですよ。

布川 あくまで依頼者ご本人の意思を尊重して、ということですね。

千賀 ええ。だからといって依頼者と一緒になって熱くなってしまっては本末転倒。弁護士には冷静さも必要なのです。気持ちが落ち着いていなければ、的確な判断を下し、良い結果を出すことが難しくなりますからね。

布川 知識はもちろんですが、気持ちのコントロールなど精神面での能力も求められる難しいお仕事ですね。それだけに千賀先生のように豊富な経験を積んでこられた弁護士さんは頼りになりそうです。では最後に、今後の課題や目標についてお聞かせくださいますか。

千賀 今後は、労働法や会社法の分野で培ってきた経験を活かし、リーガルコンサルタントとして、中小企業の経営者さんにコンプライアンスの重要性を伝えていきたいですね。大企業は法令の重要性を認識し、コンプライアンスもきちんと実践できていますが、一方で中小企業は経営者の意識によって差が大きく、年に一度行わなければならないはずの株主総会など、当たり前のことができていないケースも多いんです。企業がルールに従って公正に、そして円滑に業務を遂行してくれるよう指導することで、経営者の皆さんをサポートしていきたいと思います。

布川 本日はお話ありがとうございました。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

歩み続ければ必ず山頂へ辿り着けるから

▼登山が趣味だと言う千賀氏は、クライアントやお世話になった人に対して、毎年南アルプスや奥多摩など様々な山の頂から富士山を望む光景をプリントした年賀状を送っているという。「今年の富士山、良かったね」──久しぶりに会ったクライアントからそんな言葉を笑顔でかけられると、来年も良い写真を撮らなくては、と意気込む。そして雄大な富士山の魅力を引き出すベストショットを求めて各地を歩き回るのだ。ある時は日の光を浴びて輝く富士山。あるときは薄霧の中に浮かぶ神秘的な富士山──。天気や季節などその時々のコンディションによってベストな場所は違う。だからこそ「これぞ」という一枚が撮影できた時の達成感は大きいのだ。そんな富士山との対話とも言える貴重な経験は、千賀氏の弁護士人生にも大きな影響を与えている。「苦しい時も歩き続ければ、素晴らしい景色が待つ頂上へと辿り着ける。クライアントと共に問題解決へと歩む道も同じだと思うんです」。弁護士として積み上げてきた経験を存分に活かし、クライアントのために全力を尽くす千賀氏。問題解決という山頂を共に目指すクライアント一人ひとりと手を携え、諦めることなくその歩みを重ねてゆく。

対談を終えて

「依頼者のほとんどが紹介だそうで、千賀先生が手掛けてこられたお仕事の一つひとつが信頼となり、人から人へと広がっているのだと感じましたね。『法律事務所は敷居が高いと思われがちですが、そんなことはない』とおっしゃり、困っている人のために力になれるよう努力を続けてこられた千賀先生。その真摯な姿勢に胸を打たれましたね。今後も健康には充分ご留意されながら、先生を頼ってこられる人のために頑張ってください!」(布川 敏和さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

あいわ総合法律事務所

住  所

東京都中央区銀座2-12-10 銀座藤ビル4階

代表者名

弁護士 千賀 守人

U R L

http://www.legal-consultants.jp/

掲載誌

ザ・ヒューマン  2011年8月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『ザ・ヒューマン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。