プロの技を以て付け心地を追求し
その人に相応しい眼鏡を提供する
その人に相応しい眼鏡をつくり、快適な“視生活”を送るサポートをしている『メディカルアイ21』。同社では創業以来、医師と連携して良い眼鏡、掛けやすい眼鏡をつくることを心がけている。そんな同社を、本日はタレントの黒田アーサー氏が訪問。保科社長にインタビューを行った。
黒田 まずは、保科社長の歩みからお聞かせ下さい。
保科 ここ埼玉の出身です。当社は私の父が創業した会社なのですが、自宅と職場が別だったことや、父は仕事の話を家で一切しなかったことから、この仕事のことをほとんど知らなかったんですよ。ですから、私はツアーコンダクターを目指して専門学校に進学したのです。しかし、ある時「このままでは自分の望む職には就けない」と思い、学校を辞めてしまったんですよ。そうしてしばらくフリーターをしていた折、父が急に「学校に行ってこい!」と言って、世田谷にある眼鏡の学校に勝手に願書を出してしまったんです(笑)。父の言うことに従ってその学校に入り、卒業後に当社に入りました。
黒田 その後、どういった経緯で社長になられたのでしょう。
保科 経験を積む中で、突然父から「明日から社長だ」と言われたんですよ。急にその日から全権を委ねられるという話ではなく、登記上の話ということでしたが、当時は困惑しましたね。父としては、自分がフォローできるうちに私に色々な経験をさせて、経営者として成長させようとしたのでしょう。
黒田 なるほど。それだけお父様は社長に期待していたのでしょうね。お仕事に臨む上で、大切にされていることとは?
保科 その人に合わせた眼鏡をつくることですね。私共では、お医者様と協力して普通の眼鏡では満足できない方のための眼鏡をつくっています。ですから、私たちがつくる眼鏡は一つとして同じものはありません。見え方に満足していただけなければ私たちの仕事は成功とは言えませんので、大変な部分も多いですが、それがやり甲斐でもありますね。
黒田 使う人に寄り添った眼鏡づくりを大切にしていらっしゃると。となると、スタッフさんと想いを共有することが大切ですね。
保科 そうですね。ですから私は、社長の椅子に座っているよりも現場に出ていることのほうが多く、常に皆と同じ目線に立つことを意識しています。積極的にコミュニケーションも取っていますので、想いは伝わっていると思いますね。
黒田 お話も尽きませんが、最後に今後の展望をお聞かせ下さい。
保科 眼鏡は「レンズの度があっていればいい、フレームが格好良ければいい」と思われがちですが、大切なのはその両方。そして、フレームやレンズを用いて最終的にご満足いただける眼鏡を仕上げるのが私たち眼鏡屋の仕事なんです。今後も正しい眼鏡の選び方をお伝えしていくと共に、プロの技を以てお客様に快適に使っていただける、最高の眼鏡づくりを続けていきたいと思います。
「私は眼鏡好きで眼鏡のプロデュースも行っていますが、レンズに関してはほとんど知識がありませんでしたので、眼鏡のプロである保科社長のお話はとても勉強になりました。良い眼鏡には、レンズとフレームの調和が大切なのですね。今後の参考にさせていただきたいと思います」(黒田 アーサーさん・談)
名 称 |
有限会社 メディカルアイ21 |
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住 所 |
【浦和店】 埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-7-1 サンリーフビル1F |
【嵐山店】 埼玉県比企郡嵐山町むさし台1-5-1-102 |
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代表者名 |
代表取締役 保科 秀人 |
掲載誌 |
月刊経営情報誌『リーダーズ(LEADERS)』 2016年5月号 |
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