2020年07月27日更新
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永信商事(株) 対談取材記事

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電話一本でお客様の要望に迅速対応!
運送業をメインに地元・新木場の発展に貢献

あいおいニッセイ同和損害保険代理店

有限会社 永峰運輸
永信商事 株式会社

代表取締役 永峰 信

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─略歴

【足跡】 中国出身。中国残留孤児2世として育ち、1993年に日本に帰国。その後、日本語学校などで学びながら運送業に携わり経験を積む。01年には言葉や習慣の壁を乗り越えて独立。運送業務の依頼増加に伴い05年には法人化を果たし、現在に至る。


2005年に法人化を果たした『永峰運輸』は江東区新木場に根ざし、地元企業から寄せられる様々な運送ニーズに応えてきた企業だ。どんな時でも迅速な対応で確実に荷物を目的地へ届ける実直な姿勢は、多方面から高い評価を受けている。本日は女優の島田陽子さんが同社を訪れ、永峰社長にインタビューを行った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─対談

島田 まずは『永峰運輸』さんを立ち上げられるまでの歩みから伺います。

永峰 私は中国残留孤児2世としてあちらで生まれ育ち、日本には18年ほど前に戻ってきたんです。ですから最初は挨拶もろくにできなくて大変でした。

島田 日本語はどちらかでお勉強を?

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

永峰 ええ。帰国してまず最初に厚生労働省の寮で10カ月ほど日本語の勉強をさせていただき、その後は運送業の仕事に携わりながら日本語学校に通いました。仕事では、運ぶ商品や通る道など覚えなければいけないことがいっぱいで、毎日が勉強でしたね。そしてドライバーとして8年ほど経験を積んだころ、懇意にしていただいていたお客様から「自分で運送業をやってみてはどうか」とのお言葉を頂戴したことから独立を決意したのです。

島田 そのようなことを言ってもらえるのは、永峰社長のドライバーとしての腕が確かだという何よりの証拠ですね。ご自身の自信にもつながったのでは?

永峰 そうですね。言葉や習慣の違いという大きな壁を打ち破り、当社を立ち上げることができたのは、そうした温かい言葉をかけてくださったり助けてくださったりする人に恵まれたお陰だと思いますし、心から感謝しています。

島田 現在はこの辺りを中心に営業されているのですか。

永峰 はい。ここ新木場は名前の通り材木を扱う会社や業者さんが多く、当社が運ぶ運搬物の約9割を材木が占めています。お客様は近辺に拠点を置く方が多いので、電話一本ですぐに対応できるよう、フットワークの軽さを活かした体制を構築しています。現在スタッフは約6名おり、荷物の積み上げから運搬、届け先への連絡、目的地での荷物の積みおろしまで、各自が強い責任感を持って実行してくれています。

島田 運送業では特に安全管理の重要性が叫ばれていますが、スタッフの皆さんとはどのようなコミュニケーションをとっておられるのですか。

永峰 月に一度ミーティングを開いて、安全面で気になったことや問題点を報告してもらい、それらを今後どのように改善していくかを話し合ったり、こちらで気づいたことを伝えたりしています。どんなに迅速で的確な仕事をしていても、ひとたび事故を起こせば、すべての信用が失われてしまうのですから、安全面だけには気をつけるよう徹底していますね。

島田 毎日各地を回っておられるドライバーさんたち一人ひとりの意識を高めていらっしゃるのですね。

永峰 ええ。運送業には、例えば「2時間おきに15分の休憩をとる」など、細かな規定が設けられておりますので、そうした基本的な規則をしっかりと守るよう指導していますね。また当社では依頼があれば全国どちらにでも荷物をお運びしていますが、やはり遠方になればなるほどドライバーのことが心配になるので、基本的に泊まりがけでの運送はさせないようにしています。それから、これも安全面での取り組みにつながりますが、自社で抱えるトラックのメンテナンスや整備には常に気を配っています。トラックは会社の顔であると同時に財産でもありますからね。

島田 最後にこれからの意気込みを。

永峰 運送業は運転技術だけでなく、気力や体力、お客様とのコミュニケーション力も求められる厳しい世界。それだけにやり甲斐の大きな職業です。だからこそ、スタッフ全員で強い使命感を持って仕事に臨んでいきたいですね。ちょうど現在、新人スタッフの研修も行っていますので、将来当社の中核を担ってもらえる人材に育てるべく、指導に力を尽くしたいと思います。それから私自身は経営者として、スタッフ一人ひとりが毎日笑顔で出社し、はつらつと仕事に取り組めるような会社の環境づくりも実践していかねばなりません。そして、数ある企業の中から当社を選んで依頼をくださるお客様に感謝の気持ちを持って、そのご希望にできる限り応え、地域とともにさらなる発展を目指していく所存です。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

「数ある同業他社の中から私どもを選んでくださるお客様の存在に感謝し、
全力で期待に応えたい」
(代表取締役 永峰 信)

経営者の視点

▼東日本大震災が起こった時、被害を受けた地域の道路は陥没し崩れ落ちた。さらにガソリン不足も重なった影響で車は消え、物資の輸送が一時遮断された。その時に我々は運送業のありがたみをしみじみと感じたはずだ。震災前、何もしなくても望むものがタイミング良く運ばれてくることを、私たちは当然だと思っている節があった。今回の災害に遭い、我々は改めて日本の運送業者がいかに完璧な仕事で社会に貢献していたかを認識することになった。

▼今、震災の影響で営業停止を余儀なくされている企業は少なくない。だが、必ず皆もう一度立ち上がる時が来るはずだ。そして事業を再開し、運送依頼が寄せられた時、すぐに駆けつけられるよう体制を整えておくのが運送業の務めだと永峰社長は語る。不測の事態が起きた時、運送業の存在が地域復興の原動力となる──それを認識する社長の背中は一層大きく頼もしく見えた。

対談を終えて

「東日本大震災の後食料が底を尽きた際、社長はスタッフの皆さんのために山梨県までお米を買いに行かれたそう。言葉だけでなく行動で思いを示すそんな社長の人柄に、周囲の方は惹かれるのでしょう。当日お話ししたスタッフの方は社長のことを『誰よりも一生懸命働き、思いやりのある方』と話されていました。社長とスタッフの皆さんは家族のような信頼関係で結ばれていると感じましたね」(島田 陽子さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

有限会社 永峰運輸

永信商事 株式会社

住  所

東京都江東区新木場3-8-21

代表者名

代表取締役 永峰 信

U R L

http://www.ess888.co.jp

掲載誌

現代画報  2011年7月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『現代画報』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。