2024年09月03日更新
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(株)新和タクシー/(有)新和サービス商会 対談取材記事

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迅速で丁寧な対応をモットーとし
生活や観光の足としてお役に立ちます!

株式会社 新和タクシー
有限会社 新和サービス商会

代表取締役 藤坂 修一
統括部長 南 昭太郎

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

2003年の創業以来、生活や観光の足として安心・迅速・丁寧なサービスを提供してきた『新和タクシー』。一般タクシーはもとより、大人数での移動に便利なジャンボタクシーを用意し、運転代行など多彩なサービスを提供する地域密着企業だ。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

運転代行業からスタートし、
法改正を機にタクシー業界へ

羽田 まずは藤坂社長の歩みからお聞かせ願います。

藤坂 農家の長男として生まれましたが農業は性に合わず学業修了後は印刷会社に就職しました。けれども組織の中で仕事をするのも苦手で、半年ほどで辞めてしまったんです。その後は市場に4年ほど勤務し、大手菓子メーカーの契約社員としておよそ7年間販売促進の仕事に従事しました。そのときに縁あって週末だけ運転代行のアルバイトをするようになったんです。そして、しばらく経ったころに勤めていた会社で転勤の話が出たので、それを転機として運転代行を本業にすることにしました。若いころに様々な仕事を経験したからこそ、ようやく自分に合った仕事に出会えたように思いますね。マーケティング調査を行ってみると地域の需要が高いことが分かりましたし、現金商売というところにも魅力を感じたんです。それで、1987年に「しんわ代行」を立ち上げました。

羽田 では、最初はタクシーではなく代行運転手からスタートされたのですね。

藤坂 ええ。ちょうど運転代行がブームのころでしたので順調に業績が伸びていきました。ところが需要が増え続け、自社だけでは対応しきれなくなったんです。それで創業から5年ほど経ったころに100%出資で約8社の同業を迎えて代行センターを立ち上げたのです。そこから一気に業績が伸び、このままの勢いが続くものと思われました。しかし、法規制が厳しくなって業界が大きく変わってきたんですよ。

羽田 一体、どのような変化が?

藤坂 運転代行に認定制度や二種免許が導入され、法整備されたのです。また、他社の運転手を併用してはいけないなど様々な変更があって、代行センターを解散せざるを得ない状況になりました。ですがそれと前後してタクシー業が規制緩和になり、条件さえ整えればタクシー業が行えるようになったため、2003年に『新和タクシー』を創業した次第です。

お客様の立場に立って
真心のこもったサービスを提供

羽田 現在もタクシーと運転代行業務の両方を手掛けておられるのでしょうか。

藤坂 そうです。安心・迅速・丁寧をモットーに、タクシー業務においては地域の皆様の生活の足として、さらにビジネスや観光など、様々な目的で利用して頂いています。運転代行では豊富な経験を活かし、安全・丁寧・明朗会計を掲げ大切なお車とともにお客様を安全にご自宅までお送りしているんですよ。また、地域を活性化させたいとの思いから「マイカーゴルフで乾杯プラン」というパックプランも実施。ゴルフを楽しんで頂いた後に飲食店などへお送りするサービスで、お客様はもちろん地域のお店の方々からもご好評を戴いております。

羽田 南統括部長は社長といつごろ出会われたのですか。

南 3年ほど前です。私は異業種の企業に勤めていたのですが、その中でご縁があって夜間の運転代行のアルバイトをさせてもらっていたんです。それから2年後の昨年、本業の方を定年退職して正式にこちらでお世話になり始めました。

羽田 こちらに入社する決め手になったものは何だったのでしょう。

南 社長の人柄に惚れ込んだんですよ。ご覧の通り社長はとても明るく、また人をとても大切にされます。それにこの仕事についても、日々人との出会いがあり、リピートを重ねて頂くことで人とのつながりが深くなっていく点に大きな魅力を感じて決断しました。

羽田 人を大事にされるというお話がありましたが、社長から従業員さんにはどんな話をされているのでしょう。

藤坂 「お客様から良いお金を戴いてきてほしい」と言っていますね。私はお金にも良い・悪いがあると考えており、お客様から「ご苦労様」「ありがとう」という気持ちで払って頂いた場合は「良いお金」だと思っているんです。

羽田 なるほど。同じお金を戴くなら、きちんと感謝されるような仕事をしなさいということですね。

藤坂 その通りです。そしてお金を追うのではなく、まずはお客様の立場から物事を考え、丁寧で真心のこもったサービスを提供するようにとも言っています。

羽田 それでは最後に、今後の展望を伺います。

藤坂 景気の低迷が続く中でタクシー業界も決して明るい状況ではありません。ですがこれまでと視点を変えて自分たちにできることから積極的に取り組み、この地元とともに業界も盛り上げていければと思っています。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

「お客様から感謝されるような心のこもったサービスを届けたい」(代表取締役 藤坂 修一)

「社長の決断力や人を大事にする姿勢を尊敬しています」(統括部長 南 昭太郎)

ゴルフもお酒も楽しめる! おすすめ!「マイカーゴルフで乾杯プラン」

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▼マイカーでゴルフ場へ行きたい、けれどもその後仲間と飲みに行きたい──。そんな要望に応えてくれるのが、「マイカーゴルフで乾杯プラン」だ。マイカーでゴルフ場へ行くと、プレー中にマイカーを自宅へと運んでくれる。そして場内のレストランで利用できる生ビール1杯無料券も進呈。グループ全員を希望する場所へと連れて行ってくれ、帰りはゴルフバッグとともに自宅まで送ってくれるという至れり尽くせりのパックプランなのだ。ゴルフバッグやマイカーを気にせず安心して1日過ごせる上に、マイカーで到着して代行運転で帰るよりも断然おトクの「マイカーゴルフで乾杯プラン」、是非お試しあれ!

対談を終えて

「南統括部長がおっしゃるには、藤坂社長は1円玉1枚でも大事になさる一方で必要な設備についてはたとえ高額であろうともすぐに購入を決めるなど、素晴らしい決断力をお持ちだそうです。慎重さも大切かもしれませんが、瞬時に判断を下して次に進んでいくというスピード感が社長の持ち味なのだと感じました。」(羽田 惠理香さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 新和タクシー
有限会社 新和サービス商会

住  所

富山県高岡市中川1丁目5-36

代表者名

代表取締役 藤坂 修一

U R L

http://www.shinwa0500.co.jp

掲載誌

報道ニッポン  2011年7月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『報道ニッポン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。