月刊経営情報雑誌「マスターズ（MASTERS）」（国際通信社）、「アンカー（ANCHOR）」（報道通信社）、「センチュリー（CENTURY）」（USPマネジメント）対談取材記事掲載の経営者が参加する国際通信社グループ運営の異業種ネット

──野副社長の歩みからお聞かせ下さい。

  『日本航空』の国際線客室乗務員となり、その後、医師の夫と結婚して、夫の研究のため渡米しました。帰国後は東京で英語塾を経営し、その後、夫のクリニックを手伝いながら英語塾に勤務、夫の他界後は通訳案内士の資格を取得して専門学校で教鞭を執ったのです。勉強して知識が増えていくことが楽しく、英語教師（中・高）、通訳案内士、旅程管理主任者、ビジネスマナー講座講師、准看護師、医療事務、華道・茶道の講師、司会業、調理師などの資格を取得してきました。これらの資格を活かして、英語のツアーガイド、医療通訳専門学校の講師や学院長を務めたのです。また、自宅で外国人に着物を着付けして茶道と華道を教え、それは通訳案内士の観光モデル事業の一つと推奨されるまでになりました。外国人に日本の伝統文化を英語で教えたこともありましたね。

──素晴らしいご経歴です。現在は不動産事業と伺っていますが。

  以前から、不動産事業に興味があったので、しばらく東京の不動産会社に勤務しました。私は英語通訳案内士と宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち合わせているので、お客様のお役に立てるのではと考え、起業しました。まだ開業したばかりですから、外国人に対応できる不動産業者として、頼られる存在になりたいですね。

──社長のバイタリティには感心させられますよ！

  海外には女性起業家が多く、私も自分の力を試してみたかったのです。看板を掲げる以上は責任が伴いますが、それが私の生き甲斐。息子が医師なので、いずれはクリニックの開業もできればいいですね。

──ぜひ、実現して下さい。