2023年02月13日更新
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紀州きのこ産業 対談取材記事

名刺
動画

美味しいなめこを栽培し、
その魅力を多くの人々に伝える

紀州きのこ産業

代表 松尾 弘哲

ゲスト 大沢 逸美

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

大沢 まずは代表がきのこ栽培を始められたきっかけからお聞かせ下さい。

松尾 義父の知人が30年近くにわたってきのこ栽培を行ってきたのですが、その事業を引き継いでほしいという話を戴いたのです。それで6年前、義父と義兄と私とで事業経営に挑戦してみることにしました。ところが代表を務めていた義兄が病気で急逝してしまいまして……。大きなショックを受けましたが、引き継いだスタッフさんも抱えていますし、何とか踏ん張って事業を継続して今日に至っています。

大沢 大変な時期を乗り越えてこられたのですね。きのこにも色々な種類がありますが、こちらで栽培されているのは?

松尾 なめこです。1年を通して生産できる菌床栽培を行っており、1日に約400~450kgのなめこを大阪の市場や地元の直売所に納めています。なめこにはビタミンB1、B2、リンなどの無機質が豊富に含まれていて、健康に良いと最近注目されている食材なんですよ。なめこのネバネバはムチンという成分で、高血圧やコレステロールに対する制癌作用がある他、胃の粘膜を保護してくれるので二日酔いの朝にもお勧めですね。

大沢 私もなめこは大好きですが、お味噌汁ぐらいにしか使わなくて。

松尾 お好み焼きに入れれば山芋なしでもフワフワに仕上がりますし、他にも春巻きの具にしたり、丼、中華スープにもアレンジできます。

大沢 なるほど。美味しそうですね!

松尾 なめこの料理法が分からないという方は少なくなく、私も周囲の方に教えてもらったり、自分で研究して色々ななめこ料理を試しているんですよ。ホームページでも紹介して、さらなる需要の拡大につなげていきたいと思っています。

大沢 では最後に、将来の展望を。

松尾 今後は規模を拡大し、他の種類のきのこ栽培も手掛けてみたいと考えています。そのような展開の中で、地元の雇用促進にも貢献できれば良いですね。その目標に向かい、まずはより美味しいなめこづくりに励んで参ります!

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

紀州きのこ産業

住  所

和歌山県西牟婁郡白浜町中8番地

代表者名

代表 松尾 弘哲

U R L

http://www.kinoko-sangyo.com/

掲載誌

報道ニッポン  2011年7月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『報道ニッポン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。