2024年09月03日更新
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(株)オカウエ農園 対談取材記事

名刺
動画

果肉が厚く、トロリとした食感が自慢!
丹精込めて漬け込んだ梅干しを是非

紀州南高梅製造販売

株式会社 オカウエ農園

代表取締役 岡上 宇視

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

和歌山県の特産品である梅。そのトップブランド「南高梅」を使った梅干しの製造と販売を手掛けている『オカウエ農園』は、2008年にスタートした比較的新しい企業だ。ゼロからのスタートながらも、その品質が高く評価されており、着実に売上げも伸ばしている。本日は女優の大沢逸美さんが同社を訪問し、岡上社長に様々なお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

大沢 岡上社長は農園経営一筋に歩んでこられたのですか。

岡上 いいえ。様々な経験を経て今に至ります。私は地元出身で、学業修了後は造船会社に就職し、事務機器メーカーを経て32歳のときに印刷会社を立ち上げました。取引先に恵まれたこともあって、順調に売り上げを伸ばしていたのですが、自分自身の可能性をもっと追求してみたいと考えるようになりましてね。それで当時の常務に会社を譲り、違う道を模索することにしたのです。その後はパソコン教室を開いたり、その傍らでアイスクリームを売ったりしましたし、山にこもってサカキを販売していたこともありましたね。

大沢 波瀾万丈な人生を歩んでこられたのですね。梅干しに携わるようになられたきっかけとは?

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

岡上 梅干しの製造を手掛けていた方から「手伝いにきてほしい」と言われたことがきっかけです。ちょうど自然と触れ合う仕事に興味がありましたし、地元の特産品である梅干しに携わることによって地域にも貢献できると思い、働かせてもらうことにしたのですよ。そして、そちらで基礎から修業を積んだ後、2008年に独立しました。

大沢 『オカウエ農園』さんで販売されている梅干しの特徴を教えて下さい。

岡上 自然栽培の完熟梅を、丹精込めて漬け込んでいます。梅の中でも一流ブランドと言われる南高梅を使用しており、トロリとした食感が自慢ですね。大沢さんも是非食べてみて下さい。

大沢 では、戴きます。……おっしゃる通り食感がなめらかですし、塩加減もちょうど良いですね! これならご飯が進みそうです。これだけ質の高い梅干しを作られたわけですから、経営も最初から順調だったでしょう。

岡上 とんでもない! 1軒も取引先がないところからスタートしたので、独立当初は苦労ばかりでした。しかし、地道に営業活動などを行った結果、徐々に注文を戴けるようになったのです。ここまで歩んでこられたのは、一緒に仕事をする仲間や得意先の皆さんの支えがあったからこそ。サポートして下さった方々には心から感謝しています。

大沢 周囲との人間関係を大切にしてこられたからこそ、そうした助けも得られたのだと思いますよ。

岡上 そうですね。これまで様々な仕事に携わってきましたが、業務内容は変わっても、人と人とのお付き合いと信用だけは常に大事にしてきました。ですから、これからも人との絆は大事にしたいですし、将来的に違う事業に挑戦することがあっても、その気持ちだけは忘れないようにしたいですね。

大沢 本日はありがとうございました。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

対談を終えて

「これまで幾つもの事業を軌道に乗せてこられたという岡上社長。次はどんなことに挑戦されるのか、とても楽しみです!」(大沢 逸美さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 オカウエ農園

住  所

和歌山県田辺市中辺路町近露916

代表者名

代表取締役 岡上 宇視

掲載誌

報道ニッポン  2011年7月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『報道ニッポン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。