2019年10月06日更新
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社会福祉法人 立正たちばな会/川西保育園/リボン保育園/ネットワークぽけっと 対談取材記事

名刺
動画

寺院内という抜群の環境の中
真心を込めた保育を実践する

社会福祉法人 立正たちばな会
川西保育園
リボン保育園
子育て支援センター ネットワーク ぽけっと

理事長・園長 渡邉 泰學

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

岩国市で長い歴史を持つ清泰院内に1949年に開設された『川西保育園』。長年地域の子どもたちの成長を見守ってきた同園では、園児やそのご家族、そして卒園生たちの心の拠り所として愛され続けている。そんな同園を俳優の加納竜氏が訪問した。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

加納 こちらは大変長い歴史のある保育園だとお聞きしました。まずは、園の沿革からお聞かせ下さい。

渡邉 この『川西保育園』は日蓮宗・清泰院の中にあり、同院の住職でもあった祖父が1949年に開園しました。お陰様で一昨年には創立60周年を迎え、当園を巣立っていった卒園生は2,000名を数えることができました。それを機に祖父の跡を継いでいた父から私へとバトンタッチを行い、記念事業の一環として個人立保育園から社会福祉法人へと転換し、私が現職に就任した次第です。

加納 お寺が保育園を運営するというのは、地域にとけ込むという意味でも意義のあることだと思います。渡邉理事長はいつごろから家業を後継しようとお考えだったのですか。

渡邉 私が大学4年生のとき、祖父から「お前が保育園を継ぎ弟は寺院を継いでほしい」という話をされましてね。教育学部に在籍していた時期でしたし、子どものころから祖父を尊敬していましたので、跡を継ぐのは私しかいないと決意しました。

加納 時代の流れの中で様々なものが変わりましたが、お祖父様のころから変わらずに受け継いでこられたことは?

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

渡邉 日蓮宗の寺院が母体ですから、毎朝本堂でお題目を唱えることは変わらず行っています。またこの辺りは春は桜や新緑、秋は紅葉、冬は雪化粧と、自然の姿で四季の移り変わりを知ることができますし、近くには錦帯橋があるなど景観の美しさが自慢なんですね。そうした場所に出かけていくことにより、自然の良さを身体で感じてもらうことも大切にしています。それから、当園はお寺に続く階段を登らないと入ることができないんですね。ですから卒園生たちには、一生懸命階段を登ったことが思い出となっているそうなんです。そうした立地に関しても、しっかりと守り続けていきたいと考えております。

加納 保育園の思い出というのはその後の財産となりますからね。現在は何名ほどの園児がいらっしゃるのですか。

渡邉 現在は160名ほどの園児をお預かりしております。定員は120名なのですが、年度の途中、10月以降に入園を希望される方が多いですね。育児休業あけの方が多いですから、1歳前後のお子様が途中入園の大半となっています。ただ、0歳児は細かな対応が求められますし、スタッフを増やす必要もありますから「0歳児を受け入れるのは難しいのでは」と言われましたが、スタッフも40名ほどに増員し、できる限り手厚い対応ができる態勢を整えてきました。お陰様でたくさんの方から頼って頂いていますし、定員を増やして受け入れて良かったと感じています。近々、3歳未満児専門園を新しく立ち上げます。名前は『リボン保育園』で、『川西保育園』のように長く愛される園に育てていきたいと考えております。

加納 このご時世に新しい園を立ち上げるのは経済的に大変だったのでは?

渡邉 施設は「安心こども基金」という補助制度を活用させて頂きました。園庭は近隣の方のご厚意で貸して頂き、遊具も廃園となった幼稚園から譲り受け塗装を卒園生が行ってくれることが決まっています。もともと遊具が設置されていた幼稚園関係者の方に「自分たちが使っていた遊具が残っていて嬉しい」と喜んでもらいたいし、何らかの形でそちらの園の名前も残したいと考えております。

加納 地域に愛されている『川西保育園』だからこそ、できたことだと思います。『リボン保育園』という名前にはどのような思いが込められているのですか。

渡邉 色々な世代の人たちと結びつき、交流していきたいという願いから園の象徴とすることにしました。また保育士や子ども、お父さんやお母さん、地域の全てがリボンという一本のラインでつながり、より良い子育てができ、もっと魅力的な地域社会にすることができればという気持ちも込めております。

加納 地域とともに発展していこうとしておられることが窺えます。それでは最後に将来的な展望をお願いします。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

渡邉 『リボン保育園』をはじめ、私がこれまで構想を練ってきたことが動き出そうとしております。ですから、アイデアを形にしていくために力を尽くすことと、まだまとまっていない部分を固めていくことをこれからの目標にしたいですね。このような機会に口に出すことは決意表明ともなりますので、加納さんとお会いしたことを今後の発奮材料にしていきたいと思います。また、難しいと言われる後継者についても、私の子どもたちが継ぎたいと言ってくれていましてね。もちろんまだ確定事項ではありませんが、いつ帰ってきても良いように、できる限り態勢を整えておきたいですね。そして私の将来的な夢は、卒園生をはじめ、保護者さんや業者さんなどたくさんの人を集めて思い出話をすること。そのためにも一人でも多くの人と交わることができるよう、これからも全身全霊を傾けていく所存です。

加納 本日はありがとうございました。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

独自の保育スタイルを貫く

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▼地域に愛され、60年を数える『川西保育園』。同園が愛されている理由は環境の良さとともに、カリキュラムが充実しているところにある。その一つとして挙げられるのが、3歳から5歳までの子どもたちが同じクラスで生活するという異年齢保育。少子化により兄弟が少なくなった昨今、集団生活を学ぶことができると保護者から高く評価されているのだ。

▼異年齢集団は各家庭によって保育園を利用したい時間が異なる実態を踏まえ、子どもたちの滞在時間により4つのグループに分類されているのも同園の特長。彼らの生活を第一に考えた方針を採っているのである。全国でも珍しい取り組みと言えるが、そうした柔軟な姿勢と真心を込めた対応が同園の魅力をより高めているのだ。今後も地域に欠かせない保育園として歴史を刻んでいってほしい。

対談を終えて

「お寺という俗世間とは離れた場所に佇む『川西保育園』さん。子どもが成長していくにはこれ以上ない環境だと思います。現在運営を担っておられる渡邉理事長はさらに愛される園を目指したいとおっしゃっていましたし、これからも地域の方にとって大切な場所であり続けることでしょうね。」(加納 竜さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

社会福祉法人 立正たちばな会

川西保育園

住  所

山口県岩国市川西1-7-3

代表者名

理事長・園長 渡邉 泰學

U R L

http://www.oterasan.co.jp/~kawanisi/

名  称

リボン保育園

住  所

山口県岩国市川西1-7-5

名  称

子育て支援センター ネットワーク ぽけっと

住  所

山口県岩国市川西1-1-13

掲載誌

報道ニッポン  2011年6月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『報道ニッポン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。