2023年02月13日更新
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無線パーツ(株) 対談取材記事

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快適なパソコンライフを提供し
お客様の幸せを実現する!

パソコン・PCパーツ・無線機・電子部品

無線パーツ 株式会社

代表取締役社長 吉田 大介

ゲスト 吉沢 京子

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─略歴

地域の人々のパソコンライフを応援してきた『無線パーツ』。同社は吉田社長が二代目に就任した2005年を第二創業と位置付け、全社員一丸となって経営理念の実現へ向けて取り組んでいる。本日は、社の発展を通じて地域に貢献すべく尽力する社長のもとを、吉沢京子さんが訪問した。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─対談

吉沢 まずは、吉田社長の歩みからお聞かせ下さい。

吉田 地元の富山高校を卒業後、東京の早稲田大学に進学しました。大学卒業後は、人と話すことが苦手なことを克服するべく、経営コンサルティング会社に就職したのです。そちらに勤め3年ほど経過したころ、こちらへ戻ってきて家業に入りました。

吉沢 いつ社長に就任されたのですか。

吉田 2005年です。その数年前にITバブルが崩壊し、業界に不況の流れが来たころで売り上げが下降していて大変でした。「何とかしなければ」という焦燥感が募り、自分の気持ちだけが空回りしていたのでしょう。ふと振り返ってみると誰も付いてきていなかったのです。また、突発性難聴を患った時期もありました。それでも一生懸命努力を続け、つい最近ようやく回復してきたところです。

吉沢 どのような取り組みで立て直されたのでしょう。

吉田 昨年からタブレット端末が普及してきたことが、きっかけになりました。お客様から、「タブレット端末のソフトウェアは開発していないの?」というお声をいただいたのです。普段ならお断りするところを、私自身タブレット端末を使っていたので、興味があったことからお話を伺ってみることにしました。そこは競泳水着などを手掛ける縫製工場さんで、社内のやり取りがアナログなままだったために業務がスムーズに進んでいませんでした。そこで、図面をタブレット端末で確認できるソフトウェアを提供したところ、とてもお喜びいただけたのです。今では週に1回ぐらいの頻度でそちらを訪問し、ソフトウェアのアップデートを行っています。こうしたタブレット端末を利用したビジネスソリューションを考えていて、たとえば中古車買取販売店であれば、タブレットで本社とつながっていることで、商談もスムーズに進むでしょう。今後は、こうしたソフトウェア開発の事業化を目指し、色々な提案をしていこうと考えています。

吉沢 これからの社長の活躍からは目が離せませんね。最後になりますが、今後の展望をお聞かせ下さい。

吉田 時代の変遷と共にお客様のニーズも変化していますから、我々もそれに対応していく必要があります。その中で、手掛ける仕事内容も変わってくるでしょうが、「お客様の幸せに奉仕したい」という先代と私の理念は変わりません。来年、北陸新幹線が開通すれば東京と富山を往来する人が増え、富山の魅力が東京の方に伝わる機会が増えるでしょう。富山はとても住みやすいところで、それが認知されて住む人が増えれば、雇用が生まれる可能性も高くなります。そうした未来が訪れた時にサポートができるよう魅力ある会社をつくり、地域に貢献していきたいですね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

無線パーツ 株式会社

住  所

富山県富山市根塚町1-1-1 ぱそこん村

代表者名

代表取締役社長 吉田 大介

U R L

http://www.musenparts.co.jp/

掲載誌

リーダーズ・アイ  2014年10月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。