2023年02月13日更新
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(株)アウル/リハビリ型デイサービス ふくろう-あきる野館- 対談取材記事

名刺
動画

自らの信条を貫き、
多角的事業を展開する

株式会社 アウル

リハビリ型デイサービス ふくろう -あきる野館-

介護保険事業所指定番号 1375200597

代表取締役社長 小林 竜志

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─略歴

【足跡】 東京都出身。高校卒業後は父親の仕事のつながりで中国、台湾の大学で学び、後にアメリカに渡って就職。27歳で帰国して、不動産業で経験を積み独立する。不動産管理を主体としながら、コンビニ経営や介護事業にも進出して今に至る。「仕事をするのはサーフィンなど趣味の時間を存分に楽しむため」というのが自身のスタンス。


不動産業を主体に、コンビニ経営や介護事業を共に手掛けて、着々と活動規模を広げてきた『アウル』の小林社長。「気兼ねなく余暇を楽しむため、普段は一生懸命仕事をしている」という快活な社長のもとを、本日は女優の大西結花さんが訪問。社長のこれまでの歩みや事業内容、仕事に対する思いに迫った!

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─対談

「10遊ぶために、20仕事をする」
楽しみを秘めた自律のポリシー

大西 まずは小林社長の歩みから。

小林 高校を卒業してから中国と台湾の大学で学び、卒業後はヘリコプターや飛行機の免許を取得することを目的にアメリカに渡りました。そのまま向こうで就職し、日本人旅行客のアテンドや、ツアー同行などの仕事に従事。2~3年勤めて、27歳の時に事情があって日本に戻ってきたのです。帰国してからは父の紹介で不動産会社にしばらく勤め、5年ほど前に同業種で独立しました。

大西 不動産のお仕事にやり甲斐を見出されたのでしょうか。

小林 というわけでもないのです。私は昔からサーフィンをしていて、国内の海はもちろん、年に4回ほどはインドネシアに行ってサーフィンを楽しみます。言ってみれば、仕事はそのためにしているようなものでして(笑)。基本的な考え方としては、10遊ぶために20仕事をする──ですから今手掛けている業種に特別なこだわりがあるわけではなく、どんな仕事でも良かったのですよ。与えられた仕事は、自分に与えられたチャンスとして精一杯取り組んでいくだけです。現在は不動産業の他に、コンビニ経営や介護事業にも取り組んでいます。

大西 新しい事業を始められる時には、何かきっかけがあるのでしょうか。

小林 私が手掛けているのは、不動産業の中でも主に資産家の方々の財産を管理する仕事です。ですから私にではなく、後ろにいらっしゃるお客様に色々な物件や事業のお話がくるのです。それらの情報を調査・報告することも私の役割。介護事業は、そうした仕事の中で2年ほど前にお話を受け、詳しく調べていくうちに「オーナーさんを探すよりも自分で手掛けてみよう」との思いが芽生えてスタートすることにしました。私共が手掛けているのはデイサービスですが、利用者様が集まって食事をしたりお風呂に入ったりという一般的なデイサービスではなく、介護予防の分野で、リハビリを目的にした施設です。たとえば要支援2の方が利用されることで、区分が1になれば良いですし、1の方が元気になって要支援から外れればなお良い。そうしたお手伝いをすべく、日々努めています。

「YES」と言い続けることが
自分の可能性を拓く

大西 複数の事業を展開されている社長ですが、どのお仕事にも共通して従業員さんにおっしゃることはありますか。

小林 お客様や人から言われたことに対して、「NOと言わないこと」です。たとえば「100円のものを買ってこい」と言われた時、「できません」と断ってしまうと、もう次からは声がかからない。一方「YES」と言う人には、次は200円のもの、300円のもの、というように少しずつ大きな事柄を頼むようになるもの。頼む側は必ず相手の能力を見て、できる可能性があることを頼んでいるのに、それを尻込みして無理だと決めつけてしまうと先はありません。つまり、「NO」と言うことは、自分の可能性をつぶしてしまうということなのです。

大西 「YES」と言えば、次につながり、それを繰り返すことで一つひとつのハードルをクリアしていけると。そう考えると、「NOと言わないこと」はとても大切なんだと分かりますね。

小林 その通りです。私自身も「YES」を繰り返すことで成長を実感してきました。それからもう1つ、「社内でイライラするな」という話もよくします。イライラしても何一つ良い結果は生まれない。誰かがイライラしていると、周りも言いたいことを言えなくなるでしょう。それは会社にとってもマイナスになりますからね。

大西 なるほど、「NOと言わないこと」と「イライラしないこと」。その2つを大切に、従業員さんの指導にあたられているわけですね。

小林 ええ。逆にそれ以外のことは、ほとんど何も言いません。自分自身が自由でいたいので、人にもあれこれと言わず、自由にのびのびとやってもらっているのです。介護事業についても私は素人なので、現場の皆さんに任せています。ただ、その中で楽しく仕事をするということは大切にしてもらいたいですね。何事も楽しくないと続けていけませんし、良い仕事にもつながりませんから。

大西 介護事業など、ご自身が現場に行かれることもあるのでしょうか。

小林 時々顔を出します。ただ私がいることで皆が気を使ってしまうと良くないので、目立たないようにこっそりと行きます。コンビニのパートさんやアルバイトさんには、私がオーナーということを知らない人もいるかと思います(笑)。従業員一人ひとりが「任されている」ということを認識し、責任感を持って一生懸命取り組んでくれれば、各々はもちろん会社としても成長を図れて一石二鳥、という期待を持って見守っています。

大西 では最後に、社長の今後の夢を。

小林 4年前にインドネシアのロンボク島に小さいホテルを購入してそのままになっているのですが、そのホテルを改装して1年の半分ぐらいはそちらに住んでサーフィン三昧の生活をすることが今の夢です。そのためにも、それぞれの事業において、任せられる人材を育てていきたいと思っています。

大西 是非、応援させていただきます。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

最新システムで リハビリをサポート

▼『アウル』が手掛ける『リハビリ型デイサービス ふくろう -あきる野館- 』は、介護予防と自立支援、介護軽減を目的とした、半日入れ替え型のリハビリ施設だ。一般的なデイサービスのような食事・入浴のサービスはない分、マシントレーニングを中心とした運動メニューやレクリエーション、趣味の時間も取り入れ、利用者が充実した時間を過ごせるサービスを展開している。トレーニングにおいては、一人ひとりに合わせたプログラムを自動で行う最新型介護予防トレーニングマシンシステム「リハトレーナー」を採用。ヒップアダクション、レッグプレス、ローイング、レッグエクステンションといった4つの運動で、体のバランスや足腰の筋力、日常動作の安定感を高めることが可能だ。また継続してトレーニングをすることで、個人のトレーニングデータが蓄積され、日々目的を持って取り組むことができるのだ。元気で朗らかな利用者の姿が成果を物語っている。

対談を終えて

「多くの従業員さんとそのご家族の生活を預かっているということで、『自分に何かあれば皆を路頭に迷わせることになる』として、自身の健康面には人一倍気を使っていらっしゃる小林社長。これからも益々お元気で頑張って下さい!」(大西 結花さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 アウル

住  所

【本社】

東京都立川市曙町2-14-23-3F

U R L

http://www.fukurou-kaigoyobou.jp

名  称

リハビリ型デイサービス ふくろう-あきる野館-

住  所

東京都あきる野市秋留1-1-10 あきる野クリニックタウンC館

代表者名

代表取締役社長 小林 竜志

掲載誌

リーダーズ・アイ  2014年4月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。