2017年08月07日更新
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(株)絆エステート 対談取材記事

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住まいは家族の「絆」を生むものだから
「絆」を重んじる心で関わりたい──
不動産のプロとして生活の基盤を提供する

埼玉県知事(1)22592

株式会社 絆エステート

代表取締役 伊藤 和広

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─略歴

【足跡】 埼玉県飯能市出身。高校を卒業後は、運送会社に就職してセールスドライバーとして勤務する。その後、実力をより正当に評価される完全歩合制という雇用形態に身を置くことを望み、不動産業界に転身した。長きに亘って経験を積んで、独立。2013年に『絆エステート』を設立した。人との縁を大切に育むことを経営の軸に据える経営者。


不動産の仲介から、物件の企画設計、施工、販売、また注文建築やリフォームまで手掛ける『絆エステート』。同社を牽引するのは、不動産に関する様々な情報とサービス提供に取り組む伊藤社長だ。本日は、俳優の岡本富士太氏が社長のもとを訪問。周囲やお客様との人間関係の構築に重きを置く社長のこれまでの歩みなどを伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─対談

岡本 早速ですが、伊藤社長の歩みからお聞かせ下さい。

伊藤 高校を卒業後は、運送業界で社会人の第一歩を踏み出しました。セールスドライバーとして勤務し、搬送だけでなく製品の設置業務にも携わっていましたね。一生懸命に働いていたのですが、やればやっただけ待遇面に反映されるわけではない雇用形態に疑問を抱くようになり、転職を決意しました。そんな中、求人情報で「完全歩合制」という言葉を目にして興味を持ち、飛び込んだのが現在の不動産業界だったのです。未経験でしたので右も左も分からず手探りでしたが、入社した会社で数年間お世話になり、その後、帰郷して地元の不動産会社に勤務し、さらに18年ほど経験を積みました。現在ほどインターネットが普及していない時代のことで、懐かしく感じますね。

岡本 不動産会社で積まれた経験の中でも、今に活きていると感じるのはどういった点ですか。

伊藤 営業マンとしての経験でしょうか。私はもともと、人と話すことが好きなんですね。でも、第一印象が良いタイプではないと思うんです(苦笑)。営業マンとして決して優等生ではないことも自覚していました。そのためセールスの講師の方に話を伺うなど、学び実践することを大切にしてきたのです。この業界に入って不動産営業に携わるようになって、上司から言われた「営業マンとは役者であれ」という言葉も肝に銘じましたね。

岡本 それは、どういう意味ですか。

伊藤 営業マンは商品を売ることが仕事ですが、商品を買っていただくためには、まず自分という人間を買っていただけなければ務まりません。つまり、お客様を惹き付ける人間力が求められる仕事なんです。自分が理想とする営業マンという役者を演じることで、自信を持って堂々と話すことができる。するとお客様の反応が変わるんです。もちろん、ご納得いただけないこともありました。それでも、熱意を持って目の前のお客様と向き合うことで、結果がどうであれ、仕事に面白みを感じるようになったんです。その中で契約に繋がったお客様は、ご家族を含めると、膨大な数になります。それだけ多くの方と出会い、生きる上で基盤となる住まいに関してお手伝いできたことが、とても嬉しい。現在もお付き合いが続いている方もいて、ご縁は大切に育みたいと感じます。

岡本 営業というお仕事と真摯に向き合うことは、きっと社長にとってお客様と向き合うことだったのでしょうね。

伊藤 大きなやり甲斐も感じていました。一度、課長職を拝命したことがあったのですが、自ら営業へ出ることがなくなってしまいまして。それが私にとってはどこか物足りなかったのです。また、組織に属していると、自分の先が見えてしまうことがあるものですよね。それに実力が正当に評価されないこともある。そうした企業の側面を目の当たりにして、企業勤めを続けることに違和感を感じるようになりました。もともと、会社の看板に頼るのではなく、自分の人間力を磨いてお客様を獲得したいと考えていたのです。また不動産業というのは、いわば住宅情報を管理し、提供する仕事ですから、店舗を構えていなくても成り立つんですね。そこに着眼し、独立・起業に踏み切りました。長くこの業界を歩んできて、私は仕事に大きなやり甲斐を持っていますし、好きなことを仕事にできて恵まれていると思いますね。

岡本 独立されてから、社長が大切にしてこられたこととは何ですか。

伊藤 独立前と変わらず、人との付き合いです。結びつきの強い人間関係を築き、大切にしたい。私はスタッフに、「世間を狭くしなさい」とよく言うんです。広く浅く築いた人間関係は本物ではありません。狭くてもいいから深い関係こそが、真の「人付き合い」と言うのだと思うんですよ。営業マン時代にセミナーにも参加したという話をしましたが、そうした場で知識を蓄えても、お客様に実際に会って初めて活かされるものです。そして人との出会いとは、下を向いて歩いていると取りこぼしてしまうもの。一人でも多くの方と出会って、その縁を大切に育みたいですね。私は事業を本格的にスタートさせる際、挨拶回りを行ったのですが、最初に伺ったのが以前の勤務先でした。かつてお世話になったことへの感謝の気持ちがあったからです。新しい縁を求めるばかりではなく、縁あって繋がった人たちとの関係は、末永く大切にしていきたいものですね。社名に「絆」という言葉を入れたのは、そうした思いがあってのことです。

岡本 ストレートな思いが込められているのですね。そうした姿勢でおられる社長だからこそ、良い縁を引き寄せてこられたのでしょう。今後については、いかがですか。

伊藤 店舗を整備し、気軽に入っていただけるような空間を築きたいです。また、全くの異業種ですが、介護分野にも参入したいと考えているんですよ。社会のニーズに応えるかたちで事業を展開し、任せられる人材に委ねたい。全てを自分でする必要はありません。一人で出来ることには限りがありますが、共に頑張ってくれるスタッフに恵まれ、頼りになりますし、皆で協力して事業の可能性を探っていきたいですね。

岡本 本日は、ありがとうございました。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

能力を問われる厳しい環境こそ、楽しい

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─伊藤流、経営の極意 ■人間力でお客様と向き合う ■深く強い関係を構築する ■縁は末永く大切に育む

▼「楽しくないことは無理に続けられない。仕事も同じ。お金がすべてではありません」──そう話した伊藤社長。その半生を見れば、社長は自身が仕事を楽しめる道を選んで歩んできたことが窺える。仕事のどこに楽しみを見出すかは、千差万別。そんな中、実力が正当に評価される環境や個人の実力次第である仕事を常に求めてきたのが社長だ。年齢や社歴に関係なく結果を出す者が評価される実力主義の環境では、当然、主体性と責任を持って行動し、実績を上げることが要求される。厳しい分、結果の対価として給与を得ることは大きな達成感とやり甲斐につながるが、同時に成果を上げなければ評価されない故のプレッシャーとの闘いでもある。社長はそのプレッシャーも楽しみに変えて、仕事と対峙してきた。「どうしたら顧客を確保できるか」を熟考して実践し、一段ずつ高みを目指して精進することをスタンスとしてきたのだ。そうして自身の能力が問われる厳しい環境でこそ実力を発揮できる。それが社長の一番の強みだ。

対談を終えて

「たとえば、一人でも多くの人と名刺を交換することで満足する人っていますよね。でも伊藤社長はそうして築いた人脈は、真の人脈と呼ばないとお考えの方。狭くても深く結びついた関係こそ、本物の人間関係なのだとおっしゃっていました。私も同感です。数が多ければ良いというものではありません。そうした人間関係に対する考え方にも、人の本質が表れるものだと思いました」(岡本 富士太さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 絆エステート

住  所

埼玉県日高市旭ケ丘129-6

代表者名

代表取締役 伊藤 和広

掲載誌

センチュリー  2014年3月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『センチュリー』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。