2018年10月25日更新
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(株)祐真 対談取材記事

名刺
動画

顧客と故人、ご先祖様に
喜んでいただけるお墓を提案

霊園・墓地・お墓のリフォームや引越

株式会社 祐真
石の祐真

代表取締役 下村 浩一

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─略歴

お墓の販売からリフォーム、引越しまで、お墓にかかわる様々な業務をトータルに手掛ける『祐真』。同社では『石の祐真』として店舗を構え、地域密着で寺院や霊園、個人の顧客、同業者とも丁寧に信頼関係を築いている。本日は俳優の岡本富士太氏が訪問。下村社長にお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─対談

兄の言葉を受けて独立を決意し
その一歩を歩みはじめる

岡本 はじめに、下村社長の歩みからお聞かせ下さい。

下村 横浜市出身で、学校を卒業して最初に就いた仕事は建材を扱う会社でした。そちらでは、エンジニアからスタートし、経験を積んでからは営業関係の仕事に携わるようになり、その後縁あって石材店に転身したのです。

岡本 それはどのようなご縁だったのでしょう。

下村 私の兄が石材業界で仕事をしていたのがきっかけでした。それで興味を持って、やってみようかなと。この仕事は故人とのかかわりがあるので、携わる前は特殊な仕事というイメージでした。けれどもいざはじめてみると自分の肌に合っていると感じるようになり、何よりもお客様に喜んでいただけることがうれしくて今日まで続けてくることができました。

岡本 そうしてお勤めをされているうちに、独立心が芽生えてきたのでしょうか。

下村 いえ、強い独立心を抱いていたわけではなく、この仕事をはじめてからもまさか自分が独立するなんて思ってもいませんでした。けれども兄から、このまま勤めているよりも自分で商売をした方がやり甲斐があると言われまして。その言葉に背中を押されるように、独立に至りました。

お寺や顧客との信頼関係を築き
地域密着で事業を展開

岡本 お兄様と離れてお一人でスタートされてからはいかがでしたか。

下村 最初は大変でした。私は長く営業畑を歩んできたのですが、技術的な部分が分かっていないと経営も難しいので、経営を学ぶのにかなりの時間を費やしました。

岡本 こちらでは墓石の販売を主体にされているのでしょうか。

下村 はい。基本的には営業に力を入れている販売会社で、墓石をメインに霊園や墓地のご紹介、お墓のリフォーム、引越しなどを手掛けています。また、お墓だけでなく敷石や灯籠、家の周りの壁なども扱っております。

岡本 同業他社さんもたくさんいらっしゃるでしょう。

下村 そうですね。大手さんもありますし、小規模の会社もたくさんあります。その中で周りの人に助けていただいて、何とか生き残ってこられたんですよ。

岡本 こちらならではのこだわりやカラーと言いますと?

下村 単に墓石を売れば良いのではなく、その家に代々受け継がれてきた魂や伝統を大切に、お客様にもご先祖様にも、これからお墓を護っていかれる子孫の方にも喜ばれるもの、皆様にとって一番良いと思われるものを提案できるようにと心がけています。

岡本 そうしたお客様の心に真に寄り添った応対が、信頼を寄せられる所以なのでしょうね。商圏はどのくらいの範囲なのでしょう。

下村 横浜市・町田市を中心に、お話があれば地方へも行きます。あまりエリアを広げず、地域に密着したお店でありたいと思っています。というのも、この業界は昔からのしきたりが多く、それぞれが自分の地域を持っていて、その場所を守るという風潮が強いんですね。私共は後発なので、地道に努力を重ね時間をかけて地域に溶け込むようにしてきました。最近になってようやく、同業者にも地域の皆さんにも認めてもらえるようになったという感じですね。

岡本 自社のことだけではなく、周囲の方々にも気を配りながら、謙虚に歩んできたからこそ、発展されてきたのでしょうね。最近はお墓の形も多様化していると耳にしますが、現場でもそのような傾向は感じられますか。

下村 そうですね。私共でもサッカーボール型のお墓など、色々なものを手掛けています。ただ、ニューデザインのお墓も増えていますが、お墓は代々引き継いでいくもの。故人の趣味を強調し過ぎたり、その時の流行りをお墓に反映させたりするのは、あまりお勧めしていません。震災以降、増えているのは「絆」という文字を入れてほしいというご要望ですが、これは時代が変わっても良いと思いますね。

岡本 時代と共にニーズも変化しているのですね。従来の縦長のお墓だけではなく、横型の洋風なお墓もありますよね。

下村 ええ。昔ながらの縦型のお墓と洋風のお墓では、割合が半々ぐらいになってきました。寺院墓地にはまだまだ昔の形状が多いのですが、徐々に洋風のお墓も見られるようになってきましたね。今は核家族が多くなり、住まいも随分モダンになっていますし、マンション住まいの方も多いでしょう。伝統的な瓦葺きの家などは新築で見かけることが少なくなり、そうした背景から人々がお墓に求めるものも変わってきているのだと思いますね。

岡本 では最後に、今後の展望を。

下村 今、ようやく地に足がついてきたように感じますので、今後は一層地域に根付いていけるように基盤を整えていきたい。そうして、人々の役に立てるように努力を重ねていく所存です。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

“お客様”との温かい絆

▼人とのつながりや心の交流をとても大切にしている下村社長。かつて『石の祐真』にお墓を依頼した顧客の一人は「お寺の住職の紹介でお世話になりましたが、仕事が丁寧で細部にまでお気遣いいただきました。お墓を建てていただいた後も、お寺の行事に参加されている様子を拝見し、お墓だけでなく人もお寺も大事にされているのだと感じました」と語る。また別の顧客からは「一度お世話になってからは、家族ぐるみの付き合い。気さくで楽しい方です」という声。仕事柄、固いイメージだが、話を聞くと親近感が湧く。「従業員もお客様も私にとってはファミリーと同じ」と言う社長。その人柄と仕事ぶりで、顧客の輪が広がっている。

対談を終えて

「お墓の移転も手掛けていらっしゃるそうですが、「何をやってもうまくいかない時があり、仏様が引越しを嫌がっているのかと感じる時がある」とおっしゃっていた下村社長。お客様のご先祖様のことまで考えていらっしゃるのは、社長らしいですね。」(岡本 富士太さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 祐真

石の祐真

住  所

神奈川県横浜市旭区上川井町223

代表者名

代表取締役 下村 浩一

掲載誌

リーダーズ・アイ  2014年3月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。