2024年09月03日更新
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ファースト インシュアランス(有) 対談取材記事

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総合保険コンサルタントとして
誠心誠意の姿勢でお客様と向き合い
人生に安心をお届けしたい

ファースト インシュアランス 有限会社

代表取締役 鈴木 均

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─略歴

【足跡】 宮城県仙台市出身。50歳。大学卒業後は、25歳以下の採用を行っていなかった外資系の保険会社に、23歳で入社。保険業界の厳しさに揉まれながらも粘り強く経験を重ね、5年後、28歳の時に独立を果たす。『ファースト インシュアランス』設立後は、人とのつながりを第一に考え、多くの顧客より信頼を獲得している。


損害保険代理業務、生命保険募集業務、企業・個人向けのリスク・マネジメント業務などを手掛けている『ファースト インシュアランス』。顧客との信頼関係の上に成り立つ仕事であるからこそ、鈴木社長は一人ひとりのお客様に丁寧な説明を心がけ、真摯な対応を続けてきた。そんな社長に、タレントの布川敏和氏がお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─対談

布川 『ファースト インシュアランス』さんの事業内容からお聞かせ下さい。

鈴木 私共は総合保険コンサルタントとして、損害保険代理業務をメインに、生命保険募集業務や企業・個人向けのリスク・マネジメント業務などを手掛けています。取り扱う保険は幅広く、お客様のご要望に応じて、最も相応しいプランを提案させていただいているんです。

布川 鈴木社長が、この業界に入られた経緯と言いますと?

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

鈴木 大学を卒業する時に、元々は違う業界を志していたのですが、そちらでは就職することができなかったんです。そこでどうしようかと悩んでいたところ、以前に交通事故を起こしたことがあり、その時に保険会社に行ったことを思い出しました。「ああいう仕事も面白いかもしれない」と考えた私は、おじに相談して、外資系の保険会社の募集に応募してみることにしたんです。当時、そちらの会社では25歳以下の採用は行っておらず、当然新卒の私は面接で落とされてしまいまして。しかしその時に、「本当にやる気があるなら文章を書いてくるように」と言われて、それを書いて提出したところ、当時の教育センターの責任者の方と支店長が「面白いから採用しよう」と言って下さったんですよ。

布川 社長の熱意が伝わったのでしょうね。しかし、保険業界は厳しい世界だと聞きますから、社会人一歩目としてはかなり大変なスタートだったのでは?

鈴木 おっしゃる通り、とてもシビアな世界で、営業の数字が悪ければクビにされてしまいます。実際、最初の2年くらいはどん底で、いつクビになってもおかしくない状態でした。営業はほとんどが飛び込みで、若いからと相手にされないこともありましたからね。しかし、3年目くらいから少しずつ芽が出始めて、お客様が契約して下さるようになったんです。そのようにして着実に経験を重ね、入社から5年、28歳の時に独立しました。

布川 20代での独立とは、随分と早いですよね。

鈴木 そうですね。当時、私の他には30歳より前に独立した人がいませんでした。そこで、「この土地で一番若い保険代理店」という意味を込めて、『ファースト インシュアランス』という社名にしたのですよ。

布川 なるほど。やはり勤務時代は、独立を目標にして経験を積んでおられたので?

鈴木 はい。しかし、独立そのものは一つの短期目標であって、真の目標は独立してから長く事業を継続し、お客様のお役に立つこと。それに向けて現在も、段階ごとに短期目標を設けながら、長くお客様に貢献できる企業を目指して歩んでいるところです。

布川 それが、これまで事業を継続してこられた大きな要因なのでしょうね。お仕事の上で一番大切なことはなんですか。

鈴木 “信用”の一語に尽きますね。飛び込み営業をしていた時に、「保険業界の人は契約するまではよく顔を出すのに、契約した途端顔を見せなくなり、連絡がつかなくなる」と言われたことがあります。確かに、それでは不信感を抱かせてしまいますから、私は絶対にそんなことはしないと決意しました。そうして誠意を込めた対応を心がけているうちに、いつの間にか多くのお客様から信用していただけるようになったんです。

布川 たとえば、どのような対応を心がけてこられたのですか。

鈴木 「人が嫌がることはせず、自分がされて嫌なことはしない」──これを原則として、お客様に向き合ってきました。たとえば、用もないのに訪問されたり、何度も電話がかかってきたりしたら嫌ですよね。ですから、たまにご案内の電話をしたりはしますが、必要以上のことはしないようにしてきました。そして、お客様からご連絡をいただいた時には、きちんと対応する。全て基本ではありますが、大切なことです。こういった積み重ねがあったからこそ、信用していただけるようになったのだと思っています。

布川 社長の想いが、お付き合いを重ねる中でお客様に伝わったのですね。

鈴木 お客様が新たなお客様を紹介して下さり、お陰様で、今ではほとんど営業はしていません。私共に声をかけて下さるお客様だけで、手が回りきらないほどなんです。しかしこれでは充分にお客様のご要望に対応しきれませんから、次の段階としては、この問題を解決したいですね。

布川 今後も最適な保険で、お客様の人生に安心感を与え続けて下さい。

鈴木 はい。本当にこれまで事業を続けてこられたのはお客様のお陰だと思っていますから、これからも信用を守っていけるように、誠心誠意の対応を続けて参りたいと思います。私共では少数精鋭体制を採っており、会社の規模を拡大するよりも、人と人との親身な付き合いができる今の状態で、長くお客様のパートナーであり続けたいですね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▲社長の妹の裕子さんと、メーカー担当者の津川良輔氏を交えて撮影した記念の一枚

「不側の事態」にこそ頼れる保険代理店

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▼「不側の事態」は、どんなに平穏に生活していても起こり得るものだ。たとえば不意の自動車事故や、火災、親類に不幸が訪れる場合もある。毎日の生活はもちろん、場合によっては人生にも大きく影響する「不側の事態」においては、誰もが助けを求めたくなるだろう。そんな時に頼りになるのが、保険だ。『ファースト インシュアランス』は保険の代理店として、地域の人々に安心を届け続けてきた。

▼2011年に日本を襲った東日本大震災は、多くの人々に恐怖と不安を与えた。仙台に会社を構える同社も被災したが、こんな時こそできることをしなければならないと、鈴木社長は社員と共に、火災保険に加入している顧客全員に電話をかけた。実際に保険会社が対応できる状態ではなかったが、自分たちが連絡することで、少しでも安心してほしいと社長は思ったのだ。そして対応できる状態になってから、改めて各家庭を回ったという。本当に助けがほしい時に頼れる、信用できる保険代理店だと、多くの顧客は実感したに違いない。

対談を終えて

「鈴木社長はなんと、保険業界に入ったばかりのころに契約したお客様と、28年経った今でもお付き合いがあるのだとか。その方は今では自分の会社の保険も社長にお願いしているそうで、如何に固い信頼関係で結ばれているのかが窺えます。社長の誠意ある姿勢があればこそ、長年お客様が付いてきて下さったのでしょう。そんな素晴らしいお付き合いを、今後も続けて下さいね」(布川 敏和さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

ファースト インシュアランス 有限会社

住  所

宮城県仙台市宮城野区宮城野1丁目17-13-402号

代表者名

代表取締役 鈴木 均

U R L

http://www.firstins.jp

掲載誌

センチュリー  2014年2月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『センチュリー』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。