伝統技術を守り、
今求められる施工に取り組む
かつての日本家屋は自然素材を用いた土壁が基本であり、それを塗り仕上げるのが左官職人の仕事だった。
その当時から職人としての技術を磨いてきた木下社長は、クロス張りなど簡便な建材が主流になった今でも、「古くから受け継がれてきた土壁づくりの技がいつ必要とされても応えられるよう、常に技術を磨いておきたい」と志を高く持つ。
一度は廃れたかに見えた土壁だったが、近年シックハウスが知られるようになってからは自然素材への注目が高まり、珪藻土や西洋漆喰を用いた家づくりの需要も少なくないという。もとは下請けが主だったが、最近ではインターネットで施主から直接仕事を請けることもあるという。
社長の後を継ぐ木下取締役も、「左官の技術を絶やさないよう力を尽くし、事業を発展させたい」と熱い思いを見せた。
名 称 |
有限会社 木下左官工業所 |
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住 所 |
岡山県岡山市北区平田177-103 |
代表者名 |
代表取締役 木下 敏夫 |
U R L |
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掲載誌 |
リーダーズ・アイ 2014年2月号 |
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