2024年09月03日更新
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(株)サトウ自動車 函館/J-1one 対談取材記事

名刺
動画

コンビニのような感覚で
いつでも気軽に立ち寄れる
カーショップを目指して

新車・中古車販売 買取 車検 板金
塗装 一般整備 各種保険

株式会社 サトウ自動車 函館
BEST CAR SHOP J-1one

代表取締役 佐藤 準祐

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─略歴

「やらないで後悔するより、やって後悔するほうが良い」

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─人ページ写真

アルバイトも含めて、長くガソリンスタンドに勤めていた佐藤社長。

その中で独立心が膨らんだことから独学をはじめ、整備士の免許を取得した。

その後は現場での経験を積むために、ディーラーなどで修業に没頭。

そして共同経営を経て、2011年に『サトウ自動車 函館』として独立を果たす。

思い立ったら、とにかく行動に移さなければ気が済まないのだと、いつ、どんな時でもチャレンジ精神と行動力で、進むべき道を切り拓いてきた。

「やらないで後悔するより、やって後悔するほうが良い」──。

この信念を胸に、社長は独自の道を突き進んでいく。


【足跡】 北海道の函館市で生まれ、七飯町で育つ。地元の高校を卒業後、札幌にある医療系の専門学校に進学する。その間、ガソリンスタンドでアルバイトをしていたこともあって、専門学校を卒業してからも地元に戻ってガソリンスタンドに勤務。働きながら整備士の免許を取得する。転職先で奥様と出会い、その紹介で大手自動車メーカーのディーラーに就職し、共同経営を経て、2011年に単独で『サトウ自動車 函館』を創業。


新車・中古車の販売から中古車の買取、車検や整備、板金、塗装、保険まで、充実したサービスを提供する『BEST CAR SHOP J-1one』。大型の工場を構えてあらゆるニーズに対応する頼もしいお店だ。本日はアットホームで和やかな雰囲気が魅力の同店を、タレントのはねだえりかさんが訪問し、佐藤社長と奥様の朝子さんにお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─対談

はねだ はじめに、佐藤社長の歩みからお聞かせ下さい。

佐藤(準) 生まれは函館で、隣接する七飯町で育ちました。学生時代はサッカーや水泳などスポーツに没頭していましたが、怪我で続けることが難しくなりまして……。自分ができないなら、逆にアスリートをサポートする側に回ろうと、高校を卒業してから札幌にある医療系の専門学校に進んだんです。それからの2年間は学校に通う傍ら、ガソリンスタンドでアルバイトをして学費と生活費を稼ぐ毎日でしたね。その後、地元に戻ったのですが、医療系の就職先がなくて、ガソリンスタンドで5年ほどアルバイトをしました。

はねだ ガソリンスタンドも車にかかわる業種ですから、今のお仕事に繋がる一つのきっかけとなったのでしょう。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

佐藤(準) そうですね。元々、人に使われるのが苦手なタイプなので、いずれ独立したいと考えていたのですが、ガソリンスタンドでの起業は難しいんです。それで車の販売・整備の分野に視野を向け、ガソリンスタンドに勤務しながら独学して、整備士の免許を取得しました。それから転職した会社で妻と出会い、彼女の紹介で大手自動車メーカーのディーラーに移ったんです。そちらで3年間経験を積んだ後、共同経営という形でカーショップをスタートしました。そして、2011年に単独で『サトウ自動車 函館』を設立し、『BEST CAR SHOP J-1one』をオープンしたんです。

はねだ 奥様もずっと、自動車関連のお仕事に携わってこられたのでしょうか。

佐藤(朝) 学業修了後はディーラーに勤務していましたが、その後、別の業種に就き、再びディーラーで仕事をするようになりました。主人が独立を決めた時は結婚して子どももいましたから、正直不安は大きかったですね。私は心配性で、主人からはいつも「大丈夫」「何とかなる」と言われてここまできました(笑)。

はねだ 新たな一歩を踏み出したわけですが、どんなお店にしたいと思ってスタートされましたか。

佐藤(準) コンビニのような感覚で、気軽に立ち寄っていただけるようなカーショップにしたいと思いました。ガソリンスタンドは、別名サービスステーションと呼ばれますし、気軽に入れるでしょう。それに比べると、カーショップは用事がないと入りにくい。そこを変えていきたいと思って、店づくりを進めているんです。

はねだ なるほど。確かに、こちらは一般的なカーショップという雰囲気とは少し違いますね。もっとアットホームで親しみを持てる印象といいますか……。

佐藤(朝) ええ。用事がなくても立ち寄って下さったり、おしゃべりだけして帰る方もたくさんいらっしゃいますよ。

はねだ 業務内容としては、販売から整備までトータルに手掛けていらっしゃるのでしょうか。

佐藤(準) 新車・中古車の販売はもちろん、中古車の買取や車検、整備、板金、塗装、保険も取り扱っています。車を売ればそれで終わりという業者もありますが、私共はそこからお客様とのお付き合いがはじまると考えているんですね。車を買っていただいてから、整備や車検でも利用してもらい、また買い換えの時にも来ていただけたらと思っているんです。目先の利益を追うのではなく、細く長くお付き合いを続けていく中で、信頼関係を深めていければいいですね。

はねだ 現在、スタッフの方は何名いらっしゃるのでしょう。

佐藤(準) 私を含めて7名です。勤務時代の同僚もいますし、開業にあたって新たに採用した者もいますが、それぞれに頑張ってくれていますし、良いチームワークで仕事ができていると思いますね。

はねだ 奥様からご覧になって、社長はどんな方ですか。

佐藤(朝) 仕事については厳しいですが、家では普通のお父さんですよ(笑)。娘ばかり4人いるので、定休日には家族で食事や遊びに出掛けることが多く、忙しくてもそういう時間を大切にしてくれるのは、ありがたいですね。

はねだ ご家庭でも、お仕事の話をされることはあるのでしょうか。

佐藤(朝) ええ。私が仕事を手伝うようになったのはこのお店をオープンしてからですが、それ以前にも毎日の晩酌の時に仕事の話を聞かせてくれていたので、お会いしたこともないお客様のこともよく知っているんです(笑)。

はねだ 逆に社長からご覧になって、奥様はどんな存在でしょう。

佐藤(準) 心強い大きな存在ですね。何でも話せるので1人で悩むこともありませんし、本当に頼りにしています。

はねだ お二人はベストパートナーという感じですね。まだ立ち上げから間もないですが、今後についてはどのような展望を?

佐藤(準) 今後も一人ひとりのお客様を大切に、丁寧な対応を徹底すること。そして、車のことなら当店だけで何でも解決できるような、頼れる店へと育てていきたいですね。もちろん、おしゃべりだけでもいい。オイル交換だけでもいい。気軽に来てもらえる店を目指してスタッフ一同、努力を続けていく所存です!

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▲対談に同席して下さった佐藤社長の奥様・朝子さんも交えて記念撮影

黄色い車体で走る「J-1one号」を探せ!

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▼バスのボディを丸ごと広告に利用するラッピングバス。所定の場所に設置され、そこを通る人だけが目にする看板やポスターなどに比べると、ラッピングバスは媒体そのものが動き回るため、より多くの人の目に触れる機会がある。それに派手なカラーリングのものが多く、インパクトも大きい。地域密着の広告としては大きな効果も実証されている。今回訪問した『サトウ自動車 函館』でも、「函館バス」のラッピングバスを広告媒体として活用。鮮やかな黄色い車体の前後左右すべての面に、店舗名の『J-1one』のロゴが入っている。お店のサービス内容も合わせてアピールしたデザインだ。同店ではこのバスを「J-1one号」と名付けており、現在は函館市内から北斗市内をランダムに運行中。これに因んだサービスも実施しており、「J-1one号」をスマートフォンや携帯電話、デジカメなどで撮影し、それをお店に持参してくれた人には、もれなくオイル交換券1回分をプレゼントしているそうだ。「J-1one号」を見かけたら、即座に撮影してお店に直行しよう!

対談を終えて

「心配性ながらしっかり者の奥様と、行動力と情熱にあふれた佐藤社長。一番上のお子様は中学生ということですからご結婚されてから十数年だと思いますが、まるで新婚さんのように仲が良く、幸せなオーラを感じましたね。これからもお二人で力を合わせて、頑張って下さい。私も陰ながらではありますが、応援させていただきます!」(はねだ えりかさん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 サトウ自動車 函館
BEST CAR SHOP J-1one

住  所

北海道北斗市七重浜8丁目12-10

代表者名

代表取締役 佐藤 準祐

営業時間

9:30~19:00

定休日

日曜・祝日

掲載誌

センチュリー  2013年11月号

※代表者名の“祐”は正しくはしめすへんが“示”の異体字です

本記事の内容は、月刊経営情報誌『センチュリー』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。