高度な技術力と豊富な経験で
人にできない特殊な分野を担う
三洋電機業務用機器修理指定店
契約メンテ、据付工事全般
太陽光発電、農業用空調機、業務用機器販売
太陽光発電をメインに、農業用空調機や業務用機器といった特殊な機械の据付やメンテナンスを手掛ける『アフター コウジ』。創業から30年近くにわたって技術と経験と蓄積してきたエキスパートだ。70歳になった今も変わらず現場に立っている川副社長に、お話を伺った。
渡嘉敷 では、川副社長のこれまでの歩みから伺います。
川副 小さいころから機械いじりが大好きで、18歳の時に大阪に出て機械のメンテナンスを手掛ける会社に就職しました。それから約25年間大阪で過ごし、42歳で地元佐賀に戻ってきて独立した次第です。
渡嘉敷 お若いころから、独立したいというお考えはあったのでしょうか。
川副 ええ。社会に出た時からそう思っていましたよ。いつまでも人に使われているだけでは面白くありませんからね。『三洋電機』さんの下請けとしてスタートし、もう30年近く経ちました。
渡嘉敷 主な業務内容を教えて下さい。
川副 メインは太陽光発電機器の販売と設置・修理で、特にメガソーラーと呼ばれるような規模の大きなものを手掛けています。ドイツでは早くから遊休地を利用してメガソーラーによる発電を行うことで原発を止めることに成功していますが、日本にも遊んでいる土地がたくさんあるのですから、もっと太陽光発電に力を入れていかなければなりません。
渡嘉敷 本当ですね。太陽光発電関係以外には、どのようなことを?
川副 業務用空調機や冷凍機、農業空調機などの販売と設置、修理を手掛けており、佐賀県と福岡県を主要エリアに営業しています。
渡嘉敷 機械の中でも特殊な分野を専門にされているのですね。
川副 そうです。ほかには車を検査するための機械などもありますよ。私は、難しいとか面倒だとかいう理由で誰もが背を向けるような仕事に興味があるんです。そういった仕事を手掛けていれば競合は少ないですし、営業をしなくても注文が入ってきます。それに、誰もあまり手掛けていないだけに様々な可能性も秘めているんです。
渡嘉敷 それは、確かな技術と経験があるからこそ言えるお言葉ですね。社長は今も現場に出られることはありますか。
川副 はい。現場が大好きですから、身体が動く限りはスタッフと一緒に現場に出ていたいと思っています。
渡嘉敷 お仕事をする上で、大事にされていることは何でしょう。
川副 お客様の声に耳を傾け、ニーズにお応えすることですね。しかし、こういった考えに至ったのは60歳を過ぎてから。それまでは、自社のことを中心に考えていました。けれども「人と、世の中があってこその自分だ」と気づいたんです。
渡嘉敷 最後にこれからの展望を。
川副 色々なアイデアで世の中を変えていきたいですし、いずれ海外でもビジネスを展開したいですね。
名 称 |
株式会社 アフター コウジ |
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住 所 |
【本 社】 佐賀県佐賀市鍋島町八戸1612-6 |
【営業所】 佐賀県佐賀市鍋島町森田1067-1 |
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代表者名 |
代表取締役 川副 耕司 |
掲載誌 |
リーダーズ・アイ 2012年9月号 |
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