2017年09月16日更新
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(有)藤佳塗装 対談取材記事

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動画

難しい現場ほど力が入る
真面目な塗装職人の生き様

塗装 防水 看板工事

有限会社 藤佳塗装

代表取締役・一級建築塗装技能士 安藤 佳央
安藤 紀子(奥様)
安藤 真也(看板娘)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─略歴

「私が現場で全力を尽くす理由。それはお客様に喜ばれたいから」

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─人ページ写真

近年は塗装業界もスピードと低価格が求められるようになっており、それに伴って「作業の質が落ちた」と言われることが増えているという。

そうした意味でも業界は過渡期を迎えていると言えるだろう。

そんな中にあって「どの現場でもベストを尽くす。それが私がお客様にできるお約束です」と、自らの塗装業に対する思いを語るのが安藤社長だ。

そして自分で納得できないと思えば、仮に仕上げた後でも一からやり直すなど完璧な作業を遂行していると言葉を紡いだ。

利益よりもお客様の喜びを求めて塗装を行ってくれる社長が業界内で果たす役割は大きいはず。

塗装業界のニューリーダーとしてさらなる活躍を期待したい。


【代表取締役 安藤 佳央氏の足跡】

静岡県浜松市出身。19歳のときに塗装職人となる第一歩を踏み出す。数社で修業を積んだ後は個人業者として独立。そこで経営をはじめとする様々な知識を習得し、『藤佳塗装』として法人化も果たした。


一般住宅から木製家具まで様々な塗装を請け負っている『藤佳塗装』。同社の安藤社長はどんな現場でもベストを尽くすことを大切にしており、たとえ利益にならずとも職人として誇れる仕事を全うすることを信念としている。その真摯な姿勢がさらなる信頼につながっているのだ。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─対談

塗装業に進んだのは運命と見定め
様々な技術を習得して独立

渡嘉敷 まずは、安藤社長のこれまでの足跡から伺います。

安藤 私は浜松市の出身で、母の実家が塗装業を営んでいたため、私は小学生のころは現場に遊びに行ったり手伝いの真似事をしたりしていたんです。しかし、あるとき現場の職人さんからお叱りを受けましてね。今考えれば現場は危険を伴うので当然なのですが、子どもにとっては嫌な印象となってしまったんです。それ以来、塗装に興味を持っていたどころか、敬遠していましたね。それで自分は塗装業には就かないと決めていたのですが、19歳のときに知人に誘われて仲間と一緒に就職した会社が塗装会社でね(笑)。時間が経っていたので苦手意識は消えていましたし、こうなるのが自分の運命だったのだと感じましたよ。

渡嘉敷 入社後はいかがでした?

安藤 実は勤め先が私の親戚が営む会社の競合相手でして(笑)。それで違う会社に移ることとなり、最終的に親戚の会社に入社したのです。そちらは県内でも屈指の規模を誇る企業で、苦手とする技術の修業をやり直したり未経験の技術を教わったりすることが出来ました。そうして様々な知識や技術を習得した上で、独立した次第です。最初は個人業者としてスタートし、その後、『藤佳塗装』として法人化を果たしました。

妻と娘からの応援を背に
塗装職人としてのベストを追求

渡嘉敷 では、社長のお人柄に迫りたいと思います。ご息女から見て、社長はどのような父親だと感じますか。

安藤(真) 怒ると恐いですが、普段はとても優しい父です。仕事も一生懸命ですし、尊敬しています。

渡嘉敷 なるほど。奥様から見て社長はどのような性格なのでしょう。

安藤(紀) 私は経理を手伝っていますので、会社での夫のことも理解しています。仕事においては厳しく、一切の妥協を許さない職人だと思いますね。ただ、家庭では子煩悩ですし、妻の私から見ても良き父親だと感じます。

渡嘉敷 妥協を許さない職人というお話がありましたが、社長ご自身は普段どのような信念を持って施工にあたっておられますか。

安藤 業務においては、たとえ収益的にマイナスになったとしても現場は完璧に仕上げることを第一に考えています。作業を簡略化したり安価な資材を使ったりすればマイナスになることはありませんが、お客様のためを思うとそれができないのです。全ての仕事に対してベストを尽くすことで初めて信用は得られると考えていますし、信頼関係を築くべく地道に施工に取り組んでおります。ただ、自分なりにベストを尽くしているつもりでも「最高だ」と胸を張れる作業が常にできないのが辛いところです。私の未熟さを感じますし、さらに努力していかなければならない点だと考えています。

渡嘉敷 まさに根っからの職人であり、奥様がおっしゃるとおりに真面目なお人柄だと感じます。塗装業に携わる中でのやり甲斐を教えて下さい。

安藤 一般的な現場よりも難易度が高くて他社が請け負わない現場を仕上げられたときにやり甲斐を感じます。特に風化した木製品を完璧に修復できたときなどには達成感を感じますね。また、私が目指しているのは常にお客様に喜ばれる作業であるとともに、同業者からも評価される仕上がりであること。そうして誰が見ても恥ずかしくない現場にしようと努力を重ねているのです。

技術者集団の形成に尽力し
数多くの現場での活躍を誓う

渡嘉敷 お話も尽きませんが、最後に今後についての抱負をお聞かせ下さい。

安藤(真) 会社の看板娘として、父を応援し続けたいです。

安藤(紀) これからも夫を陰ながら支えていくだけですね。

安藤 会社の規模や利益を伸ばすことにこだわるのではなく、経営の質や技術力の高さが評価される企業としてトップを目指したいですね。現在は協力会社さんなどと連携をとって現場を仕上げることが多いのですが、将来的には自社で私以上の技術レベルを持つプロ集団をつくり上げたいと考えています。そのためにも今後は人材育成に力を入れていきたいですね。そして、もっと数多くの現場で当社の名前を見かけてもらえるようにしていきたいです。

渡嘉敷 陰ながら応援しています。本日はありがとうございました。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

業務内容を語らない理由

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

対談中に業務内容について伺った際、「ホームページを見て頂ければ書いてありますよ」と答えてくれた安藤社長。たしかに『藤佳塗装』のホームページは充実しており、業務内容から社長のこだわり、塗装にかかる費用まで様々なことが明確に記載されている。確かに言葉にする必要がないと語るのも納得の出来栄えである。だが、業務内容というのは会社の取扱説明書であり、周囲にアピールするもののはず。それを敢えて語らないというのは、社長が「わざわざ自らの技を宣伝せずとも、どのような塗装でも完璧に仕上げられる」という絶対的な自信を持っているからだろう。そして実際、同社はどんな依頼が寄せられても職人としての誇りにかけて必ずお客様に喜ばれる塗装を実現しており、お客様からも「ホームページの内容は真実だ」と言われているそうだ。“男は背中で語るもの”。社長の職人らしい生き様を改めて感じる。

対談を終えて

「職人としての誇りを大切にして、がむしゃらに現場作業に力を注いでおられる安藤社長からは、最近の若い人が忘れてしまった男らしい生き様を感じました。ただ、そうして頑張れるのは陰日なたとなって支えておられる奥様と応援してくれるご息女がいらっしゃるからなのでしょうね。」(渡嘉敷 勝男さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ(LEADER’S EYE)』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

有限会社 藤佳塗装

住  所

静岡県浜松市西区西山町1206-7

代表者名

代表取締役・一級建築塗装技能士 安藤 佳央

U R L

http://www.fujiyoshitoso.wrng.jp/

掲載誌

リーダーズ・アイ  2012年3月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『リーダーズ・アイ』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。