2017年03月23日更新
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(株)エスオーエス千代 対談取材記事

名刺
動画

二人三脚で力を合わせて、
人々の住まいづくりをサポート

株式会社 エスオーエス千代

代表取締役 佐々木 理沙
代表取締役 佐々木 宏

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─略歴

「何ごとにも挑戦し、ポジティブに取り組み 周囲の方々と協力し合っていきたい」

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─人ページ写真

学業修了後から、父親の運送業を手伝うようになった佐々木社長。

その胸中には、思春期に親に迷惑を掛けてしまったという、親への想いがあった。

厳格ながらも家族のために一生懸命働いてきてくれた父親へ親孝行をするべく、仕事を共にし、さらにサッシの組立・工事も手掛け、業容を広げてきたのだ。

そんな社長は先の震災直後、地元住民のために自身ができることに全力を尽くし、家族、地元住民、従業員と互いに協力し合って乗り越えてきたという。

何ごとにも挑戦し続けるポジティブな姿勢を持った社長だからこそ、周囲と力を合わせることで新たな可能性を広げ、希望が生まれるのだろう。


『エスオーエス千代』の社長は二人。運送業、アルミサッシの組立・工事を担う佐々木理沙社長と、長年塗装職人として経験を積んできた佐々木宏社長だ。二人で一つと言っても過言ではないほど、互いに支え合い、同社設立から着実に実績を積んできた。本日は佐々木社長夫妻に俳優の志垣太郎氏がインタビューを行った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─対談

親、家族、従業員を思い、
何事もポジティブに取り組んでいく

志垣 『エスオーエス千代』さんは、お二人が社長を務めていらっしゃるのですね。御社の設立に至るまでの経緯からお聞かせ願えますか。

佐々木(理) もともと私の父が運送業を営んでいて、サッシや建材を運んでいたのです。学業修了後から父の仕事を手伝うようになったのですが、段々とこのサッシや建材はどうやってつくられているのかと興味を持ちまして(笑)。運送業と並行してサッシ関連の仕事を始めたのです。

佐々木(宏) 私は個人で塗装事業をやっておりまして。職人として10年ほど経験を積んだ後に独立しました。妻と出会ったころは、彼女が早朝3時ごろから父親の助手として仕事をしていると聞いて、すごいなと思いましたね。そして結婚後、義父から「一緒に会社をしてみないか」と誘われ、資本金を出し合って昨年の7月に当社を設立したのです。一つの会社ですが、私の以前の屋号を残してあり、塗装部門とサッシ部門で分かれているんですよ。

志垣 なるほど。佐々木理沙社長はお父様のお仕事を手伝われていたということですが、女性でこの仕事に興味を持たれる方は少ないですよね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

佐々木(理) 何でも挑戦するのが好きでしたし、思春期に両親に迷惑を掛けてしまいましたから、親孝行も兼ねて自然とそうなりました。東北でも女性で建材を運んでいるのは私ぐらいしかいなかったでしょう。父は現在、仕事を休んでいますが、陰ながら見守ってくれています。

志垣 お父様も喜ばれているでしょうね。会社を設立されてから、どのようなことを大切にしてこられたのですか。

佐々木(理) 何事もポジティブに楽しくやるということをモットーにしてきました。ですが会社を立ち上げる際、いいことばかりシミュレーションしていたので、設立当初は現実の厳しさを思い知りましたね。経営者となりますと、やはり従業員やその家族の暮らしを守らなければなりません。企業として生き残っていくためには他社と競合していかなければならず、そのためにも、いかに自分たちが他社より高品質で廉価なモノを提供でき、さらに対応がいいかということを取引先にアピールしてきました。そして従業員への指導は夫に任せ、様々な対策を練りながら、きちんと周囲から認めてもらえるよう努力を積み重ねてきたのです。

住まいのことなら何でもお任せ
幅広い分野をカバーし、迅速に対応する

志垣 では改めて、御社の事業内容を。

佐々木(理) 現在は運送業とサッシの組立・工事、塗装から外構、エクステリア、建築や設備工事まで当社で担っています。

佐々木(宏) 幅広く対応できますので「住まいのことでお困りであれば、すぐに駆けつける」という意味でこの社名にしました。同じ住宅関連の仕事ですから、塗装をしながらサッシ関連の営業もできますし、またその逆も然り。塗装に関しては、安いところですと1、2年で艶がなくなったりするところもあるのですが、当社の塗装は5年は艶が消えませんから、長くお付き合いのあるお客様がおられますよ。

志垣 二人三脚で会社を守り立てていらっしゃるのですね。

佐々木 (宏) 会社設立の話があった当時、自分の周囲にいなかった技術者がサッシ関係だけでした。ですから全てのピースが揃ったことで、我々技術者それぞれの力を出し合い、「家を建ててくれないか」という施主様のご依頼にお応えしたいと思うようになったのです。私は塗装だけしかできませんから、妻と一緒にならなければそこまで考えていなかったかもしれません。

志垣 様々なことが重なって、覚悟を決められたと。それでは最後に、今後の目標を。

佐々木(理) 家は誰もが必ず建てられるものではない、とても大きな買い物です。会社を発展させ、建築工事だけでなく、つながりを活かした当社ならではの家づくりでその夢を叶えることを最終目標にしています。そこに辿り着くにはまだまだ年月がかかるかと思いますが、つながりのある同業者や協力会社と手を取り合って、這いつくばってでもやり遂げたいです。

佐々木(宏) 私共は本当に人に恵まれているんです。友人や親戚が建設関係の仕事をしていますし、大工や水回りの設備技術者も知人にいますから、このつながりを活かした一軒家を建てられれば嬉しいですね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

経営者として、母としての生き様

▼佐々木理沙社長が出産直後の専業主婦だったころ、東日本大震災が起きた。幸い自身の家族は無事だったものの、子どもを津波で亡くし、家も流され、全てを失った人を見てきた。仮設住宅の着工が始まると、同社は多くの建材を運び、被災した人々のために日夜尽力。佐々木理沙社長は「私は元気だし、手足もあるので何かしなければ」と強く思い、できることは何でもしてきたのだ。『エスオーエス千代』を設立後は経営者の悩みもあるが、震災当時のことを振り返り、自身を奮起させるという。

▼そんな佐々木理沙社長の仕事への活力になっているのは、まだ幼い二人の子どもの存在だという。「ママが働いているの、かっこいいね」と言ってくれるだけで嬉しくなると、笑顔をこぼす。仕事をしていることを理由に日々の暮らしから何かを削ることはせず、休日は必ず子どもと公園で過ごしているのだとか。「仕事を嫌々やっていると、子どもに分かってしまうんです」と、どんなにつらい出来事があっても、ポジティブに、そして誠実に向き合い続けるのが彼女の生き様なのである。

対談を終えて

「佐々木理沙社長、佐々木宏社長のお二人が描いているのは一軒家を建てること。そのお気持ちがあるからこそ、皆様のよりよい住まいづくりを支えたいと強く思われるのでしょうね。佐々木理沙社長はお仕事と育児に大忙しだと思いますが、持ち前のポジティブさを十全に発揮し、そして佐々木宏社長と支え合いながら、お二人でしっかりと『エスオーエス千代』を牽引していくことでしょう」(志垣 太郎さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『センチュリー』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名  称

株式会社 エスオーエス千代

住  所

宮城県宮城郡利府町澤乙字大沢西89番地2

代表者名

代表取締役 佐々木 理沙
代表取締役 佐々木 宏

U R L

http://www.sos-sendai.jp/

掲載誌

センチュリー  2013年12月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『センチュリー』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。