日本で一番お客様に愛されてスタッフもハッピーになれる店を目指す

株式会社 トリムフーズ

代表取締役 泉 英治

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

自然食品や健康食品、健康器具などの販売を手掛ける「トリム」。その新規事業として立ち上げた飲食部門からスタートし、1994年に飲食事業部として独立した『トリムフーズ』は、直営店舗の展開だけでなくフランチャイズ店舗支援や店舗立ち上げ支援なども行いながら、地域密着でお客様に愛される店づくりを目指している。本日はそんな同社を布川敏和氏が訪問し、泉社長にお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

布川 まずは泉社長の歩みから。

泉 学業修了後は様々な経験をしまして、自然食品や健康機具を扱う「トリム」に入社しました。そして、会社で新たに飲食事業を展開することになり、私は営業職から居酒屋の店長に配置転換されたのです。その中で営業ならではの視点を活かして飲食事業に新しい要素を採り入れたところ、事業部を拡大できましてね。それが、現在につながっているのですよ。最初は料理人の世界に営業職の人間が入ることを敬遠されましたが、互いの力を合わせてより良い店にしていきたいという熱意を伝えたところ快く受け入れてもらえましたね。そして1994年、飲食事業部の独立に伴って代表に就任し、今日に至っています。

布川 現在、『トリムフーズ』さんとしては何店舗を展開されていますか。

泉 6店舗です。同じ会社で手掛けている店ですが、それぞれの地域の特性に合わせた店づくりを行っており、いずれも個性が強い店舗となっています。

布川 社長の信念を教えて下さい。

泉 経営理念としては、日本で一番愛される店にすること、働いている仲間たちと幸せを共有すること、そして地域社会・環境にプラスの価値を創造することの3つを掲げています。この理念を上層部だけでなく、各店の店長はもちろん、社員、アルバイトに至るまで浸透させるよう徹底しているんですよ。また、スタッフの夢と会社の夢を合致させた飲食店として長く続けていきたいので、今年は新たに独立支援制度を導入しました。共同経営、独立支援、営業ノウハウ公開などにより、夢と情熱を持つスタッフをバックアップしていくつもりです。

布川 働く人にとって、大きなやり甲斐につながりますね。最後に今後の展望を。

泉 まずはスタッフがハッピーになる店づくりが目標ですね。スタッフがハッピーでないと、お客様にもハッピーな気持ちをお届けできませんから。また、5年ほど前から全国的に開かれている接客や料理を競うコンテストにエントリーしていましてね。まだ優勝したことはありませんので、栄冠を手にできるように頑張っていきたいです。そしてできることなら、東京に出店したり海外へ進出したりしながら、さらに『トリムフーズ』を大きく成長させていければと思います。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

ここにこだわっています

▼最近の居酒屋では当たり前になった、飲み放題や半額タイム、ドリンク100円サービスなど様々な企画の先駆者と言われる「トリム」の飲食事業部。その流れを汲む『トリムフーズ』各店では、魅力ある企画の他、誕生日が近いお客様にはケーキをプレゼントしたり、女性用トイレには替えのストッキングや下着を置くという細やかな心づかいを行っている。そうした優しさがまた人々の足を同店に運ばせるのだ。

対談を終えて
「お客様の笑顔と感謝の言葉が、泉社長の原動力になっているそうです。今後もお客様の声を励みに、頑張って下さい」(布川 敏和さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
株式会社 トリムフーズ
住 所

【本社】

沖縄県那覇市宇栄原1丁目26番23号

【飲食事業部】

沖縄県那覇市久茂地3丁目12番1号 第一久茂地ビル4F

代表者名
代表取締役 泉 英治
掲載誌
報道ニッポン 2011年1月号
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