高い技術力とチームワークで現場を仕上げて信頼を勝ち取る

株式会社 リョーセイテック

代表取締役 川口 良成

(1級管工事施工管理技士・給水装置工事主任技術者)

営業部部長 中村 光孝

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─略歴

「私達の仕事はスタッフ全員のチームワークと
コミュニケーションが大切です」

■たくさんの人達が笑顔になれるように

 

『リョーセイテック』の川口社長は「たくさんのありがとう(感謝)を集める」「最高のものを最適に」「毎日を新しく」という3つの理念を掲げている。スタッフ全員がこの言葉を常に心掛けているからこそ、顧客や協力業者との良好な関係が継続できているのではないだろうか。さらに社外の相手だけでなく、共に働くスタッフも笑顔になれるような企業・職場づくりに努めており、抜群のチームワークを発揮して業務に臨んでいる。

【代表取締役 川口 良成氏の足跡】

静岡県出身。学業修了後、就職のために横浜に移る。その後機械関係の仕事に転向して経験を積むが、前勤務先が解散。そこで当時の仲間と共に『リョーセイテック』を立ち上げた。

【営業部部長 中村 光孝氏の足跡】

川口社長とは14年来の友人。以前は建築・設計の仕事に携わり、社長の誘いを受けて今期より入社した。現在は営業部の部長として、入札関係も取りまとめるなど第一線で活躍。

機械器具設置工事と管工事を二本柱に、上下水道処理施設や焼却設備、各種プラント設備などの工事・設計・施工・製作及びメンテナンス一式を手掛けている『リョーセイテック』。30代の若手が中心となっており、抜群のチームワークを発揮して現場を完成させている。設立から3期目を迎えた同社を訪ね、川口社長と中村部長にインタビュー。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─対談

佐藤 まずは御社設立の経緯から。

川口 私は学業修了後、一旦は清涼飲料水メーカーに勤務したんですが、機械関係の仕事にも興味があり、前勤務先の会社に就職したんです。そちらの会社では約12年お世話になったのですが、解散することに……。そこで迷った末、前勤務先の仲間達と共に当社を立ち上げました。今期で3期目になります。

佐藤 手応えはいかがでしょう?

川口 1〜2期目は、正直に申し上げて安定はしていませんでした。しかし、前勤務先時代のお取引先の方々にご協力いただいて仕事を紹介してもらえるようになり、軌道に乗り始めたんです。

佐藤 中村部長も、立ち上げのころからのメンバーでいらっしゃるのですか。

中村 いいえ。社長とは14年来の友人という間柄で、職場は別でした。私自身は建築の設計などに携わっていたところ、社長から「一緒にやらないか」とお誘いをいただいたんです。

佐藤 お二人はご友人だったのですね!

川口 それまでは仕事の話を持ちかけたことはありませんでしたが、3年目が重要な時期になると思っていたので、信頼できる人をと思っていました。中村部長は同じ建設業界で働いていましたから安心して仕事を任せられますし、今後の業務拡大の力になってほしいと考え、今年の年始に話を切り出したんです。

佐藤 部長はお誘いがあった時、どう感じられましたか。

中村 旧知の間柄ですから、一緒に仕事をすることに不安はありませんでした。会社を一緒につくり上げていくことに興味がありましたし、私の本業である建築の分野等も含めて少しずつ業務の幅を広げていきたいという思いも決め手になり、今期から共に働いています。

佐藤 では改めて、御社の業務内容を。

川口 機械器具設置工事業と管工事業をメインとしており、今年度からは市の公共工事の入札にも参加するようになりました。主に上下水道処理施設や清掃工場などを中心に入札に参加し、少しずつですが成果を上げています。

佐藤 現場は市内が中心なのですか。

川口 市内の他に首都圏での仕事も多いですね。ただ、依頼があれば全国どこへでも駆けつけますよ。北海道や九州の現場の予定も入っています。

佐藤 日本全国が御社の舞台ですね。お仕事で気を付けておられることは?

川口 この地域は同業者が多く、機械器具設置業等の激戦区なんですよ。ですから、現場の仕上がりには特に気を遣っています。さらにスタッフの技術力向上も目指しており、自主的な勉強をはじめ様々な資格の取得を推奨し、他社との差別化に注力しています。また、一度でも事故を起こしてしまってはそれまでの実績も何もかもが水の泡になりますし、多方面にご迷惑を掛けることになりますから、社内でも会議を設けて安全への意識を高めています。

佐藤 現場の一つひとつが会社の技術力を示す何よりの証拠になりますからね。

川口 仰る通りで、現場に実績が積み上げられていくんです。ありがたいことに、当社が手掛けた現場を見て、仕事を依頼されることも増えてきました。真面目に一生懸命頑張ることで、次の仕事につながると思っています。

佐藤 共に働いておられるスタッフの皆様には、どのように接しておられますか。

川口 スタッフの意見は積極的に取り入れるようにしています。悪い部分は見直し、良い案はすぐに採用して社内全体に行き渡らせるようにしているんです。そうして臨機応変に対応できることが、中小企業の強みだと思いますので。また、前勤務先からの付き合いになる仲間はもちろん、新しく入ったメンバーも経験を積んで成長してきてくれています。当社の仕事はスタッフ全員が協力し合わなければ務まりませんから、個々人が信頼できる技術を身に付けてもらうことで成長していきたいと考えています。

佐藤 それでは最後に、今後の目標をお聞かせください。

川口 現在は工事面が中心ですが、今後は設計や開発の分野もできるようにしたい。建築・土木の設計、施工等、幅広く手掛けていきたいと思っています。

中村 新しいことを始めるためには一から基盤を築き上げないといけないので大変ですが、一番やり甲斐のある部分なので皆と力を合わせて頑張りたい。総合的な建設業を目指し、「ものづくり」を楽しみながら、少しずつ形にしていきたいと思います。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

「当社の自慢はチームワーク。
小さい会社ながら、よくまとまった組織です」

(代表取締役 川口 良成)

スタッフとの絆が美しい現場を生む

▼前勤務先の解散を受け、迷いの末に起業を決意した川口社長。短い準備期間の中、未経験の経営について寝る間も惜しんで勉強して『リョーセイテック』をスタートしたが、しばらくは奮わなかった。しかし、前勤務先時代のつながりで取引先にも助けられ、何とか軌道に乗せることができたという。3期目に突入した今年、長年の友人である中村部長を含め2名を引き入れ、勝負の年としてスタッフ一丸となっている。社長はスタッフの意見をこぼすことなく受け止め、悪いところはすぐに改め、良い案は積極的に取り入れて、臨機応変に組織の改善を行っているという。それは現在社員数8名という少数精鋭で運営しているからこそできること。そんな同社の自慢の一つがチームワークの良さだ。現場ではスタッフ間の協力が何よりも大切になる。同社の手掛ける仕事が北は北海道、南は九州にまでわたるのは、抜群の連係プレーによる見事な現場が評価されているからだろう。

対談を終えて
「もともとご友人という間柄とあって、川口社長と中村部長はとても息のあった絶妙なコンビだと思います。そんなお二人の醸し出す雰囲気が『リョーセイテック』さんに良い影響を与えているのではないでしょうか。スタッフの方々は信頼できる人ばかりとのことで、ますます会社の成長が楽しみですね。景気の影響を受けやすい業界ではありますが、工事関連は絶対になくならないお仕事。必ずや道を切り開き、大きく成功されることでしょう。今後もスタッフの皆様と一緒に、お仕事に励んでください」(佐藤 蛾次郎さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
株式会社 リョーセイテック
住 所

【事業本部・工場】

神奈川県横浜市港北区綱島東6-11-47

代表者名
代表取締役 川口 良成
掲載誌
現代画報 2010年9月号
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