細やかなサービスと美味しい牛乳で地域の皆さんの健康を支えたい

森永ミルクセンター NOBA

株式会社 濱ミルク

代表取締役 田中 宏幸

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

横浜市の各地域に「森永乳業」の牛乳やヨーグルトなどを宅配している『濱ミルク』。約3,500件の契約を得るまでに成長してきた同社は、法人化を果たし、さらに幅広い事業にも挑戦していく構えだ。本日は村野武範氏が田中社長にインタビューを行い、同社の成長の秘訣を問うた。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

村野 田中社長がこのお仕事を始められるようになったきっかけは?

田中 以前、勤めていた印刷会社の取引先であった「森永乳業」さんからお誘いを戴いたのがきっかけです。それまでの仕事の関係もあり、大まかな仕事の流れは理解していたのですが、やはり最初は戸惑いましたね。しかし、あるとき無料試飲会を開催する機会を得まして、何と2日間で60件もの契約を結ぶことができたのです。その後、「森永乳業」さんのお力もあって、あっという間に300件を超えました。

村野 大成功ですね。それからは順調に成長してこられたのですか。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▲『濱ミルク』の人気商品「森永カルダス」(左上)、「ラクトフェリンとビフィズス菌 おなかに配達ヨーグルト」(右下)

田中 契約件数が飛躍的に伸びたことで、商品の配達に手が回らなくなり始めました。正直に申し上げると、当初は三度の食事が食べられればいいという程度の気持ちで始めましたので、営業も配達も私一人で担当していたのです。それで無理がたたって、配達中に事故を起こしてしまいましてね。いくら売り上げを伸ばしていても、これでは何もならないと反省し、その後はスタッフを雇い、3年ほど地道な努力で基盤を築いてきました。今では根岸町や浅間町にもセンターを配置し、約3,500件の契約を戴いています。

村野 そこまで多くの顧客を得るに至った理由はどこにあるとお考えですか。

田中 やはり以前、印刷会社で長年積んできた経験が活かされていると感じます。そちらでは、クレーム処理を担当するなど、お客様のニーズを直接伺う機会に恵まれ、様々なことを学んできましたので、常にお客様に満足頂けるサービスを追求してきたんです。そうした姿勢を評価してもらえたのだと思います。

村野 なるほど。今後はどういった展開をお考えなのでしょう。

田中 売り上げが安定してきたことで、新たな事業に挑戦できる余裕も生まれてきましたので、牛乳やヨーグルトなどの販売にとらわれることなく、印刷業やインターネット関連のビジネスにも挑戦していきたいと考えています。今後の課題は、若いスタッフの育成で、一人ひとりの持ち味や長所を大切にしながら、優秀な人材へと育てていきたいですね。今の私にとって、仕事は人生そのものですから、これからも皆様の健康を支え、地域に貢献していきたいと思います。

村野 お話ありがとうございました。

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▲奥様の幸子さんと秘書の齋藤さんも交えて記念撮影

対談を終えて
「わずか8年ほどで3,500件もの契約を得るほどになった『濱ミルク』さん。今後のさらなるご活躍を期待しています!」(村野 武範さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
株式会社 濱ミルク
住 所
神奈川県横浜市港南区野庭665 野庭サブセンター114

【森永ミルクセンター根岸】

神奈川県横浜市中区根岸町3-176-35

【森永ミルクセンター浅間町】

神奈川県横浜市西区浅間町3-178-11

代表者名
代表取締役 田中 宏幸
掲載誌
報道ニッポン 2010年7月号
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