スタッフの個人力を集結しリフォームに大きな付加価値を

内装仕上工事業 宮城県知事(搬-13)第16446号

消防庁防災表示者認定番号 E-4-32737

インテリア・畳・リフォーム

株式会社 ナカジマ装建

代表取締役 中嶋 均

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

内装仕上工事とリフォームをメインに、インテリア用品の販売や畳の製造・販売も手掛ける『ナカジマ装建』。本日は不景気もチャンスと捉え、前向きに歩む中嶋社長にお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

偶然飛び込んだ内装業で経験を積み
23歳の若さで独立を果たす

石橋 まずは社長の歩みからお聞かせ下さい。

中嶋 地元の工業高校を卒業後、埼玉県にある機械関係の会社に就職しました。けれどもまだ若かったこともあり、遊びたいという気持ちと地元が恋しい思いもあって、1年ぐらいで辞めてこちらに戻ってきたのですよ(笑)。それで再就職したのが、たまたま内装資材のメーカーだったんです。

石橋 では、元々内装業に興味があったというわけではなく?

中嶋 ええ。入った会社が内装関係だったというだけです(笑)。しかしいざ仕事を始めると面白く、徐々に興味も深まり勉強するうちにやり甲斐を感じるようになりました。

石橋 その中で、独立を考えるようになられたのでしょうか。

中嶋 そうですね。取引先だった内装会社でアルバイトをさせてもらっているうちに、「自分でもできるんじゃないか」と思うようになったのです。まだバブルも終わりに差し掛かったころで、仕事の需要もありましたからね。今にして思えば安易な発想で、若気の至りだったかなと思いますが(笑)。

石橋 きっかけは何であれ、それからずっと続けていらっしゃるのはすごいことですよ!

中嶋 経験も浅い23歳の若造が今日までやってくることができたのは、人脈に助けられたからです。本当に周囲の方々には頭が下がるばかりですね。

石橋 業務内容は当時から今も変わらないのですか。

中嶋 内装仕上工事という点では一貫していますが、抱える現場の種類は時代とともに変わってきました。昔はアパートやマンション、一戸建てなど様々な現場でクロス・床の貼り替えや窓回りなどの仕上工事を手掛けていましたが、景気の悪化に伴って賃貸物件の需要と供給のバランスが崩れ始めたのです。それで原状回復の仕事だけでは先細りだと感じるようになり、エンドユーザーのリフォームにも力を入れるようになったのですよ。最近では畳の製造・販売も行っています。

石橋 リフォーム会社が畳を扱っておられるだなんて、珍しいですね!

中嶋 ええ。自社で製造を行っている分、お客様にも安く提供できますし品質面でも管理が徹底できます。もちろん畳以外のインテリア用品も扱っていますので、施工だけでなくトータルに提案できることが当社の強みです。

先々を見つめながら
小さな努力を積み重ねる

石橋 現在、スタッフの方は何名ぐらいいらっしゃいますか。

中嶋 私を含めて6名です。営業管理担当が3名、畳事業部に2名という構成で、施工は信頼できる専属の職人にお願いしています。少人数ですが、精鋭が揃っているので頼もしいのですよ。

石橋 スタッフの方を信頼されているようですね。そんな皆さんによく話されることは何でしょう。

中嶋 常に一歩、二歩先のことを考えながら仕事をするようにと話していますね。しかし本当に皆よく頑張ってくれているので、あまり口うるさく言うことはありません。当社の人材教育方針は、基本的に「任せる」ことなんです。

石橋 誰でも何かを任されると責任感が生まれると言いますものね。任せる方はハラハラして、勇気がいることでしょうが(笑)。

中嶋 そうですね(笑)。ただ、私は一人ひとりに経営者の感覚を持ってほしいと思っているのです。ただ指示された通りに作業を行うのではなく、自分の担当する業務に関しては自分で原価管理もきっちりと行う。そうすると、今まで見過ごしていたようなロスに気がつき、改善点が次々と思い浮かんでくるのです。一つひとつは小さなことかもしれませんが、それが積み重なれば大きな成果が生まれると思います。

石橋 なるほど。これは職種・業種を問わず、スタッフの意識改革に使えるメソッドだと思います。ところでこちらの業界の動向としては、まだまだ厳しい状況なのでしょうか。

中嶋 ええ。会社を立ち上げてから12年になりますが、今が一番厳しいですね。大手メーカーや異業種からの参入で競合他社も増え、それに加えてこの不況でしょう。現場の数が減って単価も下がっているのに、材料費は上がるばかりで頭が痛いですよ(苦笑)。

石橋 そのような中、対策として実践されていることがあれば教えて下さい。

中嶋 色々な付加価値を付けて、とにかく品質とサービスで勝負するのみです。業界全体が苦況ということは、いわば業者がふるいにかけられている状況とも言えます。つまり良い業者だけが残っていくため、チャンスという見方もできる。今が正念場ですから、何としてでも生き残っていくつもりですよ。

石橋 頼もしいですね! では最後に今後の目標をお願いします。

中嶋 将来的にはトータルリフォームとしてリノベーションの分野までカバーしたいですね。世の状況を見ながらスタッフを増やし、大規模な工事も受けられるような体制にするのが目標。そして安定した企業を目指していく所存です。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真
地域密着で満足のいくリフォームを

▼リフォームはその内容にもよるが、施主にとってはかなり大きな出費になるものであり、同時に日々の暮らしに直結するだけに業者選びを失敗すると生涯後悔することにもなりかねない。最近はインターネットの普及によって選択肢も広がっているが、会社の規模や値段ではなく、実際に業者と顔を合わせて話をしてみることが大事だ。たった一度の打ち合わせでも、良い情報のみを並べたホームページやチラシからは決して得られない何かを感じ取れるだろうし、専門家から思ってもいなかった解決策や提案が得られることも多い。『ナカジマ装建』がこれまでエリアを拡大することなく、地元である仙台市にしっかりと根を下ろして活動してきたのも、お客様に本当に満足してもらえるリフォームを行いたいという中嶋社長の信念からだそうだ。

▼同社の丁寧な作業は、リピーターやお客様同士の紹介が多いことが実証している。水回りや内装のリフォームはもちろん、水漏れやパッキンの交換、網戸の貼り替え、換気扇の交換などの小さなリフォームにも対応してくれるというから、地元の人々にとっては心強い存在だろう。社長やスタッフたちも、工事や修理を終えた後にお客様から「ありがとう」「綺麗になった」と言われることが何よりのやり甲斐なのだそうだ。業界は低迷を続けているが、同社ならば地域密着の独自の姿勢で生き残っていくに違いない。そして地道な活動で体力を付けた企業こそ、将来を担う存在になるはずだ。

対談を終えて
「「何も分からない中で、やみくもに突き進んできた」と中嶋社長は昔を振り返っておられましたが、今日まで堅実経営を続けてこられたのはやはり経営者としての確固たる信念があったからでしょう。先行き不透明と言われる業界においても、地域からの絶大な信頼を得ている『ナカジマ装建』さんにはしっかりとした安定感が見受けられます。地域密着の姿勢と畳の製造も行うという独自性を磨き、さらに発展されることを期待していますよ。」(石橋 正次さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
株式会社 ナカジマ装建
住 所

【本社】

宮城県仙台市泉区野村字鐙坂8-1

【畳事業部】

宮城県黒川郡富谷町富ケ丘3丁目2-20

代表者名
代表取締役 中嶋 均
掲載誌
報道ニッポン 2010年4月号
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