お客様のために、できることは全てやる!常に笑顔が溢れるお店に各地でファンが急増中

ティーネット 株式会社

代表取締役社長 片山 優二

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─略歴

【足跡】 土木業から一転、飲食業に参入し、理想を形にすべく1999年に『炭火やきとり とりのすけ』1号店を神戸市西区に開店させる。着実に店舗数を増やし続け、現在も更なる展開を目指し邁進中だ。
関西圏を中心に、着実に店舗数を増やし続ける焼き鳥店『とりのすけ』を経営する『ティーネット』。同社では、『とりのすけ』での独立開業支援や、厨房機器の買取、販売などにも尽力している。片山社長にお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─対談

具志堅 片山社長の歩みから伺います。

片山 社会人第一歩目の仕事は土木業です。若いころから、自分の力で食べていきたいと思っていたので、24歳の時にダンプカーを購入し独立しました。妻にも協力してもらい、しばらくは順調だったのですが、その後仕事が減り、飲食業に転向することにしたのです。接客業は全くの未経験でしたが、3カ月の研修で独立できるというので、焼鳥店のチェーン店に勤めました。しかし、その時に納得しかねることもありましてね。自分が経営者になれば、その様な部分を改善できるのではと思い、研修後に退職し、自分で店を出すことにしたのです。

具志堅 そちらも焼鳥店だとか。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

片山 ええ。『炭火やきとり とりのすけ』といいます。低価格で新鮮さと味に自信のある料理を提供し、1、2杯だけでも気軽に立ち寄っていただける店を目指しました。開店当初は、売り上げが一万円に満たない日もありましたが、お客様からいただいた意見をその日のうちに取り入れる方針を採っているうちに、お客様の数も増えていきました。リクエストがあれば、すぐに食材を買ってきてメニューに加えていたので、今ではメニューは平均500〜600種類、店舗によっては800種類ある店もあるんですよ。

具志堅 すぐに人気店になったのでは?

片山 お陰様で1、2年経ったころには、行列ができるようになりました。その様な状況を受けて、2店目を出すことにしたのですが、思った以上に流行らなかったのです。というのも、実はお客様は私に会いに来てくれていたようで(笑)。そこで、人材育成にも力を入れるようになりました。アルバイトにも将来のビジョンを示し、「接客が素晴らしい」とお客様から評価されれば、その人が学生であってもオーナー候補です。若いうちは資金が無いでしょうから、様々な面で支援し、今まで多くの優秀なオーナーを送り出してきました。現在は、社外からもフランチャイズ店のオーナーを広く募集しています。90日間で出店できるよう独自の研修を行い、スタッフが一丸となってサポートしますので、興味を持たれた方はぜひ自分なりのオーナー像を求めて挑戦してほしいですね。

具志堅 普段、従業員の方には、どの様なことを仰っているのですか。

片山 飲食店に苦情は付き物だと思いますが、苦情のままで終わらせるのではなく、必ず最後には笑顔で帰ってもらえるよう誠実な対応を心掛けてもらっています。また、常に楽しんで仕事をするようにとも言っていますね。まだ最終目標の半分も達成していませんので、今後も広く愛される店を目指して頑張ります!

具志堅 頑張ってくださいね!

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真
対談を終えて
「『沖縄が好きなので、将来は沖縄にも出店したい』と仰っていた片山社長。ぜひ、沖縄の空気の中で『とりのすけ』さんの料理を堪能したいですね!」(具志堅 用高さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
ティーネット 株式会社
住 所
兵庫県明石市魚住町西岡500番地の25
代表者名
代表取締役社長 片山 優二
掲載誌
現代画報 2010年1月号
本記事の内容は、月刊経営情報誌『現代画報』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。