協力会社と密に連携し全国で誠意ある内装工事を

協和工芸

代表 武市 公憲

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─略歴

内装工事を行う「協和工芸」は、大阪を拠点に全国で活躍している。2002年の創業以来、施主との直接対話、丁寧な対応、納期厳守の誠意ある工事で顧客から信頼を得てきた結果である。今後も協力会社との連携を密にし、この不況を乗り切る構えだ。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─対談

村野 武市代表が独立されるまでの経緯をお聞かせ下さい。

武市 学業修了後は大阪の老舗内装工事会社に就職しました。そちらで8年間お世話になった後、営業職の同僚に誘われ、彼が創業した会社へ。現場の管理を任されていました。人の使い方など多くを学ぶことができましたね。高級海外ブランドのブティックの内装を手掛けたこともあるんですよ。その後、2002年に独立して「協和工芸」をスタートさせました。

村野 地元である大阪での仕事がメインですか。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▲同社がデザイン・設計・施工を手掛けた防犯・監視カメラのショールーム(横浜)

武市 そうですね。ただ、依頼があれば全国どこへでも出張していますよ。疲れますが(笑)、この不況の中、こうして仕事があるのはありがたいことです。それも協力会社はじめ周囲の方々の支えあってのことと、感謝しています。

村野 どのような営業を?

武市 当社の仕事が営業を兼ねているんです。というのも、現場に足を運ばれた施主様が当社の仕事ぶりを見て次の仕事を依頼してくださることが多いから。そうして今に至るんですよ。

村野 お仕事の上で大切にしておられることは何でしょう。

武市 お客様と直接お会いし、全ての打ち合わせを私が担当することです。大きな仕事になると難しい面も出てきますが、それでもできるだけ直接接するよう努めていますよ。

村野 現場ではどういったことを職人に伝えておられますか。

武市 効率よく作業することです。職人が最も大切にしなければならないのは、“安全”に加えて“納期”です。店舗をメインに手掛けているため、納期に遅れるとお客様にご迷惑を掛けてしまいますから。

村野 他に心掛けておられることは何ですか。

武市 横のつながりですね。現場には大工さんをはじめ、いろいろな職種の方が集まります。ですから協調性を持って仕事をすることは重要なのですよ。

村野 今後はどのように展開を?

武市 今まで通り、いただいた仕事をしっかりとこなしていきます。今は厳しい時代ですが、仲間たちと踏ん張り、いつか皆で笑って仕事ができるよう、コツコツ頑張りたいですね。

村野 応援しています。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真
対談を終えて
「『厳しい指導に落ち込んでは立ち直る』の繰り返しだったと修業時代を振り返っておられた武市代表。また、負けずに頑張って良かったとも仰っていました。そのお言葉から、代表が今いかに職人として充実しておられるかが分かります」(村野 武範さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
協和工芸
住 所
大阪市西成区玉出西2-11-11 エクセルマンション1階
代表者名
代表 武市 公憲
掲載誌
国際ジャーナル 2009年11月号
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