万国共通の美味しさは“家庭の味”にあり韓国の食卓に並ぶ料理を横浜で味わう

黒毛和牛炭火焼肉&韓国家庭料理

李さんの台所/将軍

オーナー 李 聖宰

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

『李さんの台所』で実際に料理するのは、母国で我が子にお袋の味を作り続けてきた「お母さん」たち。その中で李オーナーが美味しいと思うものだけを提供すると言うから味に間違いはない。本日は食通でおなじみの村野武範氏がオーナーに、韓国料理の魅力についてお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

村野 では李オーナーのご経歴から。

李 22年ほど前に韓国のソウルから勉強のため日本にやってきて、学校に通いながら焼肉店でアルバイトをしていたのです。そこでお店のオーナーから「社員として働かないか」と声を掛けて頂きましてね。そのお店で6年間働いた後、縁あって横浜に自分の店を出せることになり、『李さんの台所』をオープンしました。

村野 親しみやすさが感じられるネーミングですね。お料理はどのようなものを出されているのでしょう。

李 和牛の炭火焼肉と韓国の家庭料理をお出ししています。オープン当初から韓国の「お母さん」たちに調理場に入ってもらって、飾らない本場の味にこだわっているのですよ。また、私自身が美味しいと思うものしか出さないというのも当店のポリシーですね。

村野 失礼ですが「お母さん」とはオーナーの奥様ですか。

李 いえ、妻と子どもは韓国に住んでいるんですよ。「お母さん」というのは言葉の通り、韓国で実際に自分の家の食卓を彩ってきた母親たちで、日本在住の方々に頼んでいるのです。最近は私もよく厨房に立ちますね。

村野 では「お父さん」の料理も楽しめるわけですか(笑)。韓国料理の特長などを教えて下さい。

李 韓国料理はスープや鍋など身体に良い食材で作るメニューが多く、当店と、姉妹店の『将軍』では本場と同じように突き出しや小鉢に工夫を凝らしています。私が毎日市場を回って食材を仕入れており、焼肉には最高級の和牛をご用意していますよ。その他、麺にもこだわり、韓国から取り寄せたデンプン粉を100%使用して自家製麺を提供しています。

村野 もう1店舗経営できるのも、味へのこだわりがあればこそですね。お客様はどういった方が多いのでしょう。

李 10年来の常連様や、接待などには必ず当店をご利用下さる方、転勤などでこの地を離れてもなお足を運んで下さる方など様々ですね。

村野 愛されている証拠ですよ。今後のビジョンなどはございますか。

李 私どもにとってお客様に満足して頂くことが何よりの喜びですから、美味しそうに食べて下さる顔を見ていると、もっと何かしてあげたくなるんです。だからこれからも韓国料理の美味しさを国の隔たりなどなく味わってもらえたら本望ですね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真
ここにこだわっています
【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

▼厳選した極上のA5ランク和牛焼肉と、サムゲタンやタッハンマリなどの韓国料理が売りの『李さんの台所』。いずれも韓国の家庭で出される食卓の味が再現されており、韓流スターやスポーツ選手なども来店する人気店だ。毎日、李オーナー自ら市場で仕入れる健康に配慮した食材を、最高の味付けでどうぞ。

対談を終えて
「韓国のお袋の味にこだわり続ける李オーナー。美味しいものをより多くの人に広めたいという想いが伝わってきました」(村野 武範さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
李さんの台所/将軍
住 所
神奈川県横浜市中区福富町西通り48番地
代表者名
オーナー 李 聖宰
掲載誌
報道ニッポン 2009年11月号
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