不況下でも急成長!現場主義を貫き真の実力で飛躍する

一般建築塗装・吹付・防水工事

有限会社 ナカオ塗装

代表取締役 中尾 幸生

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

【足跡】 最初は軽い気持ちで塗装業界に入るも、次第に魅力を感じるようになり積極的に技術を磨く。27歳で結婚と同時に独立を果たし、個人事業を経た後、平成13年に『ナカオ塗装』を設立。現場主義の職人であり、プライベートではマリンスポーツを愛するアウトドア派だ。
厳しい状況が続く建設業界の中で『ナカオ塗装』は安定した業績を維持し、勢いを見せる特出した存在だ。現場主義をモットーとする中尾社長を筆頭に、10名の腕利き職人と協力会社の面々が今日も現場を駆け回っている。本日はそんな同社をタレントの布川敏和氏が訪問し、社長にインタビューを行った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

苦節時代を乗り越えて
今、大輪の花を咲かせる職人集団

布川 まずは社長の歩みからお聞かせ下さい。現在の塗装のお仕事に就かれたのは、お幾つぐらいのころだったのですか。

中尾 ちょうど20歳ぐらいでした。最初は「給料が良いから」というぐらいの軽い気持ちだったのですが、いざ始めてみると面白くて。次第にのめり込んでいき、新しい技術を習得するのが楽しくて仕方ありませんでしたね。そして自分の腕に自信がつき出すと同時に独立心も芽生えてきて、27歳で結婚と同時に独り立ちしました。

布川 奥様から反対はありませんでしたか。

中尾 むしろ背中を押してくれたぐらいです。いつも陰日向となって支えてくれたからこそ、今日があると実感しています。

布川 内助の功ですね。当初は何名ほどでスタートされたのでしょう。

中尾 2、3人ぐらいで、最初は資金も実績もなく苦労の連続でしたね(笑)。しかし一度自分の力だけでやってやると決めたからには、簡単に後には引けませんから無我夢中で走ってきました。そのうち現場を見て下さった方やお客様からのご紹介で依頼が順調に得られるようになり、軌道に乗ることができたのです。

布川 技術はもちろんでしょうが、社長の頑張りが評価されたのだと思います。現在で立ち上げから何年ほどになるのですか。

中尾 法人化してからは8年目ですが、個人事業時代を含めると10年以上になりますね。お陰様でスタッフの人数も10名にまで増え、10代の若手からベテランまで年齢層も幅広く揃っています。さらに現場に応じて協力会社さんからも応援に来てもらっていますので、常時15名ぐらいで動いていますね。昨年からは優秀な営業マンが入ってくれたお陰で、受注がどんどん増えてきているのですよ。毎日嬉しい悲鳴を上げながら、各現場を走り回っている状況です。

布川 このご時世に、それだけお忙しくしている会社は珍しいですよ! 社長がこれまで蒔いてこられた努力の種が、今大きな花を咲かせているのだと思います。

チームワークと技術力を武器に
現場での信頼を重ね続ける

布川 現場はどういったところが多いのですか。

中尾 一戸建ての一般住宅から新築マンション、ビルの改修工事まで様々です。私どもは建築塗装のみならず吹付や防水工事まで行えますので、多方面からお声をかけて頂くのですよ。塗装のことならどんなことでもお任せあれ、というのが当社の自慢です。

布川 それが順調な実績につながっているのですね。社長が現場を見て回られることもあるのでしょうか。

中尾 見て回るのではなく、私も一職人として現場に立っていますよ。若い連中と一緒に仕事をしていると刺激を受けますし、難しい内容であればあるほど燃えてきますね(笑)。事務所でじっとしているなんてできませんし、やっぱり現場で檄を飛ばしている方が性に合っているのです。

布川 男達が真剣勝負で現場で汗を流している様が目に浮かびます。それに施主側としても、社長が現場で締めてくれていると安心されるでしょう。

中尾 私がいる、いないよりも現場の完成度が何よりも信頼に結びつくと実感しています。ときには極端に短い工期であったり単価の安い仕事が舞い込んでくることもありますが、だからと言って手を抜いてしまっては一瞬にして信頼を失ってしまう。それだけは肝に銘じて、どんな現場でも最高の仕上がりになるように全力を尽くしています。また、現場に出れば、スタッフの誰もが『ナカオ塗装』の看板を背負うわけですから、その責任感だけはきちんと持つようにと常々話していますね。

布川 プロ意識の高さが完成度につながっていると。では、一番やり甲斐を感じるのはどんなときですか。

中尾 完成した現場を見て下さったお客様から「こんなに綺麗になるだなんて!」と喜んで頂けたときが、職人冥利に尽きる瞬間です。それはお金ではなく、気持ちの部分。私だけでなく、現場にいる全ての職人が同じ気持ちだと思います。

布川 達成感を共有することで、団結力も一層高まるのでしょう。最後に、今後に向けての抱負を。これだけ順調でしたら、組織の拡充などもお考えなのではありませんか。

中尾 そうですね。もう少し大きくしたいとは思いますが、あくまでも自分の目の届く範囲でと考えています。まずは強い組織を作るために内部充実を図り、私自身ももっと経営者としてのスキルを磨かなければなりません。そして今後も周囲の方々との信頼関係を大切にしながら、現場に立ち続けたいですね。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真
職人をまとめあげ、最高の施工を行うために

▼一昔前の職人の世界では作業中に罵声が飛び交い、休憩時にはタバコをふかして寝転がる、なんて光景もよく見かけられたものだった。だが時代は変わり、職人たちにも変化が求められている。中尾社長は特に礼儀・礼節面を重視し、人目のつかない場所であってもきちんとした態度でいるようにとスタッフたちに徹底させているのだとか。だが、単に規律を求めるだけでなく、仕事外ではスタッフの家族も招いてバーベキュー大会を催すなど、日ごろからチームワークづくりを大切にしている。こうしてけじめをつけた人材教育が土台となり、現場での最高の仕上がりが実現しているのだろう。

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対談を終えて
「『ナカオ塗装』さんは、創業から今日までの間で、今年が一番良い業績なのだとか。誰もが仕事がないと嘆く中で、これは本当にすごい偉業ですよ。中尾社長ご自身は「仕事運と人に恵まれたから」とおっしゃっていましたが、不景気下でこそ真の実力が現れるのだと思います。これからも攻めの姿勢でさらに飛躍していってほしいですね。私も陰ながら応援していますので頑張って下さい!」(布川 敏和さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
有限会社 ナカオ塗装
住 所

【本社】

東京都墨田区押上3-24-18

【営業所】

東京都墨田区東駒形3-15-12 新井コーポ1F

代表者名
代表取締役 中尾 幸生
掲載誌
報道ニッポン 2009年10月号
本記事の内容は、月刊経営情報誌『報道ニッポン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。