国際競争力の高い製品を支える最先端技術を宮城から発信!!

加美電子工業 株式会社

代表取締役社長 早坂 裕

営業部営業課 課長 天木 昌博

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─略歴

宮城県加美郡の豊かな自然に囲まれた地にて、国内最先端の技術を用いてプラスチックや金属の表面加工を行っている『加美電子工業』。国際競争力のある製品に彩りと機能を付与する役割を担い、新技術の開発にも余念がない。本日は飽くなき挑戦を続ける同社を俳優の三ツ木清隆氏が訪れ、早坂社長と天木課長にインタビューを行った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─対談

三ツ木 まずは御社の沿革からお聞かせ下さい。ご創業はいつごろですか。

早坂 昭和45年に先代が創業し、当初は配線組立やプラスチック成型などを手掛けていました。その後すぐにスクリーン印刷や塗装へと移行し、現在は電子部品や機械部品、光学部品などの表面加工を行っております。塗装から各種印刷、ホットスタンプ、プレス、レーザー加工まで一貫して手掛けられるのが当社の特長なのですよ。

三ツ木 通常なら別々の会社に頼むところを御社に一括して発注できればお客様にとっても便利でしょうし、何より安心だと思います。

早坂 当社が手掛けさせて頂いているのは自動車の内装部品やカメラ、携帯電話の操作ボタンなどが多く、どれも国内大手さんのものばかり。ですから日本を代表する最先端技術を支えているという自負を持って作業に取り組んでいます。

三ツ木 それだけキャパシティーを広げるためには、相当な設備投資を行ってこられたでしょう。

早坂 ええ。設備と人材への投資は惜しみなく行い、技術を磨くのが創業時から続く当社の社風なのです。平成12年にクリーンルーム新本社工場が完成したことにより一気に対応できる幅が広がりましたし、現在も産業技術総合研究所東北センターと共同で環境にやさしい塗装技術の研究に取り組んでいます。

三ツ木 その積極的な経営が御社を今日まで成長させてきたのだと思います。天木課長からご覧になって、社長はどのような方ですか。

天木 元気で明るく、モラルの高い方ですね。どんなときも暗い顔をされず、雇用をしっかり守って下さいますから社員は安心して働くことができます。もちろんときには厳しいことも口にされますが「今苦しいのはどこも同じだから、技術力を武器にこの地で頑張っていこう」と自ら先頭に立って旗振りをされているのですよ。お陰様で私自身もともに仕事をするのが楽しくて仕方ありません。

三ツ木 活力あふれる会議の様子が目に浮かびますね。社長の経営者としての信念をお聞かせ下さい。

早坂 当社の社是でもある、心と技術を磨き、信頼の構築をはかり、共に生きる喜びを追求することです。この仕事のやり甲斐は、持てる力の全てを尽くしてお客様から評価頂ける製品を作り上げること。その実績の一つひとつが信頼を生み出していくと思いますから、今後も技術の研鑽に努めていく所存です。

三ツ木 では最後に、今後の展望を。

早坂 まずは前述の環境負荷の少ない塗装技術を完成させて、社会に貢献したいですね。そして後進へと続く経営基盤を整えていきたいと思います。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

対談を終えて
「これだけの先進技術を持つ企業の存在は、地域経済の活性化にもつながるはず。今後とも是非頑張ってほしいですね」(三ツ木 清隆さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『報道ニッポン』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
加美電子工業 株式会社
住 所

【本社工場】

宮城県加美郡加美町字下野目雷北6

TEL 0229-67-3110 FAX 0229-67-6930

【第二工場】

宮城県加美郡加美町字下野目下久保南2

TEL 0229-67-3635 FAX 0229-67-6279

【SPC工場】

宮城県加美郡加美町蓬田66-2

TEL 0229-67-7001 FAX 0229-67-7013

代表者名
代表取締役社長 早坂 裕
掲載誌
報道ニッポン 2009年7月号
本記事の内容は、月刊経営情報誌『報道ニッポン』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。