布川　まずは、事業内容からお聞かせ願えますか。

平田　当社は木材業者として創業し、その後はホームセンターの経営にも乗り出しました。私が3代目に就任してからは建築業が主体となっており、風呂の入れ替え工事などのリフォームがご依頼の大部分を占めています。

布川　こちらの特色と言いますと？

平田　自社でショールームを構えていますので、現物に触れながら希望の形をセレクトできるところです。それに加えて、お客様との打ち合わせの段階から、できるだけ具体的な完成イメージを想像して頂けるように工夫を凝らしています。手書きの図面やCADを使用したパースなどをご覧頂くことで、要望と完成形とのギャップを縮めることができているのですよ。

布川　それならお客様は安心してお任せできますね。しかし、情報が手軽に入る今の時代、お客様からは多様な要望が持ち込まれるのでは？

平田　はい。ですからどんな要望にも対応すべく、日ごろからアンテナを張り巡らせて常に新鮮な情報を得ていますし、もちろん勉強も欠かしません。それに、一回施工したらそれで終わりではなく、いずれメンテナンスが必要になることも考慮して、アフターフォローなどのサービス体制も構築しています。そんなお客様を第一に考えた対応が奏功したのか、口コミや紹介によるお客様が年々増えているのですよ。

布川　施工におけるクオリティーの高さもご好評の要因だと思いますが。

平田　そうですね。当社は少数精鋭体制ですし、長く信頼関係を保ってきた協力業者との連携も抜群ですから、施工には自信があります。リフォームをすると空間が生まれ変わったような新鮮な感覚になりますし、そんな中で「我が家ではないみたい」「綺麗になって本当に良かった」などと喜びの言葉をかけてもらえたときは嬉しさが込み上げてきますね。お客様に気に入って頂いて喜ばれること──その繰り返しがこの仕事ならではの醍醐味と言えます。

布川　社長の表情はやり甲斐に満ち溢れていらっしゃいますね。最後に、今後に向けての展望をお聞かせ下さい。

平田　これからもお客様本位の姿勢を貫いて、要望に限りなくマッチしたハイレベルなサービスをご提供していければと思います。そしてお客様の喜びの声を糧としながら、地域に根付く『イサミヤ』としての歴史を今後も末永く続けていきたいと思います。

布川　これからもまた新たな歴史を築いていってもらいたいですね。