佐藤 最初に御社の歩みから伺います。
濱岡 取締役である父が、昭和55年に個人で塗装業を始めたのが始まりです。
濱岡(鉄) 若いころ塗装の仕事に出会いまして、様々な経験を積んだ後、独立しました。息子は早くからこの仕事に携わっており、平成16年に会社を設立したのですよ。
佐藤 塗装といっても色々ですが、どのようなお仕事が多いのですか。
濱岡 一戸建てやアパートのリフォームを多く手掛けています。一般建築塗装だけでなく、足場工事や水まわりの工事、看板など、住宅に関する工事一式を受け付けているのですよ。
濱岡(鉄) 昔と比べると新築が減ったので、今は改修の方が多いですね。
佐藤 塗装は仕上がりが特に重要だと思いますが、顧客満足度を高めるために何か工夫されていることはありますか。
濱岡 例えば住宅の壁を塗装する場合などは、色によって印象が大幅に変わりますから注意しなくてはなりません。また、色というのは無限にあり、一言で“赤”と言っても、様々な“赤”が存在します。ですから作業に入る前に、色見本や実際に色を塗ったものをきちんとお見せして、お客様にも出来上がりを想像してもらえるように、打ち合わせを念入りに行っています。
濱岡(鉄) そういった細かい打ち合わせや心遣いを続けてきた結果、地域の皆様からの信頼が少しずつ高まり、仕事のお話を戴けるようになりました。その気持ちに応えるため、私たちもどこまでも妥協せず、満足のいく仕上がりを目指しています。
佐藤 スタッフの皆さんと力を合わせてこられたからこその結果ですね。
濱岡(鉄) スタッフは皆家族のように結束力があります。私は今でもそこに混じって、現場に行ったり打ち合わせに参加したりしているのですよ。
佐藤 では最後に、これからの目標をお聞かせ下さい。
濱岡 仲間と集まり団結して仕事をすることが好きなので、もっとスタッフを増やしたいと思っています。そして、自社で請け負った仕事を、施工まで一貫して行うという理想を実現したいですね。
濱岡(鉄) お客様の依頼に柔軟に対応できる技術職人として、一人ひとりが頑張っていきたいです。