患者様の立場に立った店舗運営で心と身体の健康をサポートする

有限会社 ひろ/中森かいてき薬局

代表取締役 中森 寛典

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─略歴

2000年の創業以来、地域に欠かせない薬局として人々から頼りにされている『ひろ/中森かいてき薬局』。広範な知識と豊かな人間性を兼ね備えた優秀なスタッフが集まる同店には、老若男女を問わず幅広い世代の患者様から信頼が寄せられている。「かかりつけの薬局」のさらに一歩先を見据えて邁進する同社を、俳優の穂積隆信さんが訪問した。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─対談

穂積 『中森かいてき薬局』さんは、石川県下で店舗展開されているそうですね。ご創業はいつごろなのでしょう?

中森 2000年の8月です。開業にあたっては出来る限り患者様が快適に過ごしてもらえるようにしたいと考え、病院の先生とも相談しながら店舗の内装にとことんこだわりました。『中森かいてき薬局』という名前も、そんな思いを込めて名付けました。

穂積 確かに店内はとてもゆったりしていて、まるでカフェのような雰囲気ですね。他の店舗もそれぞれ特徴が?

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

中森 ええ。バリアフリーなどの基本的な構造は全店共通ですが、店舗によって患者様の層は異なりますから、それぞれに合った造りにしています。たとえば本店では、患者様が気分的に落ち着いていただけるように、待合スペースを吹き抜けにしているほか、気分が悪くなられた方が横になれるように6畳の畳スペースも確保。また、子どもの患者様が多い店舗では遊戯スペースを設け、薬を渡す窓口もお母様とお子様が一緒に座れるようにしているのですよ。

穂積 そこまで配慮されている薬局はとても珍しいと思います。では、患者様と接する際に心掛けておられることは?

中森 常に患者様の目線になることですね。薬には名前が難しいものが多く、成分も一般の方にはわかりにくいため、どうしても専門的なイメージが先行して患者様は受け身になってしまいがち。もしわからないことがあっても病院の先生には聞きづらかったりして、あいまいなままお薬を飲んでおられるケースも少なくありません。だからこそ当薬局では、「どうしてこの薬が出されたのか」などを詳しく説明しているほか、もし仮に先生に聞き漏らしたことがあれば、代わりに私たちが聞くなど、患者様が安心して薬を服用できるようにサポートしています。

穂積 それを実現するためには、スタッフ一人ひとりの力量も問われますよね。

中森 ええ。特に、薬局にお越しになる方は肉体面や精神面で少なからず不安を抱えておられますから、それに対する配慮は欠かせません。幸いなことに、当薬局には素晴らしいスタッフが集まっており、高度な知識と豊かな人間性を持つ優秀な者ばかり。皆、患者様と心と心のお付き合いをしてくれています。

穂積 それでは最後に、将来の展望を。

中森 地域の方々の健康をサポートする「かかりつけの薬局」から一歩先に進んだ、「お薬“ほっと”ステーション」になることが最大の目標です。それを実現するためにも、企業理念である「清く、正しく、美しく」を合言葉に、スタッフ一丸となって邁進していきたいと思います。そして薬局の枠に囚われず、将来的には介護施設などとも連携を図りながら、地域の健康を総合的にサポートできるようになりたいですね。

対談を終えて
「患者様の目線を大切にした薬局運営で、人々の健康な暮らしをサポートしていらっしゃる『中森かいてき薬局』さん。地域にとってもはや欠かせない存在となっていると思います」(穂積 隆信さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『現代画報』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
有限会社 ひろ/中森かいてき薬局
住 所

【本店】

石川県金沢市増泉2丁目7番44号

【支店】

浅ノ川薬局・ホコ町薬局・ハマナス薬局
小松薬局・ラパーク店・パレット店

代表者名
代表取締役 中森 寛典
電話番号
TEL 076-226-0073
掲載誌
現代画報 2008年10月号
本記事の内容は、月刊経営情報誌『現代画報』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。