盤石の会社基盤を築き高いスキルを備えた人材を育て地域密着型のサービスを提供

株式会社 レボリューション

代表取締役 金子 壽波留

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─略歴

■全力を尽くさずして道は拓けず
「何ごとにも一生懸命で、絶対に妥協しない人」──周囲からそう評される金子社長は、仕事にも趣味にも全力投球だ。「言葉は悪いかもしれませんが、スタッフたちにも、『遊ぶために仕事を頑張れ!』という感じではっぱをかけているんですよ。やはり『何かのために』という思いがあると、やる気って出てきますものね」と笑顔で語った社長。“やるからには、思いっきりやる”──この信条を大切に、社長は走り続ける。
【足跡】 東京都出身。高校卒業後、カーディーラーに就職し、整備士として経験を積む。20歳から本格的にバイクレースの世界に入り、30歳の引退まで活動した。その後「レボリューション」を立ち上げ、仲間とともに情報通信事業をスタート。現在に至る。
高速通信ネットワークインフラ事業や法人向けサポート業務など、情報通信業界において幅広い業務を手掛けている「レボリューション」。同社は、ハイレベルな技術を備え、顧客のどんな要望にも柔軟に対処できる環境を整えており、人材育成にも積極的だ。本日は羽田惠理香さんが金子社長にお話を伺った。

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─対談

羽田 早速ですが、金子社長が社会に出て最初に就かれた職業は何だったのでしょう。

金子 私は高校卒業後、自動車整備士としてカーディーラーに勤めました。そして20歳の時、バイクレースの世界に入ったんですよ。カーレースやバイクレースなど、レースというのはとにかくお金のかかるスポーツです。おかげさまで、私のバイクレーサーとしての能力を評価していただいて、スポンサーからマシンやパーツなどの提供を受けることができ、30歳までの10年間、レースに専念することができました。一瞬の判断が必要とされる痛いほどの緊張感、抜群のチームワークから生まれる絆、レース終了後の爽快感、そして常に危険と隣り合わせではありますが、だからこそ全力で戦う充実感に満たされていましたね。30歳の時、迷いながらもバイクを降り、引退。実は引退後しばらく、私は自分の進む道を見失ってしまったんです。レースの世界が大好きでしたから。

羽田 なるほど。ではバイクレース引退後、「レボリューション」を設立された経緯をお聞かせ下さい。

金子 どういった道に進むか迷った私は、とにかくいろんな職業を経験しました。そんなとき、パソコンのセットアップという仕事に出会ったんです。手掛けていたのは私の知人。彼女は現在、当社の専務を務めてくれています。仲間3人で細々とはじめたんですが、徐々に仕事が増えていき、パソコンの知識が増えるに従って業務内容も広げることができました。現在は、情報ネットワーク事業として高速通信ネットワークのインフラ整備やIP電話の施工などを、また情報サービス事業として法人向けサポート業務やPC訪問サポート業務などを手掛けています。

羽田 順調に歩んでおられるようにお見受けしますが、その要因は何だと思われますか。

金子 当社が最も誇れるのは仕事における“正確性”です。この仕事は一つひとつの作業をいかに正確に進められるかがポイント。また率直に申しまして、当社のような小さい規模の会社は、ひとつのミスが命取りになりかねません。ですからどんな小さなミスも起こさないように細心の注意を払っており、常にスタッフたちにもそう話しています。当社の仕事に対する姿勢は他社よりも厳しいと自負しているんですよ。「完璧にやってみせます!」という自信と仕事ぶりが実績になり、現在の評価につながっていると思います。とても嬉しいですね。

羽田 一つひとつの仕事に真摯に向き合い、地道な努力を積み重ねてこられたことが窺えます。

金子 はい。実はまったく畑違いのように思えますが、この仕事でも、レーサー時代に培ったものが活かされているんですよ。レースではたった1本のビスがゆるむだけで大きな事故につながります。レーシングチームは、勝つために、そしてそれ以上に、事故を未然に防ぐため万全の態勢で準備にあたり、完璧を目指しチーム一丸となって動くんです。その精神が、私の中にたたき込まれているんですよ。

羽田 どちらも“職人”という印象を受けますね。

金子 そうですね。ただ、プロフェッショナルという意味においての“職人”ならば良いのですが、一方で、あまり職人的になりすぎても良くないように思います。つまり「職人気質」と呼ばれるような、頑固で無口な印象を持つ、こだわりの強い“職人”でありすぎてはいけないということですね。なぜなら、私どもの仕事は、個人のお客様のお宅へ伺う機会も多いため、それぞれのお客様のご要望に応じて臨機応変にサービスを提供する必要があるからなんです。たとえば、お客様にわかりやすく丁寧にご説明することなども大切な要素のひとつ。工事だけでなくお客様にきちんと納得し理解していただけるように動くことが大切なんですよ。それができてはじめて、当社が求めている本当の“職人”でありプロフェッショナルだと言えると思います。

羽田 お話も尽きませんが、最後に今後の展望をお聞かせ下さい。

金子 セットアップの仕事からはじまった当社も、その前の段階、つまり通信工事の分野に業務を拡大し、ここまでくることができました。現在スタッフを募集しており、今後もさらにパワーアップして、幅広く工程を手掛けられる体制をつくっていきたいと考えています。私の夢は、自社ビルを持つこと。少しずつ大きくなっていけたらいいですね。

羽田 頑張って下さい!

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─取材記事写真

対談を終えて
「対談中、金子社長がふとつぶやかれた言葉がありました。それは、『この会社には、“思い”が込められている』というもの。時速200〜300kmという命がけのレースの世界で頑張ってこられた社長は、レーサー引退後、自分の進むべき道に悩み、苦しんだ時期があったそうです。人生を終えようかと考えたこともあったそうで、今の生き生きとした社長の姿からは想像できませんね。様々な仕事を経験して道を模索していた社長が、出会うべくして出会ったのが現在のお仕事という気がします。紆余曲折を経ての現在ですから、社長は『レボリューション』に特に強い“思い”を注いでおられるのでしょう」(羽田 惠理香さん・談)

【異業種ネット】月刊経営情報誌『国際ジャーナル』特別取材企画 掲載記事─会社概要

名 称
株式会社 レボリューション
住 所
東京都足立区竹の塚1-14-10-402
代表者名
代表取締役 金子 壽波留
電話番号
TEL 03-5686-1848
掲載誌
国際ジャーナル 2008年8月号
本記事の内容は、月刊経営情報誌『国際ジャーナル』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。