
1級建築士 宅地建物取引主任者
福祉住環境コーディネーター
1級かわらぶき技能士
具志堅 まずは代表の歩みから。
松井 祖父の代から家業として八幡瓦の製造を手掛けており、私は伝統ある八幡瓦製造に重きを置いてきました。しかし25歳のときに解散することになったので、そこで瓦製造という建築の素材作りの立場を改めて、建築についてトータルに学ぶことにしたのです。
具志堅 それはどのような思いから?
松井 建築は全ての工程に関連がありますので、全体を捉えることで各分野の在り方を完成できると考えたからです。そして建築の幅広い知識や技術を修得した後に、「物」と「心(人)」を1つに…という思いで「ハウス(建物)」+「ホーム(家族)」=「ホウム」としたコンセプトで『マツイホウム』を創業し、改めて多能工として再スタートを切ったのです。
具志堅 現在は何名で業務に取り組んでおられるのでしょう。
松井 当社は兄弟3人を中心に運営しており、それぞれが大工としてのノウハウだけでなく、鈑金や水道設備、屋根工事などの幅広いスキルを備え資格も取得しています。ですから「住いの町医者」のように、新築のみならず、増改築やリフォーム、雨漏れなど建築に関するご依頼は何でもお請けさせて頂いています。それに不動産売買・賃貸の仲介も手掛けていますから、住いに関する要望にトータルでお応えできるのですよ。
具志堅 まさに建築におけるスペシャリスト集団と言えますね。
松井 地元での建築に携わる職人としての誇りがありますから、工事の後のアフターケアなどに力を入れておりますので、欠陥住宅などはもってのほかです。
具志堅 その姿勢こそが施主様の安心につながるのですね。ご依頼はこちらの地域の方が中心ですか?
松井 ええ。地域に暮らす人たちが幸せに暮らせる住環境を提供することが我々の務めだと考えています。そのためにも現状に満足せずに、常に新しい要素を逐次採り入れながら技術の研鑽に励み、より良い住いを追求していきたいと思っています。
具志堅 最後になりましたが、今後の展望をお聞かせ下さい。
松井 今後はこれまで培った技術や経験を町づくりや介護の分野にも活かしていければと考えています。高齢社会の現在、病院は長く面倒を見てくれないなど、お年寄りの居場所がなくなりつつあるのです。そこでこの地域に多くある空き家を上手く活用しながら、若い方にも年配の方にも喜ばれる町づくり、住いづくりを行い、地域に貢献していきたいと思います。

▲松井代表のご兄弟である次男・泰樹氏、三男・俊樹氏を交え、ゲストインタビュアーの具志堅用高氏とともに記念撮影