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異業種ネット - e-gyousyu.net -   報道ニッポンについて:21世紀の「今」を生きる経営者へのインタビューを通じて時代の扉を開く特別取材企画「再生日本」をはじめ、「企業家たちの横顔に迫る」「医療と福祉」「Specialistに学べ!」「ニッポンを支える技と心〜VIP・ザ・職人」「いい店 いい人 いい出会い」など、人気企画で構成。地域に根ざした地元企業経営者の生の声を各界著名人との対談取材で表現、充実の特集記事・関連記事で「ニッポン」を斬る──それが月刊グラビア情報誌『報道ニッポン』なのです。
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  代表取締役 岩倉 誠彦「常に上を目指して目標を一つひとつクリアすることで会社を成長させていきたいですね」 local community & human company
経営統合をシステム面で支える移行業務のパイオニア
ロック・ストアハウス 株式会社
代表取締役 岩倉 誠彦
− 略歴 −

企業間の経営合併などが盛んに行われている昨今、重要視されるようになったのが「移行」と呼ばれる、別々のシステムを一本化する作業。スムーズに行えなければ企業の社会的信頼を落としかねないこの仕事を専門に手掛けているのが『ロック・ストアハウス』だ。業界のパイオニアである同社を羽田惠理香さんが訪れ、岩倉社長にお話を伺った。

− 対談 −

羽田 まずは御社を立ち上げられたきっかけからお聞かせ下さい。

岩倉 以前IT関連のベンチャー企業で働いていた際に、某金融機関のシステム移行を手掛けたことがきっかけです。そのときに移行を専門とした事業を行う会社がないことに気付き、ノウハウを蓄積した後、平成11年に『ロック・ストアハウス』を立ち上げました。

羽田 移行とは、どのようなお仕事なのですか。

岩倉 たとえば金融機関の経営統合が行われた場合に、それぞれの預金残高などのデータを一つに統合するといった業務ですね。その際の移行が上手くいかなければ、ATMが機能しなくなるなどの大きな混乱が起こりますし、だからといって別々のままでシステムを運用し続けているとランニングコストがかかります。ですから移行は大変重要な仕事だと言えるのですよ。

【報道ニッポン】取材記事写真

羽田 特殊なお仕事なのですね。

岩倉 ええ。当社は移行専門の会社として国内で初めて設立されましたので、積み上げたノウハウはどこにも負けないと自負しています。お陰様で、大手の金融機関をはじめ、たくさんのお客様からお仕事を戴いていますよ。

羽田 企業統合が加速していますから、同業他社さんも増えてきているのではありませんか。

岩倉 そうですね。今後も需要の拡大とともに追随する会社も増えることが予想されます。当社は業界のパイオニアとして作業のクオリティーとスピードに自信を持っていますが、今後生き残っていくためにはさらなる付加価値を付けることが必要だと考えています。現在そのために、あらゆる企業やシステムで使えるプログラムを開発中です。これが完成すれば、さらなるコストダウンが可能となりますので、お客様にもっと満足して頂けると思います。

羽田 従業員の皆さんの頑張りも大切になりますね。

岩倉 はい。皆自信と誇りを持って、意欲的に仕事に取り組んでくれており、定着率も高いのですよ。私は、会社は皆のものだと考えておりますので、色々なことを従業員と相談、共有しています。たとえば売上げや利益、経費などの情報は彼らに公表していますし、給与は年俸制で、それぞれの働きに見合った分を還元しています。それに、目指すところさえズレなければ自由にしてもらっていますので、皆いきいきと仕事をしてくれていますね。

羽田 社長のモットーは何でしょう。

岩倉 「スーパーポジティブ」です。これまで大変なことがあっても、とにかくポジティブシンキングで乗り越えてきました。たとえネガティブに傾きそうになっても、決して表には出さず、気持ちを切り替えてきたのです。

羽田 では、今後の展望をお聞かせ願います。

岩倉 日進月歩で進化する業界ですから、現状にあぐらをかくことなく、常に上を目指していたいと思います。短期的な目標を作って一つひとつをクリアすることで大きな目標を達成し、会社を成長させていきたいですね。

対談を終えて
「モットーは“スーパーポジティブ”という岩倉社長。その前向きさが、従業員の方々にも良い影響を与えているのでしょう」(羽田 惠理香さん・談)
− 会社概要 −
名 称
ロック・ストアハウス 株式会社
住 所
東京都中央区日本橋小網町9-3 CANAL TOWER 2F
代表者名
代表取締役 岩倉 誠彦
電話番号
TEL 03-3660-9559 FAX 03-3660-6650
E-mail
info@r-sh.co.jp
U R L
http://www.r-sh.co.jp
掲載誌
報道ニッポン 2008年7月号

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local community & human company ゲスト 羽田 惠理香「社長の前向きな姿勢が、従業員の方々にも良い影響を与えているのでしょう」  
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