【異業種ネット】月刊誌『現代画報』取材・掲載記事印刷用ページヘッダー画像
異業種ネット - e-gyousyu.net -   現代画報について:日本の企業の約90%を占め、日本経済を支えている中小企業。生産、販売、サービス、医療、そして情報提供とその内容は違っても、企業運営にかける経営者の胸には、ひとつの共通した思いがあります。「地域と共に成長し、 地域と共に生きる」──現代画報では、その思いを基盤として激流の現代に力強く自らの道を切り開いていく経営者たちにスポットを当て、「地域を育む人と企業」をはじめとした「時代と人をつなぐスペシャリスト」「地域医療に貢献するDr.訪問」「職人魂〜地域で活躍する職人たち」「魂のふるさと〜社寺めぐり〜」「美食探訪 一度行きたいお薦めの逸店」などの独自の対談取材(特別取材企画)を通して地域と共存共栄する企業の在り方を探っていきます。
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  布川 敏和「今後も子ども達を支えていってください!」 local community & human company
生徒の心と真剣に向かい合い“考える力”をサポートする
株式会社 パーソナルアカデミー/進学塾TMC池田
代表 谷 圭祐
NPO法人京都教育サポートセンター 理事・教育相談員
進学塾TMC 講師
学校法人国際学園 星槎国際高等学校 講師
日本心理臨床学会 会員
日本学校メンタルヘルス学会 会員
− 略歴 −

小・中・高校生を対象とした学習塾『進学塾TMC 池田』。難関校突破のための進学指導から、学校に通えない生徒が落ち着いて勉強に励むためのサポートまで、生徒の“考える力”を育てる場として活動を続けている。生徒を指導するにあたって、大切なことは何なのか──同塾代表の谷圭祐氏にタレントの布川敏和氏がお話を伺った。

− 対談 −

布川 まずは、学習塾を開校されるまでの谷代表の歩みを。

谷 大学院生時代に高校で非常勤講師をしていたこともあり、卒業後は学校や大手予備校・大検予備校などで子ども達に勉強を教えていました。

布川 学校の教師と塾の講師……同じ勉強を教えるお仕事ですが、後者を選ばれた理由は何ですか。

谷 私の子ども時代は、塾通いをする子どもが増えてきた時期。私も塾に通っていたのですが、あのころは小規模な学習塾が多かった。小さな教室で、講師は学校の先生と同じように熱心に勉強を教えてくれたものです。その思い出が強く残っており、そんな塾を一つでも増やしたいと思って塾講師の道を選びました。

布川 実際に塾をスタートされて、いかがですか。

谷 近年では、様々な事情で不登校となった子ども達が大勢います。何らかの理由で高校退学を決心する子どもも少なくない。けれど、学校はそのような生徒に対してフォローをする時間がないのです。また、学校に通っていても、心に様々な問題を抱えて悩んでいる子ども達もいます。本人もご家族も、この先どうなるのかと不安を感じている……。当塾では、誰もが安心して勉強できる場所を提供するべく、努力を重ねているのです。

布川 子ども達の“心”と向き合うのは大変なことだと思いますが、やり甲斐も大きいでしょうね。

谷 摂食障害で自力で歩くのもやっとだった当塾の生徒が、専門学校に進学し、「先生に出会えてよかった」とメールをくれた時は本当にうれしかったですね。様々な事情を抱えながらも目標に向かって頑張る姿から、私も様々なことを学びます。

布川 お仕事で難しく感じるのはどんな点ですか。

谷 テストの点数や成績など、子ども達は家族からのプレッシャーを常に抱えています。それを乗り越えるためには、少々厳しく言わなければいけないことも……。教育は、甘やかすだけではいけませんからね。厳しさと優しさの兼ね合いが難しいと感じています。

布川 先生と生徒というよりも、人と人との関わりの部分がとても大切なのでしょうね。現在、多くの学習塾がありますが、こちらの特長は?

谷 大手進学塾では出来ない細やかなフォローですね。生徒や保護者の方に見学してもらい、「自分に合った塾か」をきちんと判断していただきます。無論、生徒側の要望に出来る限り応える努力も欠かしません。

布川 それでは、今後の展望を。

谷 学校と塾、家庭の連携を取り、生徒達の成長を見守っていくことが、私の使命だと考えています。今後も一人ひとりの個性や目標に合わせ、皆が笑顔で新たな一歩を踏み出せるサポートをすべく、業務に取り組んでいく所存です。

布川 私も応援しています。

【現代画報】取材記事写真
対談を終えて
「子どもは両親に見せない面を持っていますから、こちらのように精神面もサポートしてくれる塾はご両親にとって有り難いと思います。今後も子ども達を様々な面から支えていってください!」(布川 敏和さん・談)
− 会社概要 −
名 称
株式会社 パーソナルアカデミー/進学塾TMC池田
住 所
大阪府池田市室町1-8 たいせい池田駅前ビル4F
代表者名
代表 谷 圭祐
電話番号
TEL・FAX 072-754-1823
U R L
http://tmc-ikeda.com
名 称
パーソナルアカデミー 京都校
住 所
京都府京都市中京区三条通河原町東入恵比須町439
早川ビル6F
掲載誌
現代画報 2008年7月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『現代画報』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。

local community & human company 代表 谷 圭祐「生徒達の心に向き合う……それが教育で最も大切なことです」  
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